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【無職の人生初海外は一人旅】タイ周遊記1日目:物価安い!飯が美味い!客引き鬱陶しい!編

仕事辞める前は仕事辞めたら絶対海外旅行行きたいってめっちゃ考えてたんだけど、結局他の事を優先したりお金を使っちゃったりして、去年の10月に仕事を辞めてなんだかんだ9ヶ月も経過してから、ようやく重い腰を上げて海外へと赴いた。

行く場所は微笑みの国タイ。みんな意味もなくニコニコしてんのかな。そうだったらちょっと怖いかもな。

世界の色んな場所に行ってみたいな〜色んな景色を見たいな〜という好奇心はありながら、類を見ない行動力のなさによりこの年まで海外旅行を先送りにしてきた。

でもようやっと行きます。そして行くのは1人です。誰かと一緒だと頼っちゃいそうなのが嫌なんで。まあ友達がいないだけなんですが。

ということで、4泊5日のタイ一人旅スタート。

日本からスワンナプーム空港へ

出発当日、朝四時起きで空港に向かう。

空港に到着してチェックイン、保安検査場を通過して飛行機に乗り込みテイクオフ。

恥ずかしながら25歳にして、修学旅行抜きにしたら、今まで飛行機に一回しか乗ったことなかったんでちゃんと乗れるかドキドキしました。

飛行機から見えたこの積乱雲に雷が光っていてすごかった。


そして6時間ほど飛行機に揺られスワンナプーム空港に到着。

タイ上陸。


人生初海外。

空港内の看板や表示にタイ語が踊る。ブアカーオの広告があった。

ブアカーオ、ステロイダー倒したのかっこよかったよ

当たり前なんだけど、空港内の表示が英語とタイ語しかなくて何書いてあるか全然読めない。海外だと本当に言葉分からないじゃん。まじじゃん。言葉分からなくてもどうにかなると思って来たけど、詰んだか?

表示が読めないから人の流れに乗ってなんとか入国審査のゲートに辿り着く。うっかり捕まったりしないよな?大丈夫だよな?あなたは顔面が著しくキモいのであちらの部屋に移動してください、なんてことにならないよな?

絶対に悪い奴を通さないぞという固い意志が滲み出ているコワモテのおっさんが俺のパスポートを受け取り、機械で何やら指紋と顔のデータをスキャンされる。

そして、俺のパスポートに、ポンっとThailandのハンコが押された。

セーフ!良かった!変態だけど入国できた!

そのまま空港を出て、カオサンロード行きのバスに乗り込む。カオサンロードはバックパッカーの聖地と呼ばれている場所らしい。そこに今日俺が泊まるゲストハウスがある。

乗り込んだバスがドアが開いてる状態で運転し出して文化の違いを感じる。

バス代60バーツ。車内にお金を集める係のおばさんがいて、バスが出発してから代金を集め出していた。ここから先は、1バーツ=4円と頭に入れてお読みください。

カオサンロードに到着。

カオサンロードに到着。ゲストハウスにチェックインし、タイの酒と飯を喰らう

ゲストハウスの入り口のカウンターに小さい子が足をかけてスマホ弄っていた。俺が来たら、その子よりも大きい小6くらいの女の子が足をどかすように何か言って、チェックインの対応をしてくれた。

その小6くらいの女の子が部屋まで案内してくれた。その子の母親とか父親、おじいちゃんっぽい人までカウンターの中にいたから、家族経営なんだろうか。子供の頃から世界中の人が泊まりにくるゲストハウスの店番なんて、すごい冒険心が育まれそうだな。

俺が泊まった部屋の写真↓。

でかいベッドで寝れるな〜。ぼっちの特権!

でかいリュックは部屋に置いてけぼりにして、最低限の荷物だけ身につけて周りをぶらつくためにゲストハウスを出る。

飛行機の中で飲まず食わずだったから、俺はとにかく腹が減っていた。

タイ料理は結構美味いという情報を耳にしていたから楽しみだった。

カオサンロードの様子↓。

こんな感じで道沿いに屋台が並んでいた。

その中の金髪のお姉さんが呼び込みをしていた一店舗に入店。メニュー表の文字が読めないから、なんか美味そうなやつを指差して注文する。

飲み物は?と聞かれて、旅先やし明るい内からビールや!とビール注文。

ビールから来た。

タイのビール。

海外一人旅で一発目に口に入れるものはビールでした。

感想、ビールはどこの国でも美味い。

ビールの後に頼んでた飯が来る。

なんか辛い海鮮とタイ米。

美味い。結構辛い。ニンニクが5、6粒入ってる。辛さがお酒に合うと思う。

タイ飯を平らげお会計。全部合わせて260バーツだった。

カオサンロードを歩いてると、あの植物の看板がよく目につく。

俺が泊まったゲストハウスの真横も目の前も大麻ショップだったからな。

ていうか、大麻ショップとタトゥーショップがまじで10メートル置きくらいにある。そういえばカオサンロード行きのバスの中に、全身タトゥーまみれのスキンヘッドの人いたしな。そっち系の文化圏の人には楽園みたいな場所かもな。

タイの偉い人の写真。至る所に王族のどでかい写真がある。


コンビニに入る。我らが日本が誇るセブンイレブン。

何もかも安いコンビニ

えっとコーラでも飲もうかな…

やっす!

1バーツ=4円だからな?コンビニの500mlコーラが日本円で80円しないとか。日本の半額以下やん。

あとランチパックみたいなやつも88円くらいか。日本だったら確か200円くらいしたよな?

このタイ版レッドブルみたいなやつも80円くらいだった。でも普通の青色のレッドブルは日本と変わらない250円くらいの値段がした。エナジードリンクってコンビニでもスーパーでもどこで買っても値段変わらないけど、まさかタイでも同じなのか。

ワニグリル屋台。ハエめっちゃたかってた。


カオサンロードから見えたなんかの建物。

目指すはワット・アルン。だが…

1日目はホテルに着いて飯を食ったりした時点で夕方の6時くらいになってた。もうあんまり観光できる時間はないけど、一箇所だけ見に行こうと思っていた場所があった。

バンコクには三大寺院と呼ばれているタイを代表する三つの寺院がある。そのうちの一つであるワット・アルンは夜にライトアップされるらしい。

1日目はそこだけ見に行こうと考えていた。

ホテルから歩いて2.5キロほど。カオサンロード周辺には観光客をターゲットにしたトゥクトゥクやタクシーがめっちゃいる。

ネットの情報だが、彼らはぼったくろうとしてくるから交渉しないといけないらしい。

だけど、それもこの旅行でやりたいことの一つだった。

タクシーの配車アプリを使えば面倒な交渉もせずに正規の値段で済む。だけど俺はぼったくり野郎との駆け引きを楽しみたい。

道を歩いていたら俺と目があったタクシー運転手のおっさんが話しかけてきた。

俺がワットアルンまで行きたいと言う。

するとスマホで400と表示して見せてきた。

400バーツ=1600円ほどか。

そもそもこっちのタクシーに乗ったことないからその額がどの程度ぼったくろうとしてるのか全く見当も付かないが、とりあえず俺は大幅な値切りに踏み切った。

40と表示したスマホの画面を見せる俺。

一瞬にして鼻で笑い、別の通行人へと目を向け出すおっさん。


お話しにならない額だったらしい。


俺はそのおっさんとの交渉を諦め、また道を歩き出した。

道を歩いていると、無限にトゥクトゥクやタクシーの運転手が声をかけてくるが、俺は正直もう疲れていて交渉する気力もなかったから、今日は徒歩で移動しようと決めた。往復5キロほどなら大して辛くないだろう。

バンコクの夜道


Googleマップを見ながら、目的地のワット・アルンへと向かう。ワット・アルンは川を挟んだ向こう岸にあるらしくて、渡り船の運航時間はもう過ぎてしまっていたから側に行けないことは分かっていたけど、川越しに見ればいいと思っていた。水面に映るライトアップの様子はむしろ綺麗だろう。

2.5キロとか余裕だろと思ったけど、実際に歩いてみると結構長かった。ワット・アルン行きの船の発着所周辺の場所までようやく着いたが、あれ、ワット・アルンらしきものが見当たらない。

マップ上は目と鼻の先まで来てるんだけど、川沿いには壁があってどこにいけば川の向こうのワット・アルンを拝めるのかが分からなかった。

次の日にまた行ってみて、ちょっと奥まった所に渡し船の発着所があることに気付いたけど、もう1日目は暗くなってたし疲れてたしで早く休みたかったから、お目当てのワット・アルンが見られる場所を見つけ出ことは諦めて、ホテルに帰ることにした。

帰り道で、トゥクトゥクの運転手が、200バーツ!安い!安い!と日本語で話しかけてくる。

俺がNo!と言ってもしつこく着いてくるのが鬱陶しい。露骨に足元を見られてる感じも腹立つ。

体力的な疲労と無駄足だった気落ちと客引きへの苛立ちで、人生初の海外旅行1日目にしてナイーブになり出した俺のポストがこちら↓。

なんか旅行来たけど速攻で家に帰りたくなる時ってありますよね。

なぜかタイまで来て、(俺ってさっさと再就職した方がいいだろ…)とかって考えだしていた。

そんな感じで1日目終了。サイキのタイ周遊記どうなることやら!

続く

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