見出し画像

水中毒について誤解のなきようレビューします。

※この記事は過去の記事をリライトしていますので、情報が古い可能性がありますが、考え方自体は変わらないので、リアルタイムに活かすことができると思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいきましょう。

自己紹介はこちら↓


先日、夕方にテレビのニュースを見ていたら水中毒の特集をしていたのでレビューします。
「水中毒」というと精神科ではよくある症状です。
とはいえ、軽い症状ではありませんので誤解がないように解説します。


誤解しないで!

中毒というと急性薬物中毒や急性アルコール中毒を連想します。その場合、救急車で運ばれたり、最悪の場合は心停止ということにもなります。

一方、水中毒の場合、水自体は無害です。
しかし、症状は他の急性中毒症状と同様に痙攣、意識障害、混迷、心停止などに発展してしまう可能性はあります。

ここで誤解して欲しくない事は水道水自体は無害ですし、
世に出回っている飲料水は無害だということを抑えておいてください。

水の飲み過ぎが原因です

この水中毒は水の飲み過ぎが原因です。
精神科での水中毒は【口渇・不安】から大量に水を飲むという行動に出てしうまうために中毒症状に発展してしまいます。

私の働いている職場では患者さんの体重が日内変動+3㎏になると体がフラフラしたり、コミュニケーションが成り立たなくなってきます。

こんな状態が続けば意識障害〜心停止ということにもつながります。
この夏、天災なほど暑く、水分摂取をたくさんする人はいると思います。
健康な人も一気に2ℓ、3ℓ・・・と大量に水道水やお茶、ミネラルウォーターなどを摂ると痙攣や、意識障害を起こしてしまう可能性があります。

この原因は低ナトリウム血症になってしまうことが原因です。
血液内のナトリウム値が低くなり、生命を維持することができなくなってしまうということです。
そんな量を飲んだ経験はないかもしれませんが、大量に飲んでいるとこんなことになってしまいます。
対策としては適度に塩分の補給やアクエリアス等のスポーツ飲料を飲んだりすることも有効です。
私は畑仕事で大量に汗をかいたら水分補給ときゅうりの漬物を食べて塩分の補給をしています。


精神科では良くある症状だけど試行錯誤の連続

この「水中毒」という単語って精神科では結構メジャーなキーワードですが、業界を知らない人からすると
「中毒って?!」「水ってやばいの?!」と誤解を生んでしまうと思います。ですので、正しい知識を知って頂きたくレビューしました。

精神科における水中毒は患者さんの口渇という喉が乾くと感じてしまう副作用や水を飲むことで不安が取り除かれるという歪んだ認知の先に引き起こされる中毒症状です。

この行動の補正や認知の補正をするために日々私たちは試行錯誤をしています。
水分摂取量を記録したり、水道水を止めたり、飲むことを申告制にしたりすることもあります。

なぜなら生死に関わることで、これに対する明確な対応方法はありません。
ですから、試行錯誤を繰り返しています。

私たちの生活に当てはめて考えてみる

ニュースでちょっとショッキングなキーワードを聞き、心配になったり不安になったりするかと思いますが、調べてみれば全然怖い事はありません。
水中毒だって同じです。
適切に水分摂取をして、適切にミネラル(特に塩分)を補給すれば恐る事はないと思います。
このコロナの騒ぎも同じです。
感染者が200人、300人・・
重傷者が〇〇人・・・
と、メディアは騒ぎ立てますが、アメリカやインドの感染人数の増加スピードをご存知でしょうか?
日本はすごく優秀だと思います。
とはいえ、医療体制が逼迫してしまう事は懸念しないといけないですが、もっと視野を広く持ち、情報に踊らされないようにした方がいいと思います。



まとめ

今回は水中毒という一般的には知られていないワードについてレビューしてみました。
真夏の熱中症対策で水分補給は必ず必要なことですが、水やお茶などのミネラルが入っていない水分を大量に摂取すると、血中の塩分が低下してしまうということをお伝えしました。

正しく怖がり、情報収集をして、適切に対処すれば怖い事は何もありません。
コロナウイルスも距離をとり、感染しやすい場所を避け、良く寝て、よく食べて・・・
かかったかな?怪しいな?と思ったら、保健所や専用ダイヤルに相談する。
慌てずに落ち着いて行動できるように、『もしも』の時の経過を整理しておくといざというときに役に立つと思います。

このブログでは投資や資産運用、成功へのマインドを発信していますが、本業であるメンタルヘルスの分野も発信していますので、ご参考にしていただけたら幸いです。
TwitterやFacebookでも情報発信をしているのでフォローしていただけると幸いです。
インスタではガーデニングについても発信しています。
こちらの記事もご覧ください。

WordPress Blog : クレイフィールドのアウトドアブログ

Twitter : @clayfild4works
Facebook : @shinoBLO


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?