ClassQ(質問力を磨く)

ClassQの公式noteです。 シリーズ「安全の国をつくる」連載中。 帝京大学の学生…

ClassQ(質問力を磨く)

ClassQの公式noteです。 シリーズ「安全の国をつくる」連載中。 帝京大学の学生が運営しています。 ご連絡:classq.qbs@gmail.com(ClassQ学生事務局)

マガジン

  • 安全の国をつくる

    • 7本

    「安全の国をつくる」を開催したClassQ学生やOBの書いた記事をまとめます。

最近の記事

『ClassQ卒論・卒論計画発表会2023』を実施しました!

 こんにちは!ClassQ QBsの小澤太己です。  2月13日(火)に帝京大学霞ヶ関キャンパスで行われました、『ClassQ卒論・卒論計画発表会2023』の模様をご報告します!  ClassQ所属の4年生1名による卒論発表と質疑応答、3年生4名による卒論計画の発表と質疑応答を行いました。 卒論発表 小林才貢「フリーライダー発生のメカニズム」 ClassQゼミ(Qゼミ)生の小林才貢(法学部4年)が卒論報告会を行いました。  ClassQで3年間学ぶ中で、様々なチームワークを

    • 論説「日本のトラック業はどこへ向かうのか」【安全の国をつくる】

      (文責・村岡和春)  ついに年が明けて2024年となり、日本の物流業を騒がせている問題が目前に迫った。  2024年4月1日をもって働き方改革関連法における「適応猶予事業・業務」に指定されていた事業の猶予期間が終了し、時間外労働の上限規制が設けられる。そして、自動車運転の業務、つまりトラック運送業も時間外労働の上限規制の対象となり、これによる運送機能の低下が懸念されている。  あまり多くの人の関心が向かず、テレビ番組やネットニュースの記事でも大々的に報じられることが少なくな

      • 進むコメ離れ コメ中心のライフスタイルで日本の食料自給率を救え

        【安全の国をつくる】第7回 黒瀬さん取材レポ 一日三食、コメを食べる人は日本にどれほどいるだろう。日本の主要作物であるコメを食べ、守っていくことが、今後の日本の自給率を支える鍵になるのではないか。「ほんの少しのライフスタイルの変化だけでも、日本の自給率は大きく変わる――」。そう語るのは、秋田県大潟村で農業を始めて17年のコメ農家、黒瀬友基さんだ。  NHKのデータによれば、62年前の1962年に比べると、現在のコメの消費量は半分以下にまで落ち込んでいるという[1]。食の多様

        • 10年後も日本は飢餓に陥らぬ国なのか

          急激に変化する大潟村の風景から見る日本の課題 近年高まる日本の“食料危機論”。それに対して実際に秋田県大潟村で農業を営んでいる松橋拓郎さんは、日本の現状を冷静に捉えられていた。 「(1年であれば)食料危機は思ったほどではないと思う」  食料危機論とは戦争などの有事になった際に多くの日本人が飢餓に陥るというものだ。地球温暖化の進行に伴って(「質問力を磨く」の教材でもある)読売新聞の紙面に載ることも増えてきたような気がする。果たしてどれほど深刻なのか、取材を通していろいろ見え

        『ClassQ卒論・卒論計画発表会2023』を実施しました!

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        • 安全の国をつくる
          7本

        記事

          モノがあっても運べない【安全の国をつくる】第6回開催

           社会を支え、血液とも呼べる日本の「物流」が、2024年4月を目前に深刻な問題を抱えている。  2023年10月28日(土)帝京大学 霞ヶ関キャンパスにて、「安全の国をつくる 〜モノがあっても運べない〜」が開催された。ゲストとして、南日本運輸倉庫株式会社の石川健太郎氏と川島啓靖氏にご登壇いただき、講演された。また、帝京大学 法学部 法律学科 4年の小林才貢と帝京大学 経済学部 経営学科 3年の村岡和春が指定討論者として、それぞれ事前取材を元に議論を行なった。 「物流の202

          モノがあっても運べない【安全の国をつくる】第6回開催

          青舎祭(学園祭)に出展します!

           こんにちは!  10月14日(土)、10月15日(日)に行われる青舎祭(学園祭)にClassQからブースを出展します。メインの企画として、「企業が求める学生」「学生が求める企業」について中小企業の経営者の方と語り合う会と、体を使ってチームワークを行いながら『質問力を磨く』を体験できるイベント「体Q」の二つを開催します。  そのほかにも、そもそもClassQとは何か、どんな活動をしているのかも説明します!  ClassQは教室外にも学びのフィールドを持っている授業です。毎週

          青舎祭(学園祭)に出展します!

          身近にある森林に気づくために【安全の国をつくる】第2回開催

           日本の国土およそ3分の2を占めている森林。管理が行き届かず乱雑に生えた木々が腐り始めるなど、日本の安全が足元から崩れ落ちる瞬間が差し迫っている。  5月20日に帝京大学霞ケ関キャンパスで開催された第2回「安全の国をつくる」では、森林問題に切り込んだ。NECソリューションイノベータ(株)でICTによる林業の見える化を進めている川﨑貴夫さんが登壇し、講演していただいた。また、帝京大学経済学部3年の小澤太己が指定討論者として、1年間森に通い得た知見を基に議論を行った。 森林の価

          身近にある森林に気づくために【安全の国をつくる】第2回開催

          質問力を磨こう!マラソンQを開催しました!

           こんにちは!  ClassQ QBsの山口響己です。  5/13(土)に帝京大学八王子キャンパスにてマラソンQを実施しました。 マラソンQってなぁに? 皆さんは新聞を読むでしょうか?「質問力を磨く」では新聞を使って授業を行います。マラソンQとは、「質問力を磨く」の授業内イベントのことです。社会人と学生がチームを組み、「自分以外の誰か」になりきって、社会の問題を考えます。 どんな人が参加しているの? 私たちQBsはもちろんのこと、社会人も参加してくれました

          質問力を磨こう!マラソンQを開催しました!

          論説「私たちの食卓に目を向けよ」【安全の国をつくる】

          (文責/写真・佐藤一平) 食料危機 安全の国をつくるにあたって、食料自給率向上はひとつの重要な論点だと考える。まずはひろく国民を巻き込んだ大きい議論を始めたい。  「安全の国をつくる」のチームワークで印象的だったのは、「国民の合意」という言葉を使った発表がひとつしかなかったことである。農産品価格の下限を農林水産省に設定してもらうといった発表もあり、国に何とかしてもらうという志向が強く、総じて食料自給率の問題を他人事に受け止めているように感じた。実際のところ、食料自給率を普

          論説「私たちの食卓に目を向けよ」【安全の国をつくる】

          学生と考える「食料自給率を上げるためには」 【安全の国をつくる】初開催

           ロシアによるウクライナ侵攻が始まって1年余り。私たちは平和な日常が瞬時に壊れ、それを取り戻すことがどれだけ難しいのかをまざまざと見せつけられた。私たちの国、日本は安全なのか。安全とはどのような状態なのか。安全は防衛費をGDP比2%以上へ引き上げることで担保されるものなか。  たくさんの問いを多くの人と一緒に考えていきたいと、私たちは2023年2月25日、帝京大学霞ケ関キャンパスで「安全の国をつくる」を開催した。帝京大学の松本美奈客員教授と私たち帝京大学の学生が始めた課外授業

          学生と考える「食料自給率を上げるためには」 【安全の国をつくる】初開催

          note始めます!

          はじめまして! 帝京大学ClassQ QBsです。 私たちは、帝京大学で開講している「質問力を磨く」(ClassQ)の履修生、QBsです。 「安全の国をつくる」や「森+」といったプロジェクトを通じて、各々が持つ問題意識の解決に取り組んでいます。 それぞれのプロジェクトについては後日別記事でご紹介します! このnoteでは定期的に私たちの取り組みを発信していきます! 多くの方と一緒に学んでいくことを目指しています。 どうぞよろしくお願いします。 2023年4月25日 C