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Oculus2とWindowsPCをワークスペースアプリで接続するのに大変苦労した話

こちらの記事の続きです。immersedの登録で苦労した話を書いていきます。まずは脚注の解説から。

脚注解説

脚注※1『Immersed Agentのデフォルトウィンドウの形』
Immersed Agentを開くと、↓のウィンドウが開きました。

このウィンドウ、真ん中の白いバーをクリックしたら文字が打てそうですよね。打てます。ただ、デフォルトのウィンドウの大きさだと、打っても何にも打ち込まれていないように見えます。

この解決のために5時間くらいかかりました。

ウィンドウを広げてみると、こうなってます。広げるだけでよかったんです…。溶かした時間に肩を落としながらメールアドレスとペアリングコードを入れる(=ログインする)と、無事接続ができました。なぜオレはあんなムダな時間を・・・。

ログイン後、↑の表示が出れば接続完了です。

脚注※2『wifidirect機能の重要性』
↑の画像のウィンドウ下部真ん中に「Wi-Fi Direct…」のボタンがあるのが見えるかと思います。調べてみると、PCをWi-Fi無線の発信源にして、VRデバイスをWi-Fi接続するための機能とのことです。
僕の環境では、Wi-Fi Direct機能でPCとOculus2を接続しないと、VRのimmersedアプリでPCを認識できませんでした。同じSSIDのWi-Fiにつなげば認識できるのではと思ってましたが、直接接続しないと認識は難しそうです。Wi-Fi Directのボタンを押すと、SSIDとパスワードは既に入力されているので、「Start」ボタンを押すだけで機能が使えます。SSID、パスワードは任意のものに変更可能です。

脚注※3『ケーブルがないとWi-Fi Direct使えねえ!!』
Wi-Fi Directと名乗るからには無線接続なのかと思っていましたが、Wi-Fi DirectでPCを接続しただけではVRのアプリ内でPCを認識しませんでした。
↓のケーブルで接続をした上で、Wi-Fi Directで接続をすると、VRのアプリ内で認識できました。

ただこれは、PCのスペックによって変わる現象かもしれません。

その他の苦労話

VR空間で勉強をしたいなと、軽い気持ちで思ったことがすべての始まりでした…。

workroomsでリモートデスクトップできなかった
まずはVR会議アプリworkroomsを使ってみました。アプリを落として、アカウントを作って、VRで会議室を作り、PCとOculus2を接続するアプリをダウンロードして、ログインして…までは良かったです。ここから本来であれば接続用アプリ上でVRの名前が表示されるはずなのですが、されない。

無線接続いろいろ試してもずっとこの画面!

この時点では有線ケーブルを持っていなかったので、ひとまず無線でPCとVRを接続をすれば互いを認識させられると思ってました。
Bluetooth、Oculus air link(Oculusアプリ)の接続を試しまして、ダメでした。以下試したときの詳細です。

Bluetooth接続ができるけどできない

Bluetooth接続は「設定」>「試験中」>「Bluetoothペアリング」から可能です。ペアリングページで「新しいデバイスとペア設定する」からBluetooth接続可能な機器を選択できます。ここで自分のPCを選択して、PCとOculus2で「接続成功」メッセージを確認。

しかしながら、2秒ほど繋がったと思うと、すぐに接続が切れます。何度やっても、自分のPCが『以前接続されていたデバイス』に分類されるばかりでした…。接続できるけどできない、の所以です。PCでBluetoothサービスの再起動なども試しましたが接続できず、諦めました。PCのスペックの問題な気がしますが…。

Oculus air linkもできない

air linkアプリの説明通り、PCとOculus2を同じSSIDの5GHz Wi-Fiにつなげて、PCでOculusアプリを開いてたんですが、PCとOculus2が互いを認識しませんでした。こちらの理由は調べたところ、PCのスペックが低い、そもそも無線接続できない、あたりだと思われます。ちなみにPCをルータと有線接続してもair linkはできませんでした。

この2つを試した段階で無線はダメだと理解し、ケーブルを買いました。ちなみに無線接続トライで休日の8時間くらいが消えました。ケーブルも候補が10種類くらいあるので悩みましたが、買ったのが使えるもので本当に良かったです。

スクショを端末に送れない

この記事を書くのにスクショを送ろうとしたときに、Oculus2のみでできるのは↓2つです。
・Facebook message経由で1枚ずつ画像を送る
・Google photoに1枚ずつアップする
膨大な時間がかかるのが嫌で調べたら、開発者用アプリ『Side Quest』をインストールしてアカウント作成→有線ケーブルでPCとOculus2を接続して「デバイスの許可」を行う、が解決策としてありました。
ケーブル接続したら許可が出る、はずなのですが、自分の環境では出ず…。以下で解決しました。

有線ケーブル接続したら、Bluetoothペアリング画面で設定

USB3.0つきのPCであれば、Bluetoothペアリング画面で接続中の端末が表示されるはずです。USBマークにSSがついてれば3.0です。
スクショ画像を送る場合はまず、ペアリング画面でデフォルト「何もしない」から「ファイル転送」を選択します。するとエクスプローラー上で『quest』の名前でデバイスフォルダが表示されます。これで画像を引き出し放題です。Macも同じようなやり方でできるのではないかと推察…断言できず申し訳ないです…。AndroidはUSBコネクタがあればペアリング、スクショの送信が上記手順で可能です。

immersedの悩み

バーチャルデスクトップを誤クリックで増やしてしまった時に、消せないんですよね…。そのうち消し方が見つかればいいなと思いながら使ってます。

消せなくても不便はないんですが…。

最後に

ここまで長々とVRとPCの接続方法や苦労話を書いてきましたが、VR空間で勉強をするだけなら、もっと簡単な方法がありました…。それはこうです。

①VRホーム画面でgoogleを検索
②googleのブラウザを開く
③勉強サイトを開いて勉強

…おすすめです。

VR空間で勉強するための準備を始めてから、immersedでバーチャルディスプレイを表示するまで
かかった時間:約32時間
かかった金額:1909円(送料込み)

クラスアクトとは

”世代を超えて永続する一流の組織であること”
”ここで働く人が自分らしい幸せを感じられること”

これこそが、クラスアクトが目指す会社のあり方です。
SDGsの達成目標にもある通り、働きがいも経済成長もある社会の実現に
貢献していきたい。
社員のみなさんが、出産や育児などのライフイベントを楽しみながら、一流のエンジニアを目指せる環境を用意していきたい。
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