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デザインの勉強方法ってどうやってます?

クラスフォーナインに来られる方も、デザインは初心者という方が多いです。まれに、いきなりええ感じのものを作られる方もいらっしゃいますが、普通はどうやったらいいか迷子状態の方が多いです。

まずは、良い悪いの判断ができるように

これは自分的に良いデザインで、これはイケてないデザインという判断をできるようにしたいですね。
じゃないと、実際自分が作ったものがイケてるのかイケてないのかがわからない=>イケてるものは作れないことになります。

方法1:車両の広告や、商業施設の広告で今日の一位を決める!

乗った電車の車内の中吊り広告やPOPから、その日の1位を決めます。
で、なぜそれを良いと思ったかを分析します。
フォント?写真?コピー文言? 色? 
ホントは写真撮れたらいいのですが車内はご法度ですからね。

方法2:よくないデザインを集める

いやらしい方法ですが、通常見本にしたいデザインを集めることが多いですが、私は性格悪いので、新聞とかに挟まってたりポスティングされたりしたチラシなどのあかんやつコレクションを作っています。
これも、なぜ良くないと思ったかを分解して分析します。
ちゃんと口に出して言えるように。

良くないデザインコレクション

方法3:悪いと思ったものを作り直してみる

少々手間がかかりますが、ツールに慣れてきていたら、実際に悪いと思ったものを自分ならこうするというデザインとして作り直してみるというのもいいですね。テキストの拾い出しや写真を探したりで少し手間がかかりますが、やって見る価値はありますね。

同じ掲載内容で、モディファイ

サムネールを描く用にちっちゃいメモパッドを使う

レイアウトのサムネを描くのに、あまり大きなノートを使ったりスケッチブックを使ったりはしないように。
丁寧に細かく書き込むのもダメ。ざっくりと大きな配置、要素をどう使うかが自分でわかればいいので、小さいメモパッドにボールペンなど消せないもので描いていきましょう。失敗したら次のページ、次のページという形でどんどん描いていきます。(もちろん、大きなノートに小さくたくさん描くというのもありです)スピーディーに後で失敗もみかえせるように、残していきます。

自分の見せるのは、そうとうはずかしい!

コレクションは、ファイリング、SNSを活用

デザインの見本にしたいものは、クリアファイルなどにファイリングがいいですが、今どきだとインスタに専用アカウントをつくって、気になったデザインはコメントを添えてシェアするというのもいいかなと思います。ピンタレストでもいいですね。

https://www.instagram.com/class99.99/

これはclass99.99のインスタです。デザインコレクションも兼ねています。
(よかったら、フォローお願いします!)

映画のチラシ、ショップカードなどは、お店に入ったら反射的に頂いてきましょう!

カードコレクションファイル

大喜利デザイン授業

とはいえ、photoshop.illustratorを少し使えるようになってきたけれど、アートボードを前に途方に暮れる方をいままでたくさん見てきました。
ということで、最近クラスフォーナインとか学校とかではじめたのが、大喜利デザイン!

生徒さんから、リクエストを貰ってその場でチラシをデザインして仕上げるプロセスをお見せするものです。
なかなかのどMな授業です。毎回、ひや汗かきます。
テーマについて調べ、ラフスケッチ描いて、素材を探し(素材は、PCで探せるものしかダメなんですが、権利関係もこの場合は勘弁してもらっています。)、レイアウト、素材調整・作成、フィニッシュまでだいたい40分から1時間で、解説をしながらお見せするというものです。ほんとはもっとじっくりやりたいのですが、授業時間として取れる時間が限られているのと、1時間超えると生徒さんも多分退屈してくるんですね。
カフェとか、コンサートとかわかりやすいものだったらいいのですが、たまに指定ブランドとか、指定イベントで行ってこられるとかなりパニクります。(一番困ったのが、はだしで六甲山に登ろう!というイベントのチラシ。裸足で登山している写真がどうしても見つからないので、いろいろ組み合わせてなんとか合成)

大喜利デザインで作ったもの

これは割と効果があって、どう手を付けたらいいかわからなかった人が、まずこうするんだなというのが理解できるようで、最後には結構な大作を作ってくれる人もたくさんいます。

UnsplashFirmbee.comが撮影した写真


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