就活を恐れる全ての学生へ
就職活動前もしくは最中の学生からすると、世間で働いてる人間みんなすごいですよね。
ごまんとある企業の中から自分が行きたいところを見つけて、
緊張する面接を何度も乗り越えて、一日8時間も9時間も働く生活を20年、30年と続ける権利を獲得する。
やばくね?
ボランティアとかしてみる?インターン申し込んだ方がいい?合同説明会は?OB訪問は?
不安なことは沢山あると思います。
私自身は、超有名企業からいくつも内定をもらった!とか、
めっちゃすごい会社で働いている!とかいうわけではありません。
が、就職活動及び働き方に関しては言いたいことが山ほどあるので、この場で共有できたらな と思います。
まず一番のアドバイスは、焦らないこと。
早く内定をもらうことが勝負ではないし、
名の知れた企業に就職することが勝ちでもありません。
自分の生きたい人生に合った会社、勤務地、働き方を得ることが一番のゴールです。
自分の夢はなんなのか。何をすると楽しくて、何をするのが嫌なのか。
どんな人生を、どこで、どんな人たちと送りたいのか。
焦らず、じっくり、本当に進みたい道が見つかるまで探しましょう。
前述しましたが第二のアドバイスは、本当に行きたい会社を見つけること。
数多くの説明会に行き、エントリーシート(ES)を書いて面接を受けることが就職活動のメインだと思っている人は多いですが、違います。
自分が行きたいと思う会社を見つけることが、就職活動のメインです。
ESを書くには、その会社について超勉強する必要があります。
採用サイトのみならず公式ウェブサイトを隅々まで読んでビジネスの全てを学び、エゴサーチをし、好評も悪評も見る。
その上で、本当に入りたい会社か? と問う。
そうするうちに、その会社への愛情が芽生え、もっと行きたくなるはず。
よく聞かれる同業他社ではなくなぜその会社なのか、この質問にも楽々答えられるでしょう。
よく勘違いされる方がいますが、ESは私はこんなにすごい人間なんです!
というアピールをする場ではありません。
ひとつを書いて、転用できるようなESは、採用者にも響きません。
ESはラブレターみたいなものです。
「見て!私!すごいの!かわいいの!」と言っている手紙より
「私はこれだけあなたが好きで、こんな共通点があって、一緒にこんなことがしたい」と書いてある手紙の方が響きますよね。
もちろん、釣りと山登りが趣味だと公言している彼に
「一緒にマカロンを作ろうよ♡」と言っても響かない可能性は高いですが(笑)
これをするには
・自分のことを知る
・企業のことを知る
・適切な表現を探す
全てをこなさなくてはなりません。つまり、とにかく考え、調べるのです。
また、企業の募集要項に引っ張られすぎるあまりに
自分を寄せていってしまうのも、良くない例です。
これが第三のアドバイス。あくまでも主体はあなた。
自分というフィルターを通して、企業が自分に合っているかを見極めましょう。
ESも面接も、虚偽は誰の得にもなりません。
等身大の自分でぶつかってマッチしない場合は就職しても違和感は消えないはずなので、
1,2年後に 「価値観が違うから」 と別れる羽目になるか、
「まじでうちの旦那最悪。」と文句を言いながら暮らすかです。
最後になりましたが、一番大事なこと。
就職活動で人生が決まるというのは、大きな誤解です。
どれだけ自己分析をして、企業を研究しても、
本当に入社して同期や先輩、上司と働いてみるまで、実状というのは分かりません。
また年を重ね、環境が変化するうちに、自分の価値観も変わってきます。
違ったと思えば、やり直せばいい。方法はいくらでもあります。大丈夫。
ご清聴ありがとうございました。
※参考までに、私が人生をやり直した話も載せておきます。
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