在りし日に：テレビ番組のための対話④

【過去の記録◆2021年12月31日 No.1】

Clara（Ｃ）「電動車椅子って、いろいろ審査があったりするやないですか」
［注：審査を通って使用できるまでに、日数も時間も体力も気力も要る、と聞いています。］
香取さん（Ｋ）「はい」
Ｃ「でも、これ箱で送られてきて、家で組み立てて、ほんで、もう、すぐに乗って」
［注：わたしはCOGY（足こぎ車いす）を医療機器メーカーの展示品処分で手に入れました。］
Ｋ「そうですね。特別なメンテナンスが必要なわけでもなさそう…………っていうか、無いでしょうね、たぶんね」
Ｃ「空気は」
Ｋ「あ、空気は」
Ｃ「わりと入れんなんけども」
［注：わたしはCOGYの超ヘビーユーザーなので。］
Ｋ「それも、自転車のタイヤに入れる空気入れで入っちゃいますもんね」
Ｃ「後ろの駆動輪が古い空気入れでは入らなくて」
Ｋ「この、（駆動輪のタイヤの）幅の問題なのかな」
［注：『高圧フットポンプ』という空気入れを使います。大きいタイヤには古い空気入れでも入れられます。ヘビーユーザーでなかったら、駆動輪まで空気が減ることは稀かも。］

◇写真はテレビ番組の撮影中。「COGY（足こぎ車いす）」の駆動輪を指で差したり、わたしが周りを回りつつ話すので、その場でクルクル回りながら会話する香取さん～特定非営利活動法人『希少難病ネットつながる』理事長《2021年12月26日まで》◇