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並んで話しながら歩ける足こぎ車椅子

【過去の記録◆2020年10月17日】

「COGY(足こぎ車いす)」で移動したとき、
「どうやって来たの?」と訊かれたら、
「新幹線の駅から友だちと30分歩いてきた」
と、無意識に口走っています。
 感覚としてはそうなのです。

 誰と歩いても、わたしのほうが速いため、
友だちに合わせて、ゆっくりと漕ぎます。
 電車に乗ると、人混みと騒音で疲れ果て、
ひさびさに会っても会話ができないけれど、
歩けば話ができると友人にも喜ばれます。

 テレビ『ザ・ノンフィクション』の撮影を
していただいた日にも、ほとんど止まらずに
香取さんと長い話ができました。
(熱意をこめてCOGYを語っているわたしは、
こぶしを握っております。見えますか。) 

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 並んで歩けるから話ができるのです。
 COGYに替える前は、いっしょにいるひとと
話せませんでした。

 脚に障害があると背中や首が硬くなって、
聴覚にも影響しますし、身体を捻れなくて、
後ろで車椅子を押してくれているひとの声が
聞き取れなかったのです。

 こちらの声も届かないため、車椅子の先が
前を歩いている方やエレベーターの奥の壁に
当たりそうになると脚をあげて合図を送って
いました。当たる寸前に自分の力で反射的に
足を引っ込められるなら指を痛めませんが。

 COGYだと安心していられるし、安全です。
恋人とは手を繋いで歩くこともできますよ☆

 でも、わたしは誰にも勧めはしません。
 COGYで歩むことを選ぶのは本人ですから。

 そういう考えをこの動画で語っています。

◆COGYに関する相談は以下の連絡先へ◆
「香取さん」の名前を伝えれば話が通るそうです。

開発会社(株)TESS 問合せ先

TEL 022-353-9707
FAX 022-353-9708
メール info@h-tess.com

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