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GOOGLEアナリティクス 分析・改善4

2-4 間接的に効果がある集客はどれだろう?起点とアシストを評価する

「コンバージョン率が高いのは直接流入の訪問ばかり。でも直接流入の本門者を増やすのは難しそう」そんな悩みを解決するのが、集客施策の間接的な貢献を可視化するマルチチャネルレポートです。

ユーザー単位で流入の変遷を見る

集客レポートでは、コンバージョンしたときに訪問した流入元のみを表示します。間接的なコンバージョンを明らかにするのが「マルチチャネル」レポートです。

「マルチチャネル」レポートを見てみよう

「コンバージョン→マルチチャネル→概要」をクリックします。

グラフ下の 総コンバージョン数は〇〇でした

      コンバージョン数 〇〇

      アシスト コンバージョン〇〇

これは成果の発生回数が〇〇回で、そのうち〇〇回はアシストがあったことを表しています。

マルチチャネルレポートの活用上の制限

・コンバージョン発生日から最大90日前まで確認可能
・集計の都合上、当日と前日のデータはレポートに表示されない
・通常のセグメント機能は利用しない
・「Direct」の流入量は他のレポートより多くなる
・総コンバージョン数には、Eコマーストランザクションも含まれている
・チャネルの定義は「MCFチャネル」のルールが適用される

「MCFチャネル」グループ8種類
・Display  メディアが「display]か「Cpm」広告配信ネットワークが「content」に設定されているGOOGLE広告の接点も含まれます
・Paid Search   メディアが「cpc」か「ppc」 google広告検索ネットワークなどの検索エンジンから流れ
・Other Serch メディアが「organic」検索エンジンによる無料検索から
・Scial Network     約400のソーシャルネットワークからの流れ
・Referral                ソーシャルネットワーク以外のWEBサイトからの流れ
・Email         メディアがEメール
・Direct             WEBサイトのURLをブラウザに入力したか、ブックマークからサイトにアクセスしたユーザーによるセッション

「アシストコンバージョン」レポートを見てみよう

・コンバージョン→マルチメディア→アシストコンバージョンをクリックします。
エクスプローラでは、「アシスト接点の分析」「起点の分析」「コンバージョン」の3つのレポートが選択できます。
「起点」は集計期間での「最初の流入元」に該当し、アシストは該当期間での「コンバージョンした時の流入元以外のすべての流入元」に該当します。


・アシスト接点の分析

アシストとしての貢献度あいがわかります。

・起点の分析

各チャネルの起点としての貢献度合いはどうでしょうか?「ディスプレイ」が起点としての貢献率が一番高く、反対に「ノーリファラー」「参照サイト」は起点になりずらいことがわかります。
それは0に近い数値は主に終点として貢献1に近い数値はコンバージョンの終点であると同時に起点としても貢献した1よりも大きい数値はコンバージョン経路の起点としての役割が大きかったことがわかります。

「コンバージョン経路」レポート

「コンバージョン→マルチチャネル→コンバージョン経路」をクリックします。この表は、実際にユーザーがどの順番でチャネルを経由してコンバージョンしたかがわかります。具体的な順番を見ることで、ユーザーがどのような順番でサイトに触れているかを把握することができます。

「所要期間」レポート

「コンバージョン→マルチチャネル→所要時間」をクリックします。
コンバージョンにかかった日数が棒グラフで表示されます。画面上部の「ルックバックウィンドウ」の期間を設定すると、31日以上のグラフが表示されます。

「モデル比較ツール」の7つのモデル

どのモデルを使うかはサイトの種別や検討期間にもよりますが、「最初と最後」を重要視するのであれば「接点ベース」同じように評価したい場合は「線形」がオススメです。

2-5自然検索からの流入を分析して改善する

流入元「organic search」で表示されるのは自然検索からの流入です。
自然検索とは、ユーザーがgoogleやyahoo!japanなどの検索エンジンに検索したい言葉を入れて、検索結果に表示されたサイトのリンクをクリックして各サイトを訪問することです。

自然検索とSEO

自然検索からのコンバージョンを最大化するために重要な要素が3つあります。
その要素とは「検索結果の自社サイト掲載順位」「検索結果に表示されるタイトルと説明分」「検索結果から流入したランディングページ」です。
検索エンジンの仕組みやロジックを理解し、これら3つの要素を最適化するための活動全般をSEOと言います。

ユーザーがこのサイトに期待しているコンテンツを提供する
流入している検索キーワードやサイト内でよく見られているコンテンツをチェックして、コンテンツを拡充しましょう。

サイトの目的につながるキーワードに対してコンテンツを提供する
流入が多いからといってお問い合わせや購入などのコンバージョンに繋がらない場合、必ずしもそのキーワードが重要とは限りません。流入数は少ないけどコンバージョンに貢献しているキーワードがあれば、周辺キーワードのコンテンツを作成し、流入とコンバージョンの総数を増やしていきましょう

他サイトにはない強みを打ち出す

他者にはない強みがあれば、そのコンテンツをしっかり拡充していきましょう。「アクセス解析ツール」で1位になるのが難しくても「アクセス解析ツール使いやすい」で1位を目指すことは可能かもしれません。

検索エンジンは今後、サイト内での行動も検索順位に影響を与えるかもしれません。










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