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第23期卒業式在校生代表送辞

新型コロナウイルスは未だに終息の気配がないなか、今年度も無事卒業式を挙行することが出来ました。

皆様にも少し卒業式の雰囲気をお裾分け。在校生代表の送辞をお届けします。以下全文です。

送辞
冬の厳しい寒さも和らぎ、徐々に春の暖かさが感じられ、いよいよ春めいてまいりました。このよき日に、クラーク記念国際高等学校を旅立っていかれる卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
先輩方はいま、どのような心持ちでいらっしゃるのでしょうか。来年、私たちが同じようにその日を迎えることを思うと、まだ想像もつかないところがあります。
私が真っ先に思い浮かぶのは、先日キャンパスで行われた進路イベントです。大学受験に向けて不安でいっぱいになっている私ですが、実際に受験を経験なさった先輩方の話しを聞き、努力されてきた姿や、進路実現を目指す強い気持ちに触れ、私もそうやって自分のやりたいことを実現していきたいと強く感じることが出来ました。
日常では、サテライトキャンパスの10階で過ごす中、学習の合間の休憩時間やお昼ご飯のときなど、他愛ない話しをさせていただきました。学習に対するアドバイスはもちろん、日ごろの悩みを含めて、いろいろなことを聞いていただきました。そのような先輩方との関わりが、明日からなくなると思うと寂しい気持ちでいっぱいですが、これから私も先輩方のようになれるようがんばっていこうと思います。
 私も進学に向けて、日々学習を進めています。多くの科目について対策していく必要があるため、精神的なしんどさを日々感じています。生活リズムが崩れたり、食生活が乱れたりすることもあり、自分の課題だと感じています。先輩方にもそういう時期があったとお伺いしたときには、少し安心したことを覚えています。資格取得の大切さや、その難しさに悩まされる時もありますが、私も将来の夢に向かって、一日一日を大切に過ごしていきます。また、4月からは私たちも3年生になり、高校生活最後の一年が始まります。後輩も入ってきますので、先輩方のように後輩のサポートができるようがんばりたいです。
最後になりましたが、卒業生の皆様、またご家族の皆様のご健康と、ここにお集まりのすべての皆様が4月からの新たなステージでご活躍されることを心からお祈りし、私たちの送辞とさせていただきます。
令和3年3月4日 在校生代表 

改めて今年度卒業されるすべての卒業生の皆様、卒業おめでとう。

※掲載については本人に了承いただいています。

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