読書感想文は書く訓練であるという話


Twitterのトレンドに読書感想文についてのツイートがあったので私も読書感想文のおもいでをかたろうとおもいます。正直いい思い出ではないなと。

そもそも、私の時は読書感想文自体が任意の課題で強制ではありませんでした。夏休み暇だったらやってみてね程度の課題。小学4年生の時にハリー・ポッターを読んで何となく読書感想文にして提出したことがあります。どうせなら書くか位のノリだったんですね。

提出してから直ぐに赤ペンで添削され「大会に出すから今日中に書き直してくれ」と言われました。私だけ宿題が増えたような気持ちでした…。別に私としては大会に出してもらいたい訳では無かったのですが…今思えば教師の事情もあったのかもしれません。

結果読書感想文は入選を果たしましたし、賞状も頂きましたが自分としては自分の力で得たものでは無いなとなんとも言えない気持ちだったのを覚えています。

そんな感じで「読書感想文書くと宿題が増える」という認識をした私はそれ以降読書感想文を出したことがありません。

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この話の中フォロワーが言っていた「読書感想文はあくまでも書くための練習なのであって、勉学が必ずしも楽しいものだとは限らない」というのに妙に納得しました。今思えば赤ペンも原稿用紙の正しい使い方であったり言葉の修正も多かったので「書く」という訓練の一環だったのでしょう。
読書感想文と言うよりも何かを書くということが真の狙いなのかもしれません。読書感想文は自身の内面を知られるようで嫌だったという話も聞きます。だからこそ、自身の内面をさらけ出す訓練の一環だったのだろうか…と今では思うでした。

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