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「きのう何食べた?」を観て想う。。。今とこれからの私

昔から同じ2時間以上の人間ドラマを観るなら映画より舞台が好きという私が、5年以上ぶりぐらいに映画館で観たいと思って、劇場版「きのう何食べた?」を観てきました。

ドラマ版もそうなのですが、いわゆるLGBTQという一見難しいテーマを扱いながらも、ゲイカップルの特長を変に強調することなく、主演の二人をほほえましく見つめることができるのが「きのう何食べた?」の素敵なところです。

主演の二人はもちろんですが、それぞれの役者が実力派揃いで変なわざとらしさや不自然さがなく、映画のストーリーの中でいろいろな角度から暗に提示される微妙なテーマについて、自分自身の心の中の想いと静かに向き合うことができるドラマなのです。

堅実派の主人公が手料理を作るシーンは毎回3分クッキングのダイジェスト版のようで、料理好きでなくても作ってみたくなるような丁寧さなのが、他のドラマにはなかなか無い演出で、独特の世界観を感じることができます。

ドラマを観ていて、誰にでもありそうなさりげない日常を描いている脚本が秀逸なので、人気もあるようなのでシリーズ化しそうだなと思っていたところに映画化を知り、これは映画館で早く見たいな、と思ったわけです。

そして、先週観てきました。映画でも良い意味でドラマファンの期待を裏切らない、いつもの主人公二人の日常と40代半ば独身という人生の折り返し地点にきた大人のストーリーの中に、人として生きることの何たるかを静かに考えさせてくれる脚本と演出でした。

個人の性的志向には関係なく、家族だろうと友人知人だろうと、自分の身近にいる大切な人のことを想うこと、そのことに対する自分の気持ちと素直に向き合うこと、そして誰にでも共通してある親との関係や自分の今後の生き方について考えること、これまでのキャリアとこれからの仕事のこと、本当に色々な事に気づきを与えてくれました。


私自身、キャリアの専門家として、コンサルタントという仕事について、自分は何をしたいのか、これから何ができるのか、2022年はどんなことにチャレンジしよう、などなど色々と考えるきっかけをくれる、とても素敵な2時間でした。とても心がほっこりする時間を過ごせたので、公開中にもう一度、観ておこうかなと思っています。みなさま、おススメです。。。

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