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「今ここ」に留まるための2つの方法~マインドフルネスとプロセス指向心理学の違いとは~

今回は、今ここに留まるための2つの方法についてお話ししたいと思います。 今ここに留まるというのは、自分の感情や思考に左右されずに、ありのままの現実を受け入れるということです。

今ここに留まることで、クリエイティブな発想や新しい発見ができたり、ストレスや不安を軽減したりする効果があります。

今ここに留まるための方法として、最近話題になっているマインドフルネスと、 私が体験したプロセス指向心理学というものがあります。

これらはどちらもアートのようなもので、正解はないのですが、それぞれに特徴があります。

今回は、それぞれの方法の違いと、私の感想をシェアしたいと思います。

こちらのポッドキャストの内容を文章にまとめています。

マインドフルネスとは~評価やジャッジをしないこと~

マインドフルネスとは、自分の呼吸や体の感覚に集中して、 今起こっていることに対して評価やジャッジをしないことです。

例えば、寒いと感じたときに、寒いという事実だけを受け止めて、 体調を崩すかもしれないとか、死ぬかもしれないとか、そういう恐れを持たないことです。

体調を崩すなどの恐れは、今ここではなく、未来や過去の経験から来る恐れからきています。

マインドフルネスは、東南アジアのテラワーダ仏教の修行法をベースに開発されており、
マインドフルネスを実践するには、呼吸法や歩行法などの技法がありますが、 どれも感情に左右されないことが重要です。

マインドフルネスを続けると、第三の目というものが開眼すると言われています。 第三の目とは、自分ではないような感覚からメッセージを受け取るということです。

クリエイターの方に多いと言われています。

例えば、宮崎駿監督は、映画の主人公のセリフや仕草を考えているわけではなく、ただ自分の言いたいことを映画に落としているだけだと、山下良道著作「光の中のマインドフルネス」の中で言っています。

これは、今ここに留まり続けると、自分ではないような感覚を体験していくということかもしれません。

プロセス指向心理学とは~感情に積極的に関わること~

プロセス指向心理学は、自分の感情や思考に積極的に関わって、 その背景にある深層のプロセスを探ります。

例えば、怒りを感じたときに、怒りを抑えたり無視したりせずに、 なぜ怒っているのか、その怒りが何を伝えたいのか、その怒りの向こうに何があるのかということを探ります。

プロセス指向心理学は、大乗仏教のような考え方に基づいていて、
生きていること自体が修行であり、悟りに至るという目的はなく、 自分の内なる仏性や本質に気づくという点が、大乗仏教に似ています。

プロセス心理学を実践するには、プロセス瞑想という技法がありますが、

これは感情との対話が重要です。

プロセス瞑想では、自分の体の感覚や感情に注意を向けて、 その中から自分にとって意味のあるものを見つけて、 それを表現したり、対話したり、動いたりすることで、 自分の深層のプロセスにアクセスしていきます。

プロセス瞑想を続けると、自分の本質や夢や目的に気づくことができると言われています。

プロセス心理学では 自分の感情や思考が自分の本質や夢や目的を表しているということです。

まとめ~どちらも試してみる価値がある~


今回は、今ここに留まるための2つの方法、
マインドフルネスとプロセス指向心理学についてお話ししました。

どちらも共通しているのは今ここに留まること

結果としてクリエイティブな発想や新しい発見ができたり、
ストレスや不安を軽減したりする効果があります。

どちらも試してみる価値があると思います。
私は、プロセス指向心理学の方が自分に合っていると感じていますが、 人によってはマインドフルネスの方が合っているかもしれません。

自分にとっての今ここに留まる方法を見つけて、

より豊かな人生を送っていきましょう。

それでは、今日はこの辺で。ありがとうございました。

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