【アート展】東京で11月に行きたいアート展覧会。
しばらく遠ざかってたアート展、またちょこちょこ行けたらいいなとリストアップしてみました。
「芸術の秋」ということでビギナーさん向けの展覧会もたくさんあるので、アート展に行ったことない方も是非足を運んでくれたら嬉しいなと思います。
幅広くご参照くださいまし。
パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ@国立西洋美術館（上野）
なんと50年ぶりのキュビズム展。
わたし。この１ヶ月意識不明だったんだろうか。
キュビズム展。ピカソ、ブラック、、、、って。
絶対行きたいやつですやん。
っていうか、講演会に申し込みたいレベル？
申し込みました（早）。
ピカソって知れば知るほど作風に多様性があって、キュビズムは代表作ではあるけど、ほんの一部でしかないんだよね。
ではブラックはというと、キュビズムの第一人者なのに、あまり大々的に取り上げられることがない。ピカソほどのセンセーショナルさがなかったのか、作品数が少ないのか？？理由はよく知らないのだけれど。
そんなことで、こんなに有名でこんなに尖ったジャンルなのに「キュビズムだけにフォーカスできる時間＆空間」ってあまりなかったように思うので、めちゃくちゃ楽しみです。
キュビズムって今すごくいい時期ですよね。
抽象と具現の間というか。クラシックとモダンの中間、というのが近いだろうか。
「あるがままを描くことだけが絵画ではない（目に見えるものだけが全てではない）」ことが当たり前になりつつある現代、キュビズムはもはや大衆的とも言える絵画ジャンルで。
抽象絵画がどんどん発展を遂げていくなかで、今あらためて「キュビズムってなんぞや？」「なぜキューブだったのか」と全貌を知ろうとすることは、すごく意味のあることな気がする。
もっとも、アートに正解はありませんから。
その答えは見る人が決めるってことですがね。
そういうことを含めて、これは近いうちに行かねばならないやつ。
と言いながら、年明け1/28(日)までやってるから、日常に追われて一回忘れてまた思い出したときでもまだ間に合う（アート展あるある）そういう安心感もありがたい。笑
モネ 連作の情景@上野の森美術館（上野）
第一回印象派展から150年という節目にふさわしい、モネの「連作」の過程にせまる「100%モネ」の展覧会。
私は最近あまり印象派の展覧会には熱心に行っていなくて、特に後述するゴッホは大好きですが毎年のように色んなところでゴッホ展やっていますし、印象派全体としてもだいぶ行き尽くしたという感じがしています。
ですが、こうやってディテールに迫るような展覧会となると別で、とても興味が湧きますね。
私のなかでは、モネの絵画というのも抽象絵画のはじまりに少なからず影響を与えてると思ってるんですが。（実際のはじまりとは定義されてないようですが）
箱根のポーラ美術館では、現代抽象絵画の代表リヒターの新所蔵品とモネの「睡蓮」を並べて見せるという展示もありました。
なので、今すごく夢中になってる現代アートにつながる何かが見つけられたら楽しいだろうなと思っています。
あとは音楽制作と向き合う人間として、モネのこの「連作」というアプローチにたくさんの学びがある気がしていて。
それも楽しみだなという感じで。
先述キュビズム展と同じ上野エリアということで、会期も同じ1/28(日)まで。セットで覚えておきましょう。（私）
「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展＠弥生美術館（文京区）
明治から大正にかけて女子学生の間でブームとなったアンティーク着物のひとつ〈銘仙〉（めいせん）の展覧会。
母が着物好きなのでチェックしてみたんですが、今ってレトロブームでもあるし、何周かまわってこの時代って超おしゃれ！みたいな発見がありそう。
弥生美術館は行ったことないですが、建物も素敵そうですよね。文京区ってアカデミックなエリアで閑静な街だし、なんか色々よさそう。
12月24日までなので、急に時間ができたときや気分転換したいときに気軽にふわ〜っと行くか、母が来たときにチャンスがあれば行ってみたいなと思っています。
という感じでした。
あと、最初にも書きましたが、秋は芸術の秋ということでビギナーさんに優しい展覧会が他にもいくつかあるので、そちらもピックしておきますね。
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル＠国立新美術館（六本木）
最近ハイファッションブランド展めちゃくちゃ多い！！素晴らしいんですがアートというよりイベントという感覚が強くて、人も多いので私は休み休み行ってます。
歴史が長くなってるからこそ振り返る展示がたくさんあるわけで。現代社会もまた次のステージに進んでるのかなぁ。
アートの歴史に仲間入りしていくんでしょうかねぇ、ハイブランド達も遂に。（よくわかってない）
ゴッホと静物画＠Sompo美術館（新宿）
ゴッホ展は「とにかく一度アートらしいアートを楽しみたい」という方におすすめです。
ただ例に漏れずめちゃくちゃ混んでるみたいなので、できれば平日昼、無理でも休日よりは平日夜。休日なら朝一か夕方。
日時予約制なので「ろくに見れない」ということはないと思いますが、それでもせっかく行くなら人が極力少ないほうが楽しめますので。
ということで。
そういえば、明日から東京は「アートウィーク東京」というのもあるんですよね！
一緒に芸術の秋を堪能しませう♪
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