【会話力】会話の中の沈黙は、相手が答えを絞り出そうとしている合図。~「沈黙」を深掘りする~
こんにちは!(^^)!
あなたは悩んでる相手の相談に乗っています。
相手は部下なのか、親しい友人なのか誰でもかまいません。
過去にあった状況などを思い浮かべながらこれから書くことを読んでみてください。
相手はいろんな悩みをあなたに吐き出しています。あなたはもっとその悩みの根本を知りたいと思い、話の途中で質問をしたりしています。
相手は途中でため息をつき言葉をなくす場面があるでしょう。
そんな一瞬の沈黙の場面に出くわすことがあると思います。
そんな「沈黙」の状況に陥った時に、あなたはどういう行動をとっていますか?
(1)「大丈夫だよ」などと、こちらから沈黙を破り慰めの言葉をかける。
(2)相手がまた何か話し始めるまで待つ。
(3)具体的な解決策を提案する。
どの選択肢が良いでしょうか。
相手が根本的な解決を求めていない場合は、慰めたり、肯定的な言葉を投げかける(1)が良いでしょう。
相手が根本的な解決をしたいという思いがある場合は(2)が良いです。
(3)はどちらにしても意味を成しません。
(1)と(3)の行動をとるあなたはこう考えているかもしれません。
「なんとか悩みを解決してあげたい」
「相手が何か言葉に詰まっているから、助け舟を出さなくてはいけない」
「相手が喋らなさそうだから俺の喋る番だな」
「口を閉ざして、うつむいている。何か言葉をかけてあげなくちゃ」
親切心からこういったことを考えて、あえて自分から沈黙を破るという行為。
ただこの行為はこうも言い換えられます。
自分自身が不安だから沈黙を破りたい、誘導したい。
沈黙を破りたい焦燥感に迫られて、あなたがあなたのために沈黙を破る場合が多く見られます。それが「きっと大丈夫だと思うよ」、「○○をしてみたら?」という具体策を出す言葉になって出てきます。
また、なんとか悩みを解決してあげたいという思いで、具体策を提案する場合も、結局はあなたがその解決策に誘導したいだけであり、根本的な本人の解決にはならないのです。
知っておかなければいけないのは、
「答えは本人が持っている」ということを信じることです。
ということは
沈黙を破るのは相手
なのです。
相手が思い悩んでいたら、それが「相手が潜在的な意識から答えを掘り出そう」としている合図かもしれません。
あなたは急いで沈黙を破る必要はありません。
答えは相手が持っています。
もし沈黙が長引いて、相手が「うーん」と思い悩み、言葉に出したいけどなかなか出てこない時には、「ゆっくり考えて」「もう少し待とうか?」などと相手の気持ちを落ち着かせるような言葉をかけることもいいでしょう。
最後まで読んでいただきありかとうございました。
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今後こういった話を他のSNSでも流す予定です。
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