見出し画像

[reVIEW]横浜F・マリノスvsガンバ大阪/2021/11/03


こんにちは、こんばんは。CBYです。

久しぶりの50%制限の試合でした。

内容も結果もガンバにやられた感が残りました。

振り返っていきます。

今回も書きたいことひたすらに書きなぐっているので
ご了承の上。


画像1


川崎フロンターレ優勝おめでとうございます。




スタメン・サブ・サマリー


画像2

※黒い⇄は前節から代わった選手


マリノスは中9日。3日後に東京戦あり

現在22勝6分5敗、得70失31(+39)

勝ち点72で2位(33節消化)

直近5試合は2勝1分2敗、得7失7(±0)

中2日で東京戦があるのでそれを見越した
交代やら戦略あると思われる。

ので事前に予想してる流れから
逸脱しすぎないように気を付けたい。

プレスを外す手順大切に。

スタグル美味しそう。



ガンバは中10日。4日後に試合有。

現在10勝7分16敗、得27失40(-13)

勝ち点37で13位。(33節消化)

直近5試合は2勝1分2敗、得6失10(-4)

残留争いに片足突っ込んでる状況。

とはいえ鳥栖、浦和戦で方向性が
定まりつつある説。

引きすぎないがポイントか。


活路はサイド


この試合の活路はサイドでした。


ガンバはひたすらに
中央を絞って人海戦術で対抗してきた
ので空いているサイドが起点に
ならざるを得ませんでした。

とはいえここからチャンスを作っていきます。

5分には中途半端に上げていたラインを大然が
背後へ抜け出し決定機演出。


画像3


その後もこのように
左サイドの大然の抜け出しを活かして
サイド奥深くを取って攻略にかかるものの
いかんせん最後のラスト20mにおける
パスの精度が雑だったこともあり
点には結びつかなかった。


このサイドからのチャンスは
ティーラトン→大然間のパスで
左サイドから多く作られていた
右サイドから同じような形が作れなかった。

画像4

こういう背後へのパス


正確なブロックを相手陣内で築かせる前に
比較的プレッシャーがゆるくなるであろう
ハーフウェイライン付近の高さの
サイドから一気呵成で崩すパス。

多分このパスを右サイドでも通すために
松原がスタメンになったんじゃないかなと
思っています。


ただ左偏重になりすぎて右から一切チャンスであったり
上記したようなパスが出せなかった・
作れなかったのでこれが左右バランスよく
チャンス創出出来ていれば
もっと相手に狙いを絞らせないように
攻撃が出来ていたのかなと。


そしてチャンス創出が左偏重になってしまったことで
それに最も多くラストパスする側として関わった
のが大然だったのも痛かった。

これによりチーム内得点王が輝く
ボックス内でプレーする機会
も失われた。


だからこそ右からもこういったチャンスが
作れていればなと尚更思うし、
クロスから決めきれないのであれば
別の選択肢からチャンスを作れるようにならないと

手詰まりになりやすくなるのかもしれません。


この試合で言えば例えば後半5分ぐらいのシーン。

試合を通じで図示した
青い長方形で囲われた大外からチャンスを創出していた
ことで生まれたチャンスでした。

画像5


この大外の1つ内側の赤いレーンを複数人での
動きやコンビネーションで崩しにかかること。

画像6

この赤いところ


それがこのシーン。

画像7

(個人的に今日一のビックチャンス)

・前半から大然が一番大外のレーンめがけて
 抜け出す回数が多くそこにパスが良く出ていたこと


・相手DFラインが少し後半になって
 守備のアクションがよりアグレッシブになり
 SHの負担が減ったこと


などの要素があり

相手の意識を大外のレーンに向けたところ
1つ内側のレーンを使ってビックチャンスを
創出することが出来ました。


この芋づる式のスペースメイキングを
回数増やせればなあ...

最近芋づる式スペースメイキング減ってるしなあ...

芋づる式スペースメイキングと
クロスでひたすら横から殴る
もう+αを上手く使いこなしたいところ。


Lacks compactness


ガンバは試合を通じてマリノス全体の距離間、
最前線からDFラインまでの距離を広げる
ような
プレー選択をしていた。


パトリック、宇佐美という破壊力抜群で
数的不利だろうが同数だろうがお構いなしに
2人で攻撃を完結できる個がある。

その個を起点に速く攻めることを第一としていた。

失点シーンにもその狙いが出ており

失点の起点となる東口のパントキックでは
全体が54mとかなり広げられてしまった。

画像8

今季ここまでマリノス全体のコンパクトさは
前から後ろまで30~31mとコンパクトな陣形を
キープしながら戦っているだけに
この54mというのが数字が
異常に広がってしまっていること示している。

画像9


マリノスの前線はカウンターに備えて
前残りすること、帰陣するまでの判断が
少し遅れること。これらが段々と増えている。

ガンバの組み立てを阻害する為に
ハイプレスの準備をしなけばならないこと

という要素と東口がめっちゃ奥へと正確な
パントキックが蹴れること
が合わさり
起こったことだと思われる。



そして上記したことが要因として
最終的にこんな感じになり

画像10

倉田が浮き失点した。

この失点した直後チアゴがどこかにキレてた。



これから対戦する東京、神戸ともに

キープ力があり競り合いに強いCF
キック力があるGK

この要素を持つ選手がいるので
こういうキック一発で深いところ取られて
ピンチを招くシーンが生まれる可能性は高い。





お豆なデータ


ふと気になったデータがありました。

それはクロスの本数。


なんだか

勝ち点3とれない試合はクロス多くね?
ちゃっかりこの試合も多いし。


という漠然としたイメージがあったので
ここまでの全試合まとめてみました。

それがこちら。


(クリックしたらちゃんと見れます!)

個人的にはやっぱ勝ち点落としてる試合は
クロス多いんだなと。

中央を封鎖されてサイドしか活路が無いとなると
クロスを上げる回数は必然的に増える。

でもクロスしかないから相手も対応し易い。

だから点が取りづらい。

みたいなことが多そうだなと思いました。

対戦相手が大抵ブロック組んで自陣に籠るタイプ
が多かったので。


それともチームとしてサイドの大外からは原則で
クロス上げることが徹底されてるから
本数がそもそも増えやすい。

みたいなこともあり得る。


果たして本当に勝ち点と相関関係があるのか
観た人によると思うので何とも言えません。

ここから導き出せることは他にもあると思うので
どう感じたかてことも含めてがなにかあったら
表現するのもありやもしれません。

参考にしたのはこちら。




最後に



悲観に暮れても3日後には次の相手が待っています。
そしてまだACL出場権も確定させていなければ
2位も決まったわけではありません。

相手のFC東京も長友加入以降調子を上げているようで
なかなか厄介な相手に仕上がっています。

優勝できなかったことは一旦置いて
次の目標をしっかりと達成できればなと思います。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?