![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73014056/rectangle_large_type_2_4d14817fbdbde18214d4e7cc9c1df341.png?width=1200)
[Review]2022/02/23横浜F・マリノスvs川崎フロンターレ
こんにちは、こんばんは。としおです。
めっちゃ衝撃的で怒涛の試合展開でした。
川崎の守備とかマリノスの攻撃について
書いていきます。
スタメン・サブ
![](https://assets.st-note.com/img/1645630246884-CgbbWU1v8C.png?width=1200)
試合間隔はマリノス中3日、川崎中4日。
マリノスはエドゥがデビューを果たした。
そのほかは変更なし。ベストメンバーで挑む。
川崎は要の橘田が復帰。
ベストメンバーとはいかないが、
要の復帰は大きいだろう。
中切りと外切り
今までの川崎だと外から中に誘導する、
外切りなるものをしてくるチームでしたが、
この試合の川崎は珍しく中央に壁を築いて
外に誘導するいわゆる中切りと呼ばれる
手法をやってきました。
前節のセレッソとかと同じやり方です。
マリノスはというか大体のチームが
嫌いなこの守り方。
![](https://assets.st-note.com/img/1645707861737-ZcP5pJVfrS.png?width=1200)
WGは
CBに対してSBを使うように仕向けるプレスかけること
IHに思い切りプレスさせるために、
自分の背後ハーフスペースを
使わせないポジションを取ること。
ダミアンは
ボールサイドのボランチをマーク・見る
IHは
サイドに誘導したボールを取りに行く。
アンカーは
各ボールサイドのサポートで密度を高める。
大枠の役割はこんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1645686637467-RmdFZXJMrz.png?width=1200)
ちょうどハマっていたのが27分のシーン。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72956715/picture_pc_9bfe51ff46f6334d52b37515a3d7e253.gif?width=1200)
こんな感じに追いやられて密集作られて
ぎゅうぎゅうになって下げさせられる。
みたいなことが起きていました。
このやり方のリスクの一つとして、
WGがサイドにしっかりと戻って、
4-5-1のブロックを築くわけではないので
SBが大外でパスを受けようとした場合
代わりにIHの選手がプレスをかけに行かないと
いけなくなります。
プラス、アンカーはその空いたスペースを
カバーしなきゃならないため
中盤三枚が広範囲に、長時間動けることが
求められ、一枚でも欠けると・
連動しないときつくなる。
という中盤三枚の過労問題があります。
今回の三枚の内、チャナティップは攻撃面で違いは
作れるけどこのような守備タスクに対する
慣れだったり、適性がまだない状態。
なので、今は米農家に牛乳作ってくれや
っていうぐらいの難題が
チャナティップに要求されているようなもの。
なので今までのようなタスクを授けるか
チャナに合わせにいくのか
そもそも起用する位置変えるか
等々折り合いの付け方はたくさんあるので
鬼木さん次第。
ノリで一変
この川崎の守備対応により
攻撃にリズムが出ない。
多分スカウティングした川崎の
斜め上な川崎が対する目の前にいた。
ひとまず前半は前回同様に、WG大外SB内2-2-3-3を
基本軸にポジションを入れ替えつつ
チャンスを創出しようとする。
![](https://assets.st-note.com/img/1645697108817-coCYAshXAn.png?width=1200)
ただ、前項で述べたようにサイドに追いやられ、
時間の経過とともに後方から地道に繋ぐことによる
チャンス創出が難しくなりました。
だからなのか
保持できついならボール奪ってから早く攻めよう。
的な姿勢がより鮮明になるように。
しかし、早く攻めようとするあまり、
気持ちが逸ったのかパスにズレが生じまくり、
上手く攻められない。無得点で前半が終わった。
とはいえこの前半を材料として
後半に手をうちます。
後半になってマスカットさんは
各選手のプレーエリアの整理をしました。
前半、SBは内WGはサイドでパスを受ける動きが多く
ボランチも積極的に前に出てサポートする
動きが多かった。
が、後半になり、WGもSBも流動的に内とサイドを
使い分けながら重ならないようにポジションをとり
ボランチは上がるのを自重気味に。
例として46分のシーン。
![](https://assets.st-note.com/img/1645711711056-IcjXigylUN.png?width=1200)
松原が大外に立つことでチャナと登里が
釘付けにされ空いたところを喜田が使ったシーン。
前半と動き方、立ち方が変わったため
守備時の川崎が翻弄され始める。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72974892/picture_pc_17992fcf0f8f19c61d15d2ede2a83385.gif?width=1200)
これに色濃く恩恵が表れたのがエウベル。
エウベルは縦突破型ではなく内にカットインする型
なので内へのプレースペースが増えたことで
ドリブル出来るエリアが増え、自慢のヌルドリブルが
炸裂しまくった。
鬼木さんがこれに対する修正を
思案中に同点に成功する。
この場面はチャナティップが一時ピッチ外にいて
11v10という運の良さもありますが。
時期を逃さず捉えるのも大事。
/#エウベル 選手の同点ゴール🔥
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) February 23, 2022
\
とんでもない身体能力👀‼️
高さのあるジャンプヘッドで同点✨ #横浜F・マリノス の
見逃し配信、ハイライトをみるなら
DAZNで📲 https://t.co/leYpYcAXUw#fmarinos|#Jリーグ pic.twitter.com/XuuWGMjNiZ
そして畳みかけるように逆転。
最早逆転に至るさまは高校生みたいな
向こう見ずなノリでした。
2点目はマリノスらしいクロスにWGが詰めるやつ。
大然がいなくなってもチームとしての約束事は
変わらずあるので、仲川が大暴れ出来ています。
/#仲川輝人 選手の逆転ゴール🔥🔥
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) February 23, 2022
\#エウベル 選手のクロスに
走り込んだ仲川輝人選手がゴールを奪う✨@ternp7 #横浜F・マリノス の
見逃し配信、ハイライトをみるなら
DAZNで📲 https://t.co/leYpYciOGo#fmarinos|#Jリーグ pic.twitter.com/1PrxgIk4wk
川崎のキックオフ時の選択がプレスを外すために
遠いところにロングパスを出すことだった。
結果論だがこれが裏目に出てしまいました。
イーブンなボールがこぼれる確率が高いので
前線、中盤各位が確実にボールを拾うために、
ロングボールを放ったDF陣と距離が出来る。
これによりコンパクトさが一時的になくなった。
これによりDFラインの前にも後ろにもスペースが
出来てしまい対処が難しくなってしまった。
まあこれは結果論だから致し方ないこと。
そしてこうなるともう打てば入るんじゃね?
みたいな雰囲気が生まれ始め
その雰囲気に乗ってエウベルと仲川が
ゴラッソを連発。
危うさを抱えながらも
1失点に抑え見事に逆転しました。
交代について
今回、両チームが行った交代を考察してみます。
マリノスの交代
50 渡辺→畠中
後方からの組み立ての質向上と
岩田をボランチに上げて単体の守備力を
向上させ、より色んな人が
自由に攻撃できるようにする。
70 レオ→アンロペ
エウベル→水沼
中3日で柏戦が待ち受けていることもあり、
体力消費を少なくさせるため。
と、よりオープンになりそうな流れだったので
ポストプレーと推進力に長けたアンロペと
川崎のSBが攻めあがるから
サイドから高精度のクロスが上げられる
水沼を投入したような気がする。
84 松原→小池裕
仲川→樺山
これは松原、仲川が体力的にきつそうで
足が止まりかけていたから。
ただ、小池龍を右に回したことで
左サイドが急造縦関係になり守備が危うくなった。
川崎
62 チャナ→大島
宮城→知念
脇坂→遠野
逆転され鬼の三枚替え。
この先もIHが狙われて動かされることを
先読みし、両IHを替えた。
知念は2点目に表れているように
クロスに対する合わせる側の人数を増やすこと。
79 登里→佐々木
体力的なフレッシュさと
マリノスが弱いセットプレー時の高さの確保。
な気がする。
81 家長→小林
追いつくためにはチャンスをクリエイトする側より
点を取るために嗅覚に優れ、勝負強い
歴戦のストライカーが欲しくなった。
と、これまで積み重ねた実績から
ピッチ上もだがサポーターに対して
こっから行くぞ!という意思表示+雰囲気づくり。
この2点だと思われます。
最後に
殴り勝った感じ。
正直運が良かったところも多くありました。
きっとマリンちゃんのおかげでしょう(暴論)
もしかした川崎は守備に晒される時間が長いと
きついチームなのかも。
鬼木さんは90分間全体でスピードを求めるのか
それとも特定の場面でのスピードなのか。
そもそもスピードって…??
全ては鬼木さんのみぞ知る。
次はアウェー柏。共に中3日での試合となる。
ただ、柏はカップ戦、マリノスはリーグ戦と
レギュラーのコンデションに少し差が出そう。
柏は休ませることが出来るから。
また苦しい戦いになりそう。
サムネ
![](https://assets.st-note.com/img/1645774808708-Khd6fUd6DI.png?width=1200)
一つずつ意味があるんです一応。
車はGTR、車のペイントにサメ。
マリンちゃんが来てから攻撃陣調子いいので
顔を図形を駆使しながら作って
サモトラケのニケと掛け合わせて….
全部illustratorのおかげです。
それではまた次回もよろしくお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?