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はじめてフレンチトーストを作った!

一人暮らし歴1年半、妻になって2年半の私だが、
フレンチトーストというものを1回も作ったことがなかった。

現在私たちは、アルゼンチンにて行動制限生活を余儀なくされているのだが、
外に出られない生活を続けていると、やはり人間、室内でできる新たな楽しみを見つけようとするものだ。

私はその楽しみを「料理」にあてた。

海外を転々としていると、毎回キッチンの仕様は違うし、正直汚くて使いたくないキッチンもあるので、
大体いつもパスタを茹でたり、簡単なサラダを作ったりといった程度で済ませていた。

だが、こんな生活だと流石にやるしかない!ということで、
たまたま、卵とバターを購入していたので、朝食やティータイムに楽しめそうな、フレンチトーストにチャレンジしてみることに!

ネットでレシピを見て、順序通りやってみる。作り方は至って簡単だ!(と、たかを括っていた…。)

卵一個
牛乳120ml
砂糖大さじ1
を混ぜ合わせ、バケットを2センチ幅くらいにカットして
一つ一つ両面を浸していく。

フライパンにバターをいれ、バターがフライパンの上で溶け出しフツフツしてきたらバケットを投入!
いい感じに焦げ目がつくまで両面焼いていく。

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部屋中に、バターの美味しい匂いが漂う!グツグツしている!
少しだけ期待感が高まる。

ようやく焦げ目もついてきた、そろそろいい感じかな?

見た目は、普通に食べれそうな感じになった!
ただ、生クリームは買わなかったのと泡立て器もないので、ホイップクリームもなし、蜂蜜もなしで
かなりシンプルな見た目になった。

まあしょうがない、

いざ、実食。

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結論から言うと。悔しい!楽しい!大好き!
って感じだ!

ん?どう言うこと?
うん、一つずつ説明しよう。

▼悔しい!

いざ、実食してみると、
まあそれなりに卵とミルクとバターの味わいもするし、砂糖の甘さもほんのりあって、
不味いってわけではない。
ただね、なんだろうな、感動が全くないのよね。

美味しくもまずくもなく、可もなく不可もなくみたいな。

あと、一番悔しかったのが、
卵と牛乳が中まで浸透しきってないってこと!!これはあかんよね!
中心は普通のパンなの!

やっぱ浸透してるか否かで食感も味も結構違うのね。

それに、見た目もちょっと寂しい感じじゃん?トッピングもないし。

まるで、「塩対応」って感じ?フレンチトーストなのに。

要は、「私は私のできることをやりました。以上。」って感じで、素っ気ない感じ。


▼楽しい!
そこで私、その後いろいろ調べたんです。

そしたらたくさん発見があって、とっても楽しかった(面白かった)の!
いくつか共有しますね!

・バニラオイルを加える
そもそも、バニラオイルとバニラエッセンスの違いって知ってますか?
簡単に言うと、不溶性か水溶性かの違いで、バニラオイルは焼き菓子や熱を通すお菓子に向いていて、バニラエッセンスは例えばプリンなど、そのままいただくお菓子などに向いているそうです!
フレンチトーストにもバニラオイルを入れることで、内側から甘みとコクが出るみたい。
ぜひやってみたいと思った!

・浸す時間は12時間以上!?
正式な決まりはないが、長時間浸すことで、口に入れた瞬間溶けるような舌触りになるそう!
通常、短時間浸して焼く場合は、パンを下に押しながら浸していくやり方もあるそうですが、それだとパンの気泡が潰れちゃって、ふっくらした食感にならないそうです!
うむ、なるほど。煮込み料理と同じでじっくり待つ感じなんだな。

・蓋をして3分ほど待つ!
そうすることで中まで火が通り、しっとりとした食感になるそう!
くうう!蓋してなかった〜!

・やっぱりトッピング!
最近特に私が気になっていることの一つである「細部にこだわる」ということ。
これはまた今度ひとつのテーマとして記事を書いてみてもいいのかなと思っているのだが、
「細部にこだわる」ことって、誰も教えてくれないし、目に見えにくいし、最後にならないと効果が見えないことで、ある意味孤独感ある作業だと思うんです。
ただ、あらゆることにとって、かなり重要で、小さな作業だけど大きなパワーがあると思うの!
今回で言えば、フレンチトーストの横にホイップクリームがあったり、ミントがちょこんとのっていたり、彩のフルーツを並べたり、粉砂糖がふられていたりしたら、どれだけ見た目が変わっていただろう!

いや〜悔しい!でもこういうことがわかってとても楽しい!

▼大好き!
何が一番言いたいかって、とにかく「新しい挑戦をしてみて、新しいことを学ぶ」ってことができて、とても充実感を感じられたの!その瞬間が私はとても幸せを感じるし、とても好き!
きっと嫌いな人いないんじゃないかな?

しかも「新しい挑戦をして新しいことを学ぶ」ってきっと多くの人が日常的に行っていることだと思うんです。

かく言う私も、こうやってnoteに書くことで、「学び」を自覚し、はじめて「自分のもの」になった。逆に言うとちゃんと自覚していかないと、この瞬間を味わえず、気付かないで過ぎ去っていく。

これからも、「挑戦からの学び」にたくさん気づいていきたいな!

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