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自分のために頑張るって難しい

どうやら冬の終わりとともに鬱を抜け出したようなので、躁に入って冷静さを失ってしまう前にこれからの人生について漠然と考えてみようと思った。

自分でいうのもどうかと思うが、私は親しい他人のためなら割と頑張れる。自分のことを後回しにして他人の手伝いをすることもある。いいひとだと思われたいとかそういう感情はなく、他人の目標のほうが自分の目標よりも優先度が高いのだ。昔から。
原因はいくつかあるだろうが、ひとつは多分、特別やりたいことが自分にはなかったことだと思う。元々他人の応援をするほうが好きなのだ。気質に合っている。もうひとつ思い当たるのは、「まあ最悪私の人生はいつでも終わらせられるしな~」という考えが常に根底にあること。これは良くない。大切に思う他人の人生と同じくらい、自分の人生を尊重しなければならない。視点をひっくり返せばわかることだ。

人のためだけではなく自分自身のために頑張ることが今後の人生の目標ではあるし、嫌でもそうしなければ人生がままならなくなってしまうこともわかっている。でも、大切な人のために自分の過去も未来も全部賭けて今だけを見つめて、向う見ずに一人の人のために頑張ったことがある自分が、実は結構好きだった。傍から見れば愚かなのかもしれないけれど、私だけは私を否定したくない。

人を心から愛することが出来るのも、人を信じることが出来るのも、その人のために全てを投げ出して頑張ることができるのも、紛れもなく私の素敵なところです 今はちょっとだけ奥の方に仕舞ってあるけど、このあたたかくて愛おしい感情がいつかまた日の目を浴びる時が来るといいなあと思います

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