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金麦、それは命を繋ぐ奇跡の水

違いますただのお酒です。

金麦が好きです。前から好きだったんですが昨年の夏からよく飲むようになり、今では缶を見るだけで胸が高鳴ります。酔いのせいではありません。

いわゆる第三のビールというジャンルで、のどごしとかクリアアサヒとか、麦とホップとかの友だち。色々試しましたが、金麦が不動の地位を築いてやみません。先に断っておくと、ぼくは決してサントリーの回し者ではありません。どちらかと言えばサントリーに回されています。

まずね、デザインが素敵なんですよ。光沢ある濃紺の缶に刻印された「金麦」の二文字。カッコよすぎると思いませんか。紺にゴールド。定番中の定番です。ため息が出る。まぶしい。

同じサントリーのプレモルの缶も、ほぼそっくりの色合いですね。どうしてこんなに美しいんだろう。学生時代に留学していた米国のワシントン大学のロゴと色合いがそっくりなのは運命としか思えない。

金麦大学のロゴ(出典


味はというと、第三のビールだから軽快な旨味が特徴。甘みもべたつかず割と硬派な感じで、いつ飲んでも心地よい冷涼感があります。

季節ごとに少しずつ違う味わいを楽しめるのも憎い。味が違うのに金麦だってわかるの、すごくないですか。味に僅かなブレを与えながら、絶対に金麦の軸を外さない匠の技です。夏は爽やかに、秋は旨味たっぷりに、冬は淡く。ごめん春は忘れた。不覚。いいんだ、これから飲むから。

夏の味と冬の味が特にお気に入り。夏は、このnoteのヘッダーみたいにベランダで青空を見ながら飲むのが本当に最高です。冬はそんなことしたら道行く人に家庭内虐待を受けていると思われるか圧倒的に家庭内地位が低いと誤解されるかの2択なのでやりません。ぬくい部屋で飲むんです。週末のお昼から飲むビール。おいしいですよね。


前はスーパーで6缶ケースをよく買ってました。でも最近飲む頻度が増えて、いやだいぶ増えて、いやちょっとだけ増えて、買い足すのが面倒になってきました。そこでAmazonでケース買いを始めてみました。はかどるはかどる。飲むのがじゃないですよ。リサイクルのことです。缶の。

ここまで書いておいてなんですが、ぼくはそこまで飲む方ではないんです。信じてもらえないと思いますが続けます。ちなみに別にお酒に強いわけでもありません。強いのは金麦への愛だけ。はい100点。

ただね。酒豪でないとはいえ、毎日飲んでるわけではないとはいえ、週一のリサイクルをたまに忘れると、次出すときの缶数が多くなってしまうことはあるわけです。

家の前に持ち出すときにビニール袋の中でカンカン鳴ります。ぼくにとっては小川のせせらぎに劣らない極上のヒーリングBGMなんですが、ちょっとだけ恥ずかしい。でも人目を気にする必要なんてありません。だってかわいい愛娘をお嫁に出す気分で、リサイクルBOXに一缶一缶丁寧に置いていくなんてことはせずまとめて投げ込んでます。ご近所迷惑にならないようには気を付けてます。すみません。


先日、あるポイントが貯まったので、思い切って48缶注文してしまいました。金麦48缶です。KMG48。坂じゃないけど、酒だから問題ありません。

KMG48の皆さん

iPhoneのおかげですが、なんだか荘厳な写真になりました。この量あればあいあい皿(金麦のキャンペーン賞品)も夢じゃないかもしれません。

どうでもいいんですが、これを家で一人で積み上げているときの高揚感と虚無感のせめぎ合いと言ったらもうね。撮影直後に1缶飲まなかったら危うく虚無感に押しつぶされて空き缶ごっこするところでした。空き缶ごっこってなんでしょうね。何度か撮り直しているうちに、自分は金麦が好きなのか石原さとみが好きなのかわからなくなる魔法にかかったりもしました。ぼくは迷わず檀れい派です。

それはそうと、KMG48って適当に書いた割にはほんとにありそうですよね。ポニーテールと酒々とか。恋するバーボンロックとか。バーボンロックってやべえな。フォーチュンクッキーの間違いだよ。あとヘビーローテーションとか。選曲に世代が出すぎてて笑う。つーか最後のやつそのままじゃないですか。何杯も同じお酒を飲むんでしょうね。飲みたかった~酔いたかった~美味しかった~YES!大学生のときならできたなこれ。もう無理。




飲まずにこのテンションで書くのはだいぶ厳しかったので、早く明日の夜になってほしいです。金麦曜日まで、あと少し。



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