転職後の経過
転職して3ヶ月。
同業種内での転職だったからベースは多少あるものの、
◾︎今までと利用者の年齢層が違う
◾︎4月からは児童発達支援管理責任者というポジション
◾︎環境の変化はやはり影響が大きい
等々の点がある中、まあまあ頑張ってはいたと思う。ようやく慣れて来て、気も楽にはなってきたかな。
それぞれの点についてまとめてみた。
◾︎今までと利用者の年齢層が違う
同じ障害児通所施設でも、以前いたのは「放課後等デイサービス」と言って就学期(小学生から高校生まで)のお子さん達が利用。今いるのは「児童発達支援」と言って未就学のお子さん達が利用。どちらも児童福祉法に基づいた施設。
必要と思われる支援は個々で違うのは事実なんだけど、大枠で見てその年齢に相応しい接し方というものがある。個体差はあるけど、物理的なところでいうと、大抵の幼児は就学期のお子さんより身体が小さく力も弱いし、幼児は平均して大人の思う通りになど行動しない笑
大概大きな子達を相手に5年半奮闘して来た私が幼児と対面し「小っちゃい!」の次に思うのは「怖い!」だったりした。怪我をさせちゃうんじゃないかとか考える。出産・子育て経験もなく、小さい子との関わりはごく少なかったので、扱い方がよくわからないというのもあり。
◾︎4月からは児童発達支援管理責任者というポジション
3月の頭に児童発達支援管理責任者の研修を受けたばかりで、知識は頭に新しい情報として入ったものの、具体的に何がどれくらいの所要時間でどうやって進めていくものか、どんな留意点があるのか等は分かっておらず。
第一、どんな子だってある程度分かるまでには時間が必要で、しかも児童発達支援管理責任者は直接支援に入る頭数には入れられないときた。どうやって子どものことを知って、どういう点についてどういう支援をするのかの計画を立てればよいというのか。まあ、すぐに出来る自信はない。
それでも前任者の退社日は決まっていて、ちょっとゴニョゴニョあってロジカルかつスムーズに引き継ぎをして貰える訳ではなく。方向性は違うけど、特性持ちの自分としては不安要素いっぱいで4月を迎えることになった。
実際4月になって蓋を開けてみたら、まあやることの多いこと。
◾︎環境の変化はやはり影響が大きい
当然仕事環境は変わる。今回は就業時間、場所、通勤経路、人(一緒に働く人も利用者も)、ポジション、仕事内容等、総取り替え。『刺激は好むが変化には弱い』発達障害当事者としては、良くも悪くもなかなかのストレスだった。
前職場に出勤するとか、前職場の利用者達とおでかけをするとか、とにかく前職場の夢を未だによく見る。
そこに比較対象があるから、という条件下なのは仕方がないけど、とにかく比較はしてしまう。利用者の年齢層だけでなく個々が違うのは勿論、特色もやり方もビジョンも違うから、比較しても仕方ないのも分かっているけど。
そして、新しい人間関係。これは最初からかなり用心してかかった。
ADHDだけでなくASDも入っている私、一見人付き合いは下手ではなさそうに見えるらしいけど、とにかく咄嗟に人の気持ちを慮ることが苦手。それがわかっているから、何か言おうとしても
「待て!一呼吸!」
と、今までの経験から自分にまず言い聞かせ
「これをこの言い方で言ったらどうなる?」
を何パターンかシミュレーションしてから発言するようにしている。その結果、おそらく本来の私の1/4くらいしか喋っていないということに。
一つ付け加えると、とても話すのが得意そうな人がいて、遮り癖や相手が間違ってたりすると
「それ違いますね。」
などとズバズバ切り込んでしまう癖にも自分で用心してしまくって、その結果何も言わずに済んだとか、そういうのもありで。
職場の人達、多分私が多弁だっていうのを知らないんじゃないかな。
そんなこんなで、喋り過ぎや遮り癖、正論攻めなどの欠点は防げているけど、まあその分ストレスはあるんでしょう。時々妙な疲れ方をしているのは否めない。こればかりは、他でバランスを取るしかなく、時々趣味で発散している。
それでも、何とかやって3ヶ月。
自分なりには、まあまあバランスを取ってやれてるんじゃないかな。まだまだ覚えることも多いし、日々気付きがあるから頑張る。
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