【マネジメント対談】ヒトの可能性を信じ、やりがいと成長機会の最大化を目指して〜ヒューマンリソース部〜
株式会社サーキュレーションでは、2023年度10月末現在で約270名の社員が所属をしています。その中で採用から制度設計、教育や総務労務業務まで、メンバーがより自分らしく、高い成長を目指せる環境を創っているヒューマンリソース部という組織があります。現在20名ほどが所属しているヒューマンリソース部を管掌をしている執行役員とマネジャーの3名にお話をお伺いしました。
誰よりもヒトの可能性を信じ、サーキュレーションという会社の中でやりがいや成長機会の最大化を目指している3名が、自身のターニングポイントやHRという領域の面白さを語ります!
1.キャリアは偶然によって作られていく
ーーこうしてヒューマンリソース部の役員・マネジャーが揃ってのインタビューはサーキュレーション10年の歴史の中で初ですね!本日はよろしくお願いします!早速ですが、簡単なキャリアサマリーとともに自己紹介をお願いします!
坂本:
はじめてなんですね、光栄な場所に呼んでいただきありがとうございます!現在ヒューマンリソース部で人事労務/総務を管掌しております。こういう時は学生時代の就職活動の話をするのが普通かと思うのですが、大学では新体操をやっていてほとんど就職活動ができなかったので、たまに聞かれると「どうしよかな」と思ってしまいます。
植田:
毎年国体に出るほどすごい選手だったんだよね!
坂本:
実はそうなんです!(笑)大学4年の10月まで大会があったので、その後就活を始めて、ご縁をいただいた不動産会社に就職することになりました。最初の配属先は営業で出張も多くお休みもあまりなかったこともあり、途中で異動をさせてもらってバックオフィスを経験しました。
その後いろいろあり、会社の立ち上げメンバー的な立ち位置で、なんでも屋さんをやることになったのちに、前職の上場IT企業で労務専任としてジョインをし、サーキュレーションに入社をしました。
ーー いろいろあった件は気になりますが、後ほどお伺いします(笑)続いては成田さんお願いします!
成田:
私は採用と研修領域を管掌しています。学生時代はいわゆる意識高い系学生だったので、早めに就活の軸も決めて、人材系かコンサル系に行こうと思って就活をしていました。
大学で企業経営を専攻していたので、その中で経営資源としてヒト軸が最も面白そうだと思い人材系企業と、何となく経営知識を豊富に積めそうだなと思いコンサル会社の2つの業界に絞っていました。
ーー 「ヒト」に興味を持った学生のあるある就活再現VTRに出てきそうな感じですね!
成田:
そうそう(笑)その中でパーソルキャリア(旧インテリジェンス)も受けていて、就活を通じて、一番いい人が多かったということと、選考の中で最も真剣に向き合ってフィードバックをくれた会社でした。この会社に入ったら面白い人たちと成長していけそうだなというイメージが湧いたので入社を決めました。
入社後はIT業界の人材紹介の営業を7年間やっていました。7年目が大きな転機で、お客様先に1年間常駐で採用機能を立ち上げするっていうミッションを任せていただき、そこで人事って面白いなと思うようになり、戻ってきた後は事業部の人事を経験して、サーキュレーションに転職をしました。
ーー 最初は営業だったんですね!ちなみにどんな営業だったのですか?
成田:
お恥ずかしい話、全然成果が出ず、泣かず飛ばずだったので、早々に営業キャリアとして生きていくことを諦めることができました。当時はなんだか情けないなと落ち込むこともありましたが、営業を経験したことで今があると思えているので、決して無駄ではなかったです!
植田:
成田さんはトップ営業という感じはしないですね!
成田:
ちょっと!!古傷をえぐるのはやめてください!植田さんいきましょう!
植田:
ごめん!私はHR領域全般を管掌しています!私のキャリアが最もミステリアスというか、なぜ今こういうキャリアになっているかの説明をできないのでとてつもない不安に苛まれています。
成田:
そこは執行役員としてうまく説明してください!
植田:
ブーメランで返ってきた(笑)高校生くらいから音楽の世界で生きていこうと思っていたので、音楽の専門学校に通いながら、アーティストのマネジメント事務所でアルバイトさせてもらい、卒業後も音楽系の事務所で働くことにしました。当時は本当にただ楽しくて、がむしゃらに仕事をしていました。
今思い出すとよく倒れなかったなというか、どうやって日常を生きていたのか不思議なくらいのめり込んで、365日仕事か寝るかの生活をしていました。
その後広告代理店の営業を1年くらい経験しました。自分で言うのも恥ずかしいですが、かなり売れる営業だったと思いますが、自分には合わないかもと思い、前職に転職をしました。
その時は仕事を頑張るという熱量ってほとんどなくて、とにかく定時で帰れること、営業はやりたくないっていう条件を呑んでもらったので入社して、たまたまそれが人事総務の仕事でした。その後、社長直下のオールラウンドプレイヤー的なことをやるようになって、サーキュレーションに入社をしました。
ーー だいぶかいつまんでお話いただいたのですが、ツッコミどころしかないキャリアですね。参考にはならなそうですが、あとで深掘りさせてください!
植田:
ひどい!でもその通りです。新卒採用面接に出た時に「植田さんはどんな就活してたんですか?」って質問が最も困るくらいだからね!
2.サーキュレーションに転職した理由
ーー そうでしょうね(笑)そんな多様なバックグラウンドを持つ3人が、サーキュレーションに転職をしようと思ったきっかけと決め手を教えてください!
坂本:
第一子を妊娠して育休明けのタイミングで、転職をしようと決めていました。前職ではいい経験をさせてもらった反面、労務専任担当ということで仕事の幅が狭かったのでもっと広げていきたいということと、上場前のタイミングから上場を目指す会社で経験を積みたいと思っていたので、転職活動をスタートしました。
サーキュレーションで最初に面接してもらったのが成田さんでしたが、本当に何を話したか思い出せないような雑談とかで盛り上がって、それが新鮮だったというか、まずは一人の人として興味を持ってもらえたのが好印象でした!
成田:
俺の得意技だね!
坂本:
その面接のおかげで、すごく興味が湧いたので有り難かったです!私としては一緒に働く仲間がいろんな経験や知見を持っている会社で働きたいという想いを持っていたので、サーキュレーションのメンバーの魅力はもちろん、「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンを掲げて、様々な経験・知見を持ったプロ人材の方とも働けそうだなというのが決め手になりました。
ーー 出産や育児という大きな環境変化もあった中で、職場も変わるというのは想像以上に大変そうだなと思ってしまったのですが…そのあたりはいかがでしょうか?
坂本:
当時は周りの人たちに「大変そうだけど大丈夫?」と言われましたが、私は自分の人生は自分で決めるものだと思っていて、何かを理由にやりたいことやチャレンジすることを制限されるのは嫌だなということを思っていました。
転職しようと思ったタイミングと出産・育休がたまたま重なって、「育児も大変だし、仕事は慣れた環境でやろう」っていうのは自分にとっては逆にストレスで、何より子供のせいにして諦めるってことを一人の親としてしたくなかったので、そこは迷いはなかったです。
植田:
いろんな経験をしていることで、いろんな人の価値観を理解できるようになるので、そういう人はHRに向いている傾向はあるなとは思います。
成田:
さかもっちゃん(坂本さんの愛称)は本当に芯があるよね。僕自身はサーキュレーションの創業時から存在は知ってはいましたが、当時は転職するつもりがなかったのでご縁がない日々が続いていました。ただ30歳を超えたタイミングで、ふと「俺ってずっとこのままでいいのかな?」と思った瞬間がありました。
新卒で入社して10年以上同じ会社、若手の頃にお世話になった上司が役員になったり、自分自身もマネジャーになったりして、めちゃくちゃ仕事がやりやすくなりました。それが逆にどこまで自分の力で仕事をしているかがわからなくなり、環境を変えてもう1度自分の力を試してみたい気持ちが沸々と湧いてきました。
ーー そこからどういった経緯でサーキュレーションに転職することになったんですか?
成田:
2017年2月、当時サーキュレーションが40〜50人くらいの組織だった頃に、「次は組織として100人の壁がくるから、人事経験豊富な人が欲しくて、そろそろ一緒にやらない?」って1本の電話をもらってそれは大きなきっかけでした。その時に、思ったことは2つあります。
1つは会社に依存しないキャリア形成というか、知っている人が一定数いるとはいえ、違う会社で1から自分の力でキャリアを積み上げていく経験が取れそうだなと思いました。
もう1つは、サーキュレーションができた当時からもちろんビジョンやサービスも知ってはいたけど、その時はいまいち共感できなかったことが、2017年になってようやく心から共感できるようになったんです。それは自分自身がさまざまな経験をしていく中で、雇用だけでは難しいこと、いろんな働く価値観があっていいということ、外部と連携することで大きなシナジーを生み出せることを体感したからこそでした。その電話には二つ返事で、「お世話になります!」って快諾しました!
植田:なんかショートドラマを作れそうな入社エピソードのあとで言いづらいな(笑)ドラマチックな成田さんとは違い、私のきっかけは野谷さん(※詳細はリンク参照)で、野谷さんがいなければサーキュレーションに入社することはなかったと言い切れます。
ーー 社内では有名な話ですが、社外にはあんまり話したことのない話だと思いますので詳しくお願いします!
植田:
まず出会いからですが、当時前職で私は営業を受ける側としてサーキュレーションの提案を聞く商談の場にきたのが野谷さんで、その場で「植田さんめっちゃうちに合うと思うから来ない?」って真顔で言われて、「嫌です」って断ったのが最初の出会いです。
坂本:
拒絶したんですね(笑)
植田:
営業に来て15分で口説くってやばい人だなと思ったので即拒否しました(笑)
ーー そこからよく入社しようと思いましたね・・・
植田:
その後提案を受けたご縁もあって、後日野谷さんがオフィスの近くに来たタイミングで、「植田さんスタバ行きません?もちろん割り勘で!」って意気揚々と言ってきて、変な人だなと思いつつ、スタバでも「やっぱ植田さんと働きたいので、話だけでもどうですか?」って提案してもらったので「まあいいか、話聞くくらい」となり、気づいたら転職をしていたという感じです。
ーー 急展開すぎませんか?もう少し詳しく教えてください!
植田:
正直これまでのキャリアも何が何だかわからず、幸運なことにいろんなチャレンジをさせてもらう機会に恵まれただけで、何ができる人なのか自分でも説明できない状況でした。
当時は社会を変えたいとかいう強い想いがあるわけでもなく、ただ与えられたチャンスに自分がやる意味や想いをのせて仕事をしていくことは意識していましたね。サーキュレーションの掲げているビジョンやビジネスモデルを聞いた時に、「プロとして時間や場所にとらわれずに働くっていいな、素敵だな」と思って、実際に自分自身がプロ人材登録をしたのが最初でした。
成田:
当時僕も植田さんとお会いしましたが、すごく優秀である意味何でもできるんだろうなと思った一方で、髪色もめっちゃ明るくて、ちょっときつめな姉ちゃんって感じでしたね(笑)
植田:
そうそう(笑)なのでいくつか案件紹介してもらって面談にいく時も、社長には気に入ってもらえて現場に会ってくださいってなるんだけど、現場の方からすると「すげー髪色明るいキツイめのお姉ちゃんが何しにきたの?」という印象が先行してしまい、結局契約には至らなかったです。
ーー なんとなく想像できますね(笑)そこから社員として入社をする決め手はなんでしたか?
植田:
シンプルに言うと「未知だったから」です。当時20代後半で今後のキャリアを考えた時に、前職はすごくいい会社でいい人たちと楽しく働けて、将来は順調にいけばそれなりの役職やミッションに関われそうだけど、そこがゴールとして明確に見えてしまったんです。
だからこのまま続けていった先も楽しそうだし、それが不満とかでは全くなかったけれど、道が見えてしまった時に「このままでいいのかな」と思ってしまったんです。その時に出会ったのがサーキュレーションで、ある意味すごく未知な会社、ビジネスであり、自分にとっても予測不能なチャレンジになるんじゃないかという気持ちになれたので思い切って飛び込んでみようという意思決定になりました。
成田:
そういえばオファーしたポジションも4つくらいありましたね(笑)
植田:
そうなんですよ!当時は何ができる人なのか、自分が何をやりたいのかも全然わからなくて、「コンサルタントか人事か広報、どれも適正はあると思うけどどう思う?」という逆相談をされた記憶があります。人に関わる仕事が一番向いてそうだなと思い、人事として入社を決めました。
ーー それが今や執行役員ですもんね(笑)キャリアってわからないものですね!
植田:
ポジショントーク的になってしまうけど、サーキュレーションという会社が、私が何者であるかを規定していってくれている感覚で、それはありがたかったですね。
3.キャリアの中でのターニングポイント
ーー 紆余曲折ありサーキュレーションに転職されたわけですが、これまでのキャリアの中で、1つターニングポイントをあげるとしたらどこになりますか?
成田:
僕は先ほどちらっと触れた事業会社への出向の経験は大きな転機でした。人材紹介のエージェントとして複数の企業様を支援する仕事から、とある企業の人事担当者として部署を立ち上げることになり、1から関わらせてもらったからこそ人事という仕事に出会えましたし、それまではある程度オペレーションが整っているところからプラスアルファどうするかという仕事から、何もないものを1から自分で設計して運用して形にしていく経験は大きかったです。
坂本:
その感覚はすごくわかります。0から1を創る経験はすごくしんどいけど、その分成長もありますよね!
成田:
まさにそうで、結果としていいものを創れたという自信がつきましたし、出向という形でしたが違う会社を経験したことでカルチャーや価値観の違いにもリアルに触れることができました。そこで会社が変わっても活かせる自分の強みや職能もあれば、全く通用しないこともあるということ、そして「Aという会社では良しとされるけど、Bという会社ではやってはいけないことがある」ということに気づきました。
その経験から、多面的に自分を見ることができて、自分の立ち位置というか市場からみたときの自分を理解できたのはよかったです。そうすることで今までは転職する人の気持ちとか、転職そのものの良さみたいなものが腹落ちしていない部分も多かったのですが、そこがすごく腑に落ちました。
ーー 経験することでわかる良さがあり、理屈ではなく実感としてそう思えるかで、全然説得力も変わりそうですね!ありがとうございます。坂本さんはどうでしょうか?
坂本:
一番は会社の立ち上げを経験した時です。複雑な事情があり、一気に40〜50人くらいの社員を受け入れて新会社を作ることになったので、お金回りの調達や管理、社員への説明などバックオフィス周り全般をとにかくやらないと会社が潰れてしまう状況に身を置けたことは、今となってはいい経験になっています。
なかなかその時の大変さやカオスさを文字で伝えることが難しいのですが、とにかくその瞬間に逃げずに、一生懸命向き合って、やれることをやり尽くした数年間は何物にも変え難いです。
社員一人ひとりと面談して状況を説明したり、金融機関に頭を下げたり、時には厳しい言葉を浴びることもあり、精神的にも肉体的にもかなりきつい時期で、もう一生あの経験はしたくないですが、その時にこんな状況でも信じてついてきてくれた社員を大切にしたい、路頭に迷わせたくないと思った気持ちがあったからこそ、今HRという仕事を続けているんだろうなと思います。
ーー かなりタフな経験で言えないことも多いと思いますが、それがターニングポイントだと思えるのはどうしてですか?
坂本:
現状を嘆いていても何も変えられない、とにかく前を向いて動くことでしか物事をよくする手段がないという気づきを得られたからです。この教訓は今の仕事でも私の基礎となっています。
ーーそれはどんな環境にいても大事にしたい教訓ですね。植田さんはどうですか?
植田:
4つあるんですが・・・
坂本:
時間がないんでダメです!
植田:
そうか・・・。残念だけど1個に絞りますね。
成田:そうしてください!
植田:
1つに絞るとなるとサーキュレーションで部長に昇格した時になります。もともと役職とか逆算したキャリア設計とか、そういうものには一切興味がなかったんです。サーキュレーションに入った時も、中途採用チームの一担当者として「中途採用を精一杯頑張ります!」って言って入社しているので、まさか自分が管理職や責任者をやろうなんて1ミリも思っていなかったです。
当時の上司に「植田ってマネジャーになりたいの?」って聞かれると「なりたいってなんですか?よくわかんないです。ただ任せてもらえるなら頑張ります!」って感じで、自分のキャリアや意志ではなく、責任感を優先していましたね。
ーー そんな時期があったのは知らなかったです。なかなか骨の折れるメンバーですね。その後部長になられたと思うのですが、どこがターニングポイントだったんですか?
植田:
坂本さんに近いですが、出産していざ仕事に復帰した時に、何かのせいで何かを諦めるっていうことが強烈に嫌だなと思うようになったんです。「子どもがいるから仕事をセーブした方がいい」、「共働きでお互い遅くまで仕事をしていると子どもがかわいそうだ」とか、一般論的なものに決めつけられるのっておかしいじゃんっていう感情が芽生えるようになりました。
坂本:
すごく共感できます。植田さんと私は勝手にめっちゃ近いとシンパシーを感じています!
植田:
ありがとう。そんな気持ちを抱えて、復帰後はエキスパート職として仕事をし始めたのですが、マネジメントをしなくなってはじめて「ああ、自分ってマネジメントという仕事が好きだったんだな」と思うようになりました。何か専門的なことを突き詰めて仕事をするよりも、たくさんの人と関わって、その人たちをエンパワメントしたり、時には厳しいことも言ったりしながら、成長していく姿をみるのが好きなんだと確信を持ちました。
成田:
そうだったんだ。その感情の芽生えは知らなかった!
植田:
その時にキャリアの中で初めて「マネジメントでありたい!」という気持ちになり、新しいチャンスとして部長職へ道をいただき、自分の意志を持ち昇格を目指すことになりました。それは初めての感情だったし、やりたいことに気づくことができたのはよかったです。
4.ヒトの可能性を信じ、サーキュレーションで良かったと思える場所に
ーー 素敵なターニングポイントですね!ありがとうございます!もっともっとお話を聞いていきたいですが、お時間も迫ってきましたので最後にヒューマンリソース部の魅力とサーキュレーションをこうしていきたいという想いを教えてください!
植田:
じゃあ最後は私からいきます!メンバー一人ひとりが10年後、20年後でも活躍し続けられる人材になっていってほしいというのが本当に願っていることで、テクノロジーの発展や社会情勢の変化で大きく仕事のあり方が変わっても、みんながやりがいを持って働けるように、それがサーキュレーションを通じて実現できるように最大限コミットしたいと思っています。
それは単純に今が楽しいということだけでなく、苦しいことや逃げ出したくなるような現実もあるかもしれないけれど、その経験があったからよかったと思える日が必ず来ると思っているので、そういう観点で経営判断ができるような会社でありたいと思っています。
坂本:
HRって本当に幅が広い領域でお互いメインの役割はバラバラですが、そこをうまく連携させていくことでよりよい会社にしていくのが使命だと思っています。また特定のここの領域だけの職能ではなく、さまざまな経験をメンバーにはしてもらいたいし、それがマネジャーとしての役割かなと思います。
一人でも多くのメンバーが、「サーキュレーションで働いてよかった」と思ってもらえるような機会提供や知識の循環をして、楽しいことも辛く苦しい経験も両方してもらえるようにしていきたいです。
成田:
大学時代から変わらず経営資源の中でヒトが最も不確実性が高く、そして最もポテンシャルの大きいものだと信じています。ヒトだけは正解がないというか、多様で無限の可能性を秘めていますし、この日本はヒト以外の資源が潤沢ではないので、ヒトの可能性を深く追及していくべきだと思っています。そのど真ん中がHRという領域の仕事なので、ここはいつまで経っても正解に辿り着かない、だから面白い仕事だとも感じています。
ヒトにとっては、選択できないということが一番不幸だと思っていて、いい選択をするためには力が必要なんだと思っています。権力的な話ではなく、その人のスキルや人脈、あとは運も必要で、運以外の要素は提供することが可能だと思っているので、より良いスキルや人脈がサーキュレーションを通じて得続けられるような、そんな会社でありたいです。
ーー ヒトの可能性を信じている3人だからこそ、そこに向き合う覚悟や面白さを感じることができました!本日はありがとうございました!