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✩ 文学夜話 ✩ 詩と小説の公募について思うこと(1)


先日、フォロワーの方に「登竜門に挑戦して、名前を売って下さい」という応援のコメントを頂いて、その辺の話もいつかしたいなと思っていたので、この記事で書いてみたいと思います。

私は、note創作大賞のように過去の作品にタグをつければいいだけという応募負担ゼロのレースには応募しようと思っていますが、詩関連の有名な雑誌などにはまったく応募していません。小説の方は時々チャレンジしたいと思っていますが、賞の傾向や指定された字数の下限・上限に合わせて書いているわけではないので、それもあまり積極的とは言えないかもしれません。

その理由をお話したいと思います。個人的な考え方・状況によるところが大きいので、客観的に言って雑誌での作品掲載や賞に意味がないと言っているわけでは勿論まったくありません(むしろそれこそが希望、と考える人の方が多数でしょう)。あくまで私の場合はそれとはズレた方向で頑張っているというお話です。ではどういうつもりで詩や小説を書いているのでしょうか。

まず、詩と小説では環境が異なるので、この記事では詩の公募について書き、次の記事で小説の公募について書きたいと思います。

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