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Cirの文学夜話

私の作品やその他文学に関係する内容を投稿します。頻度は、詩や小説の解説部分を合わせて、月10回以上です(記事当たり千~三千字)。 具体的には次の内容を投稿します。 ・自分の各作… もっと読む
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記事一覧

✩ 文学夜話 ✩ 理想的・現実的なフォローとフォロワーの比率(3)

理想的なフォローとフォロワーの比率(FF比)を言えば、例えば、フォロー100:フォロワー1000…

Cir
1時間前
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【詩】すっきゃねん

今日も 友達と歩いてる いつも優しい あの人 すれ違いざま そんなニコッと 挨拶されたら 惚れ…

Cir
2日前
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✩ 文学夜話 ✩ 詩と小説の公募について思うこと(2)

前回の記事では詩の公募についてお話ししました(この記事も最終的には詩と関係があります)。…

Cir
3日前
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✩ 文学夜話 ✩ 詩と小説の公募について思うこと(1)

先日、フォロワーの方に「登竜門に挑戦して、名前を売って下さい」という応援のコメントを頂い…

Cir
5日前
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【掌編小説】私の仕えるお方

 デスクに向かって仕事に集中していると、ドアがバーン!と開く音がした。  やばい、あの方…

Cir
6日前
206

【詩】無垢

泣く時は ひっくり返って 世界一悲しそうに泣き 笑う時は 腹をよじらせて 世界一幸せそうに笑…

Cir
8日前
275

✩ 文学夜話 ✩ 中原中也の「サーカス」は、なぜ名詩なのか? 音の面から徹底分析!

この記事では、中原中也の詩「サーカス」について、音(言葉の響き)の側面から分析したいと思います。 というのも、図書館を渡り歩いてこの詩を扱っている本の章や論文や記事を覗いても、ネットでくまなく検索しても、私には浮きだって見えるこの詩のあらゆる音の効果について、指摘がなされていないからです。 一般的によく言及されるのは、「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」のオノマトペのことや、七五調のところがある点や、同じ言葉が繰り返されるリフレインの部分です。それらも勿論この詩の重要な特徴

【詩】忘れ物

誰かが公園に忘れていった ボロボロのサッカーボール 勝手に借りて 一歳の息子と蹴った ケラケ…

Cir
12日前
271

✩ 文学夜話 ✩ 理想的・現実的なフォローとフォロワーの比率(2)

前回の記事「理想的・現実的なフォローとフォロワーの比率(1)」では、フォローとフォロワー…

Cir
13日前
93

✩ 文学夜話 ✩ 自分でお蔵入りにした未公開の詩「雨にも負けて」

定期購読者向けの記事です。この記事では、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の内容を逆にして書いた…

Cir
2週間前
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【掌編小説】なんのために

 今朝、師匠のアデル・フィッガーが死んだ。海辺で、朝陽を浴びて、灰になった。  日が昇っ…

Cir
2週間前
205

【詩】幼い頃に

ベランダで 外を眺めながら 風を感じていた いくつもの雲が 通り過ぎていた さみしさも何度…

Cir
2週間前
220

✩ 文学夜話 ✩ 理想的・現実的なフォローとフォロワーの比率(1)

文学関連の創作をしている人に限った話ではないですが、PVや新たな読者・フォロワーを増やす上…

Cir
2週間前
115

【詩】スーパーマン(過去作)

ぼくはただのおっさん 仕事から帰ると 華麗に変身する 息子を肩に乗せ ジェットコースターに変身! 部屋中を飛び回る 息子 大爆笑 飛行機にも変身! スーパーマンにも変身! 息子 大爆笑 からだはヘトヘト でもその笑顔のためなら 空の果てまでひとっとびさ! その時に見せた 君の目の輝き いつか君は こんな毎日の大騒ぎも パパがスーパーマンだったことも きれいさっぱり忘れるだろう でもね 君は楽しい表情を浮かべていたよ 君は確かに愛されていたよ ***** *