SNSコンサルタントって何してるの? 個人向けのコンサル内容を再現してみた
✏️このnoteは……
✔︎個人のSNSをちゃんと運営して、仕事の流れを変えたいフリーランスの方
✔︎SNSをちゃんと使いたい、起業家の方
✔︎SNSで活動の幅を広げたい、アーティストの方
✔︎いずれ独立したいけど、会社員のうちにSNSだけ整えておきたい方
などの方に向けて書いています。
こんにちは!塩谷舞です。
今日は、私が「SNSコンサルタント」としてやっていることについて、詳しく話してみようと思います。
<<追記>>2020年現在、SNSコンサルティングとしてのお仕事はお受けしていませんので、個別のお問い合わせはご対応しかねます。ご了承ください。
「SNSコンサルタントをしてて……」というと、こういう想像をされることが多いです。
「一発バズるためのアドバイス」「フォロワー数を増やすためのノウハウ」「トレンドを取り入れるためのTips」etc…
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、
……いや、どれも間違いじゃありません。バズりたい、フォロワー増やしたい、有名になりたい。いいじゃないですか。潔い!
しかし、それらはどれも「最後の打ち上げ花火」の要素であって、「軸」じゃないです。
いろんな方の、個人のSNSコンサルタントをさせてもらうことも多いのですが、お話を聞いてみると、数字を目標にしたり、せっせとバズるためのネタを考えたり、ベンチマークを掲げたりしているものの、その人自身の「軸」が、本人の目からも見えなくなってしまっていることが多いです。
仕事で求められることを優先したり、流行っているからと取り入れたことを中途半端なまま続けてしまったり、ノルマだと思って無理やり更新していたり……
特にこの傾向は、やさしい人、真面目な人、受け入れ力が高い人ほど顕著です。
だから、まずは外から求められることを置いといて、「自分のこと」だけを考えましょう。
私がSNSコンサルタントをさせてもらう場合は、こういった順番で一緒に考えていきます。
その1 あなたの軸は何?
その2 それをどのように活かしたい?
その3 届けたい人に、的確に情報が届くように設計されてる?
その4 もっと届けるために、どうバズる?
特に重要なのは、1、2、3までのステップ。
それでは、ここから「個人向けSNSコンサルタント」のプロセスをできるだけ忠実に再現していきますので、「自分の場合はどうだろう?」ということを考えつつ、読み進めてもらえれば嬉しいです!
ちなみに今回のnoteでは、「公式感のあるプロフィール写真やカバー画像にしましょう」(解像度が低いと素人っぽくて、一方的にフォローするのを躊躇しちゃうので)とか、「パッとみて何をやってる人かわかるようにしましょう」とか「名前(芸名)は可読性の高いようにしましょう」とか、「TwitterとInstagramのアカウント名は揃えておきましょう」とか「フォロワーを買うのはマジで信用を失うのでやめたほうがいいですよ」とか「ある程度影響力のある人にリプライつけて拾ってもらうのは重要ですよ、でもそればっかりやると胡散臭いですよ」とか「Twitterで画像投稿する場合はレイアウト的に3枚がベストですよ」とか「何かを紹介するときは必ずフォロワーさんがマネして行動できるようにURLやその商品のアカウントなどをつけておくといいですよ」とか「Amazonで売ってるもの紹介する場合はアフィリエイトリンクつけておけばコンバージョン率がよくわかる上にお小遣い稼ぎにもなりますよ」とか「リツイートしまくるとタイムラインの一貫性がなくなるのであんまりしないほうがいいですよ」とか「自分が編集長として厳しく、自らのSNSに掲載するか/しないかの判断をするくらいの気概が必要ですよ」とか、「漢字が多すぎると可読性が低くなるのでひらがなとカタカナと英数字のバランスが大事ですよ」とか、「可読性を担保するために改行は大事ですね」とか、そういう小手先な感じのことは飛ばします(長)。
その1 あなたの軸は?
まずはSNS……という以前に、あなたの仕事について、生活について、考え方や趣味趣向について……その全てを一旦ざざざーと見直してから、「軸」となるものを探していきます。
「え、生活も? SNSは仕事としてやっていきたいんだけど…」
と思う方もいるかもしれませんが、「ちゃんと仕事としてやってる人」に「好きが高じてフォロワーが増えちゃった人」が勝ってしまうのが、SNSという世界です。
オンとオフはキチンと分けたい、という方もいるかとは思うのですが、一度仕事とプライベートの境をとっぱらっちゃいましょう。
・どんな仕事をしてるか? / してきたか?
・どんな趣味があるか?
・大学時代に詳しかったことは?
・バイト経験は?
・住んでいた場所は?
・家族構成は?
・働く中で、ストレスに感じることは?
・暮らしていてストレスに感じることは?
書ける範囲で構わないのですが、こうした自分にまつわることを一旦全部書き出してもらいます。
「ストレス」項目が多いのは、人って、「好きなことはなんですか?」と聞くとあまりにも対象が広くて考え込んだりするのですが、「ストレス」を話し始めると途端に熱が込もっちゃう……ということが多いです。
かつ、その「ストレス」は他の人も抱えている場合が多いから、共感を生みやすい。私のSNSテーマは「ヘルシーな社会を作る」なので、
ストレス→言語化→解決策
といったパターンのツイートとか多い気がします。これとか。
「趣味」や「バイト経験」などの領域は、本人からしたら「いやぁこれは大したことないから…」と思っていることも、第三者からみたらものすごく珍しい情報だったりすることも多いです。
たとえば、こちらのツイートをご覧ください。私がSNSコンサルをさせていただいた時のものなのですが……
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新刊『小さな声の向こうに』を文藝春秋から4月9日に上梓します。noteには載せていない書き下ろしも沢山ありますので、ご興味があれば読んでいただけると、とても嬉しいです。