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平均年収世帯@1馬力の中古マンション購入体験記2


前回の記事はこちらから!

結果から言ってしまうと
通勤片道2時間半・立ち退き交渉・部屋の狭さ(4人家族で45㎡)のストレス3重苦で思い切って
千葉県船橋市に中古マンション購入しました。

なお当時のスペックはこんな感じです。
①20代後半夫婦 未就学児2人の4人家族 世帯年収600万~700万程度
②住宅補助無し
③奨学金あり(妻)・親からの資金援助なし
④マイカーあり(国産7人大型乗りファミリーカー、ローンはないが10年以上乗っているため車検が2年毎に約15万程度、燃費 8km/㍑ 苦笑)
⑤貯金&資産は合計1000万あるかない程度(財形貯蓄&株式投資等)

(平均年収世帯@1馬力の中古マンション購入体験記 自己紹介より)


マンション購入したけど元々賃貸派でした


なるべく賃貸で固定費を抑えてその分、Twitterで素人ながら情報収集していた高配当株や株主優待がある株(当時だとJTとかオリックスとかKDDI)とかをNISAで購入していった方が得!マイホームなんて損するだけ!というのが当時の認識でした。

他にも少し工夫して節約、お得感を感じるのが趣味で色々Twitterで調べて実践していました。

将来のために節約!

当時やっていたことは地味ながらコツコツ節約してました。

・ふるさと納税は肉か米!食費節約!!
・2年おきに携帯のキャリアと家のインターネットは変更
・クレジットカードの自己アフィリエイト
・財形貯蓄制度&持株会
・家電はモデルチェンジ直前に購入
・paypay等のキャッシュバックキャンペーンは全て利用
・社会人数年は実家通い&転勤中は家賃会社負担

結果的に手付金(マンションの価格5%~10%程度)と仲介手数料(物件価格の3%+6万程度)とリフォーム代となったので良かったですね。
※このくらい(私のときはリフォーム代を除いて300万くらい)は貯金がないと基本的には購入は厳しいです。

居住費は固定費の中で占める割合が大きく、なるべくコストを削りたい


手取りの3割以下に抑えたほうが良いとか言われますが各々譲れない条件ってありますよね・・・。
当時、私が賃貸住宅に求めた条件としては

・駅から徒歩10分以内
・風呂トイレは別
・独立洗面台 (安い賃貸あるあるのお風呂場内の洗面台は本当にいらないよ~・・・)
・駐車場があること
・都市ガス
・2F以上(虫が苦手なので)
・広さは40㎡以上
・可能な限り安いこと

新婚当初は2人とも正社員で手取り35万程度。
これで上記を満たす2DKのアパートに新婚で二人で住みはじめました。
家賃7万円行かないくらいかな。


こんな感じの間取り(45㎡程度)

今思い返しても大和市とはいえ、アパートの2F・駅徒歩10分以内・駐車場込みでこの価格は安かったです。

築年数も20年程度あるとはいえ、中は前回入居されていた方が長く住まわれていた&タバコを吸っていたようで中は水回り以外リフォームされており全然綺麗でした。

デメリットとしては木造なので寒暖差が激しい&音問題(大和市は厚木基地の爆音がありますがかえって子供での音問題でのトラブルはなかった)とお風呂の追い焚きがないことくらい。

住んでいる最中に娘(1人目)が誕生し3人家族に広さもまぁ工夫すれば十分

ちなみに神奈川県だと安く感じますが直前が茨城のつくばでしたし、一都三県以外の静岡に住んでいた友人の話しなんかを聞くとこれでも高いかもってくらいですよね。

いかに神奈川県や都内(一都三県)は高いか。。


あまり儲かってなかったのか・・1年ほど住んだ頃、オーナーのおばあちゃんが売ってしまったようでオーナーチェンジ→立ち退き→戸建建売業者により取り壊しとなりました。

建物老朽化してるから6ヶ月以内に退去してねって書いてありました


住みながら投資という選択


業者からの直接的な嫌がらせ等はなかったですが
他の住民が1世帯、また1世帯と引っ越して出ていく中、次の住居をどうするか考えている最中に見つけたのがマンションマニアさんのスムログの記事です。

住みながら投資というのがあるらしい。

その時、他の賃貸に引っ越す事をメインに探していましたが2人目の妊娠もわかっており
求める条件に加えて、これから引っ越すのであれば広さももう少し欲しい・・・となると
約10万円/月 程度必要であることがわかりました。

確かに賃貸で仮に10年住むと過程すると単純計算で

10万x12ヶ月=120万円 (+2年に一回更新料で10万円)

120万円x10年+10万円x5回 = 1250万円(掛け捨て)が必要。

私みたいな一般的なサラリーマンで住宅補助もなく、家賃を経費に出来ない場合、
この金額は必ず出ていく必要なお金なわけです。
この固定費が毎月の手取り収入の3割近くかかっているわけです。
これを削れるなら削りたい・・・。

これに対して例えばマンションを購入して
極端な話、支払いを同じ10万だと仮定して10年間でそのマンションの価値が
1250万円以上、下がらなければ元が取れると思いました。

なんなら10年後、もし買った価格と同じ価格で売れれば
その1250万分得をする、実質その10年間タダで住むことが出来るわけです。


ちなみに2019年頃(コロナ前)の状況としてマンションは高騰を続けておりましたが戸建ては高騰しておらず
リセールの観点からもあまり期待できないといった状況でした。(出典:国土交通省不動産価格指数)

しかも住宅ローン減税が控除率1%、控除期間10年間や世帯年収の少ない若者世帯が購入した場合にはすまいの給付金が最大50万円もらえる(※2019年当時)という制度があるようで。

※契約した年や新築か中古かなどによっても条件が変わるのでよく確認してください。

私の当時の単純なイメージとしては10年間は固定資産税と相殺できるかむしろ戻ってくるじゃん!すごい!

ローン(借金)を組むと金利がかかりそれが銀行の収入となるわけですが住宅ローンは非常に恵まれており、国が一部補填してくれ金利も約0、3%とリボ払いのローン金利約15%・車のディーラーのカーローン約5%と比較すると激安で借りる事が出来るという。

3000万円借りて毎月74,000円安い・・!(35年だけどさ..)
なんと今なら変動金利0.319%!


また一般団信という制度があり、私が契約したau自分銀行だと
私がもし死んでしまえばローンがなくなり、がんとわかったらローン残高が半分になるのです。
生命保険の代わりになるじゃんと!
妻には私が死んだらマンション売って子育てする費用の当てにしてくれと言っています

がんになりたくないけど・・なってもローンは半分に!

これは一般的なサラリーマンとしては最高の固定費の節約!
おまけに良い家に住めて最高じゃん!!と安易にに考えたわけです。

(※実際は仲介手数料・登記費用がかかかるし、ローンの手数料がかかるし、固定費もマンション修繕積立金が上がったり何かとお金がかかります)

ちなみに上記につきましては当時の全く無知な時の頃を思い出しながら書いてますが
賃貸vs購入どちらが良いか(住みながら投資について)
についてはTwitterやブログで有益な情報を発信されている2LDK(https://twitter.com/2ldk18)さんがわかりやすく記事にされておりますのでぜひそちらを見てください!!

出典:小さな2LDKで暮らす

こうして私の家探しが始まりました


前置きが長く、なかなか本題に入れず申し訳ないですが
今後下記の流れで綴っていこうと思ってるのでお付き合いいただければと思います。


・新築マンションのモデルルームに行ってみた編
・近隣中古マンションを見学してみる編
・建売戸建てを購入しかける編
・マンション購入予算と希望条件(設備とか)を決める編
・マンションマニアさんに無料メール相談・有料相談する編
・検討エリアを広げる編(神奈川~東京~そして千葉へ)
・家探しにおいて駅近マンションと車持ちの相性は悪い編
・中古マンションは即決力が大事編(営業さんの巧みな営業トーク&囲い込み)
・保育園の転園問題、住宅ローン事前、本審査・登記簿の移転やる事多すぎて訳わからない編
・良さそうなリフォーム業者を探すのは大変だ編
・中古マンション入居直後のトラブル編(音問題・設備故障編)

・実際に地縁のない所に中古マンションを購入して2年住んだ感想編

その他リクエストあればコメントください!
ありがたいです!
今頂いているリクエスト
・賃貸アパート立ち退きの編


↓次の記事です

引き続きよろしくおねがいします~!
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