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お芝居の魅力と演劇ワークショップの感想。


1月にアクターズスクールの演劇ワークショップに参加してきた。これはこれからも続けていこうと思っているもので、高校2年生の演劇コンクール振りに台本を読んで演技をした。そこで気づいたことを記録してみる。



舞台に立った時の気持ちの持ち方

レッスンは舞台に立っているわけではないし小さいスタジオの中で行われるけれど、気がついたらまるで自分にスポットライトが当たっているような気持ちで演じていた。でも台本を読みながら演じる段階からそのようにしておいたら本番緊張しない気がする。
最初にやったのは2人組に分かれて短いセリフを2ターンほど繰り返す簡単なワークショップ。
それでさえセリフが飛んだ。同い年くらいの男の子(というよりは男性だけど)とペアを組み、設定や配役、どんな立場でこんなことを言っているのか、細かいシチュエーションを擦り合わせた。
わたしたちのペアはあまり細かいところまで詰め切れず、先生にめちゃくちゃ突っ込まれた。先生の質問のおかげで見えてきた細部の状況もあって話し合いを重ねながら色々決めた。

いざ、実演。他の2グループの演技を見ているのは楽しかった。同じセリフなのに全く違った人物とシチュエーションを選んでいて、先生の台詞選びはさすがだな…と思った。個人的にはわたし達と同じ男女ペアだった子達が微妙な関係の男女を演じていて、それがとてもリアルでなんだかドキドキした。

演じる相手とのコミュニケーションの取り方

難しかった。そしてわたしはなぜかあまり指摘されなかった。(逆に怖かった。)本番の前に色々決めたつもりではあったものの、ズレてしまったと感じる点があったりここの言い方は本当にそれでいいのか?と思う点が出てきたりして何度もやりながらブラッシュアップさせていく必要を感じた。

次に休みの方がいたので急遽代役として呼ばれ3人で演技。こちらも初見で覚える時間もなく、台本見まくりだった。台詞が頭に入っていればまた違うんだろうけど全く覚えていないので紙を見ながら演じるととてもやりずらかった。

それでも芸人の方が考えたという台本はコメディでとっつきやすくて面白かった。わたしは普段あまりテレビを見ないのだけど、ワークショップ後に教えていただいたところによるとどこかの局で実際に放送されていて有名な方が書かれた脚本だった。
2回演じたのだが、とてもカロリーを消費した気がする。「ただ、女の子達がワーワー言ってるだけに聞こえる」と厳しい指摘を貰ったりもした。けれど指摘は身のためになるし表現力をアップさせるためにも、状況にあった演技をするためにも、監督が表現したいことを表現するためにも、すごく必要だ。

まとめ

久しぶりのお芝居、楽しいことばかりではなかったけれど勉強になる2時間半だった。長く続けたら感情コントロールの方法とかも学べて自分の感情を自由に操れるようになりそうだった。ちょっと不思議だけど。

お読みいただきありがとうございました。



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