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「この瞬間の心地よさ」を感じて。2度目の箱根リトリートfore滞在記
昨年に引き続き、今年の誕生日も「箱根リトリート före(以下、箱根リトリート)」を訪れました。
👇昨年の滞在記はこちら
今回の旅のテーマは「その瞬間の心地よさを楽しむこと」。
自然に囲まれて過ごすことで、五感が研ぎ澄まされていく感覚。それは自分にとって心地よく幸せなこと。
昨年、この箱根リトリートでそんな気づきを得ました。
どこかにこもるとゆっくり考えごとをしたり、自分を見つめ直したくなったりするけど、今回は、過去でも未来でもなく「今」に集中してみよう。せっかく自然豊かで、心地よい刺激がたくさんある場所に行くのだから。
そんな考えから、五感を使ってシンプルに心地よさを感じてみようと決めていました。
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ホテル最寄りの・箱根ガラスの森美術館に到着。また来られたことが本当に嬉しくて、自然と足取りが軽くなります。
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箱根リトリートの敷地に入ると、これから始まる最高の時間へのワクワク感で口角が上がりっぱなし。途中まで進めばホテルスタッフがお出迎えしてくれて、トゥクトゥク風の小さな乗り物でフロントまで送ってくれます。
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チェックインを済ませ、さっそくお部屋へ。天気が良く、部屋に木漏れ日がやさしく降り注いでいました。本当にうっとりする光景です…。
ベッドに腰掛け、景色を眺めながら少しひと休み。今年の“箱根リトリート”の始まりです。
👇お部屋全体を映した動画はこちらから
箱根で過ごしている最高の時間 pic.twitter.com/VPXxyE4PST
— Erina | ライター・編集者 (@s_er_18) October 17, 2023
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カフェラウンジでカフェラテをテイクアウトし、向かったのはウッドデッキのテラス。前回は雨で濡れていたので、利用するのは今回がはじめてなんです。
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備えつけの椅子ではなく、あえてウッドデッキに直接座ってみました。
豊かな自然に囲まれながら、深呼吸を繰り返します。あたたかい日差し、ときどき吹く冷たい風、葉っぱがさわさわと鳴る音、あちこちで鳴く鳥たちの声。すべてが心地よい。なんて贅沢な時間なんでしょう…。
それから、目を閉じて音に集中したり、自然を見ながらカフェラテをすすったり、まぶしさに目を細めながら箱根の森に夕日が沈むのを見届けたり。いろんな楽しみ方をして過ごしました。
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この旅は自分への誕生日プレゼントということもあり、スパを予約しました。癒しの時間だったことは言わずもがな。バキバキに体がこっていたそうで、日頃のセルフケアもこまめにしようと決めました。
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スパのあとは「料亭 俵石」内のラウンジへ(スパ予約者のみ利用可)。落ち着いたジャズミュージックが流れる空間で紅茶をいただきます。スパでふかふかになった体、まったりという言葉があまりに似合うこのお部屋。「この瞬間の心地よさ」に思わず何度もため息を漏らしていました。気づけば、外はもう真っ暗です。
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お待ちかねのディナーの時間です。お酒でふわふわしてしまうのが何だかもったいなくて、今回はノンアルコールのドリンクを選びました。このみかんジュースがとても美味しかったです…!
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ナイフとフォークを手に取る前に、まずは目と鼻で料理を楽しむことに。いろんな感覚を使うことで、料理はより一層美味しく味わえる気がしました。
コース料理といえば、一皿食べ終えてから次の料理が運ばれてくるまでに、わずかな待ち時間があります。1人だと手持ちぶさたになってしまう人もいるかもしれません。そんなときにおすすめなのが、直前に食べた料理の余韻に浸ること。「美味しかったな…」と思いを馳せると、料理に心を満たされる時間が続きます!
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ディナーのあとは、お部屋で「何もしない時間」を自分にプレゼント。気温がぐっと下がったので、ブランケットにくるまります。外の音に意識を向けると、聞こえてくるのは秋ならではの虫たちの声。日中との違いを見つけるのも楽しいです。
1人で過ごしていると、いろんなことがつい頭に浮かんできます。今回の旅で徹底していたのは、雑念が湧いたらスマホのメモに残して、すぐに思考を手放すこと。今考えなくてもいいことは頭の外に出す。「この瞬間」に集中したいときにおすすめです。
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午後11時。楽しみの1つであった温泉は、営業終了の1時間前を狙って行きました。前回も同じ時間帯に向かったところ、貸切状態だったからです。
作戦は成功!自分以外は誰もいなかったので、のびのびと温泉に浸かりながら「ふぅ~」と息を吐いて温泉気分を味わいました。檜風呂に注ぐお湯の音と、虫の声だけが聞こえる露天風呂。じっくりと至福の時間を過ごしました。
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不思議と、旅行の時だけはちゃんと起きられます。目覚めて窓の方へ視線を向ければ、窓いっぱいの緑。なんて最高な1日の始まりなんでしょうか!いざ、朝風呂に向かいます。
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敷地内のどこを歩いても、本当に心地よい箱根リトリート。早歩きぐせがあるわたしも歩くスピードがゆっくりになり、遠回りしてたくさん歩きたくなってしまいます。
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朝食はビュッフェスタイルです。箱根リトリートの朝食が大好きで、眺めている時点でもう幸せです…。
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あえてビュッフェ側に背を向けて、窓側を向いて食べてみることに。これが大正解でした。
ダイニングはガラス張り。外には太陽の光に照らされた木々が見え、それらを眺めながら食べる朝食はもう格別…。わたしが頬を緩ませていたのは言うまでもありませんね(笑)。
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前回心を鷲掴みされたトリュフ入りスクランブルエッグは、バッチリおかわりもしました。自家製ベーコン・ソーセージ、煮込み料理も本当に美味しいものばかりです。
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ホテルメイドのパンは購入することもできます。前回は買いそびれてしまったので、忘れずにゲットしました。(奥:酒かすのバゲット、右:くるみとドライフルーツ、左:バナナとイチジクのブレッド)
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チェックアウト後は、カフェラウンジ周辺でルイボスティーをいただきながら、帰りのバスの時間まで過ごしました。
小さな池に注ぐ水の音をBGMに緑をぼーっと眺めていると、かすかな風で葉っぱがふわふわと揺れているのがとても可愛く見えました。この瞬間に感じられることに集中して過ごしたことで、“そこにあるもの”に気づく感覚がすっかり研ぎ澄まされたような気がします。
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希望すれば車でバス停まで送ってもらえますが、せっかくなので歩いて箱根リトリートを後にしました。帰り道の景色も1年ぶりでしたが、やっぱり大好きです…!
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元からある箱根の自然の良さを引き立てるホテル、それが箱根リトリートだと思っています。
箱根リトリートについてnoteを書くのは、これで3回目(前回は2パターンのレポを書きました)。それほど好きなんです(笑)
わたしの言葉では伝えきれないと思いつつも、少しでもホテルの良さや、過ごし方のアイデアが伝わっていたら嬉しいなと思います。
次回はいつになるか分かりませんが、また絶対に訪れたいです!
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