第40回 ミリオンダラー・ベイビー (2004年 アメリカ) シンデレラガールの悲しい結末
本作はアカデミー賞を4部門受賞している。
作品賞と監督賞。クリント・イーストウッドが「許されざる者」に続き二度目の受賞。これでまぐれの監督賞ではなく真の名監督の地位を得た。
自らも出演し、主人公の女性ボクサーを教え支えるセコンド役。残念ながらイーストウッドの監督賞と主演男優賞の同時受賞は無理だったが、主人公を演じたヒラリー・スワンクは最優秀主演女優賞、助演男優賞をモーガン・フリーマンに取らせる快挙を成し遂げた。
反則により寝たきりの状態になる主人公の生命維持装置を切る老トレーナーの刹那さが見てるものに強く感動を与える。
★★★☆ 3.7点
次回第41回は
クリント・イーストウッドと同じ1930年に生まれ同じくアクション俳優からシブい名優へと変貌し、見事名を響かせたオスカー俳優のショーン・コネリー。彼のなんとも珍しいコメディー色を感じる作品「インディー・ジョーンズ 最後の聖戦」を紹介。
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