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第25回 ワールド・オブ・ライズ (2008年 アメリカ) CIAて本当にこんなところ?

ディカプリオは年を重ねるごとに大人の俳優に変貌してきたね。綺麗な10代、20代の時と違い男臭さが表にでてきた。今後も楽しみだ。事実この後男臭い演技でオスカーを手に入れている。

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ディカプリオは今回中東においてテロリストの監視、工作を担当するCIAエージェント役。

共演は同じくオスカー俳優のラッセル・クロウ。このラッセルの演じるCIAの上官が終始嫌な奴。

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そして、もう一人、主役以上にカッコ良く全部いいとこ取りしたようなマーク・ストロング演じるヨルダン情報局のハニ。

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このハニが実にカッコイイ!

いつものスキンヘッドのマーク・ストロングとは違い、長めのヘアは綺麗に整えられている。いつもスーツでタンディな身のこなし。砂漠や雑踏の多い中東の地でこのダンディファッション。しかも知性派のやり手。砂漠の007といったところか。

キャストも良いがもスタッフも素晴らしい。

監督は私の大好きなリドリー・スコット。この監督ならほぼ間違いなく満足させてくれるはず。

後半、ディカプリオがテロリストに拉致監禁され拷問を受けるシーン。ハンマーでの指砕きの目を覆いたくなるような残虐な場面、どうなることかハラハラドキドキ。そこに登場正義の味方。

それにしてもアメリカCIAは他国にてここまで調査、工作をしなければならないものなのだろうか?イスラムの国々でアメリカが嫌われるのもわかる気がする。色々なCIAを扱う作品があるが、どれもやりたい放題。近日、CIAを扱った作品を調べてみよう。凄腕の殺し屋たちが大集合するだろうな。殺し屋アベンジャーズができる。

★★★☆ 3.4点




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