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絶対にNYに行きたくなるおススメ映画

どうも!どうも!シネマ膝小僧です。ゆるーくnoteしていくので本当に暇な時に覗いていただければと思います。

本日ご紹介するのは【はじまりのうた】です。

■キャスト■


グレタ - キーラ・ナイトレイ
ダン - マーク・ラファロ
バイオレット - ヘイリー・スタインフェルド
デイヴ - アダム・レヴィーン
スティーヴ - ジェームズ・コーデン
サウル - ヤシーン・ベイ
トラブルガム - シーロー・グリーン
ミリアム - キャサリン・キーナー

【ONCE ダブリンの街角で】世界的な大ヒットを飛ばしたジョン・カーニー<監督・脚本>の最新作です。ONCE~を観てこの作品を観た方も多いかなと思います。流石元ミュージシャンだけあって本作品も様々な音楽が物語を彩っています。
※ アイルランドのロックバンド、ザ・フレイムスでベーシストを務めていました。

主演には、皆さんご存知のキーラ・ナイトレイ。パイレーツ・オブ・カリビアンの時はお綺麗な女性だなという印象だけだったのですが本作品では歌声も綺麗!!
こんなお上手だったとは知りませんでした。
※個人的に好きなのは【ベッカムに恋して】です。

そして、もう皆さんあの作品で既視感ありまくりではないでしょうか??
そう、マーク・ラファロです!!

いや、こいつで間違いはないんですけどね。

「ゾディアック」や「コラテラル」「キッズ・オールライト」から見るとハルク役はかなり意外でしたが一気に知名度は上がりましたよね。

個人的には、「グランド・イリュージョン」の彼が好きなのでどれも異なる役なので幅が広い俳優だなと思います。本作品でもハルク感は全くないです。

何といってもアダム・レヴィーンがこの映画の音楽を底上げしているのは間違いないですね!!最初見た時に、あれっ?似てるなぁーと思っていたのですがまさかのアダム。※前情報なしで鑑賞したので。

一気にスターダムに上っていく過程で様々な環境変化から心情も変化していくところも上手く表現できていたのではと思います。マルーン5で経験した事がそのまま出ていたのでは?と感じる程でした。

少しあらすじを言いますとキーラ・ナイトレイ演じるグレタがアルバムを作ることになるのですが何せ自主制作なのでお金がない。ならもう街でレコーディングしちゃおうという発想もさる事ながら、その場で遊んでいて邪魔だったkids達にもコーラスさせようとか音楽の「音を楽しむ」という本来のコトバがスッと入ってきました。観ていて横揺れにはなりますね!

オフィシャルサイトにあった撮影場所です。いや本当に巡りたくなりますね。

本作品の名シーンは、やはりダン(マーク・ラファロ)とグレタ(キーラ・ナイトレイ)が二股イヤホンジャックでお互いのプレイリストを聞きながらNYの夜の街をひたすら歩き続けるシーンでしょう。

見える景色の捉え方が音楽によって移り変わっていくのは皆さんも経験あるのではないでしょうか?それにしても恋人でもない2人がプレイリストをさらけ出すのは絶対出来ないですけどね!!でもこのシーンがあったからこそ2人の距離感が分かった気がしました。

本作品ですが、一言でいうと「好きな事を真剣にやる素晴らしさ」
が詰まっていると思います。それぞれ歩んできた人生があってそれは複雑ではあるのですが、この大都会で夢を求めてきて上手くいかなくなった人や夢を諦めないといけなかった人達がもう一度自分の好きな事を真剣にやってみようよというメッセージがあるようにも思えました。

そこから見えてくる何かがきっとあるはずだから。と最後のシーンで思いました。あーグレタは何か見えたんだなと。

どうせ音楽だけの映画でしょ?という感じで観ても楽しめると思いますが
何かに悩んだ時に是非観ていただきたい作品です。

是非、観て感想下さいませーー。

【総評】★★★★☆ 3.9

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