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「子ども食堂」の運営を楽しむためにも、補助金を活用したい!

ひょんなことから、わたしにも、お声がかかり、子ども食堂のボランティアを始めることになりました。

きっかけは、子ども食堂の、区や東京都への助成金や補助金の申請手続きや報告を手伝ってほしい、ということからでした。

東京都では、コロナ対策のひとつとして、『子供の食の確保』緊急対応策で、子ども食堂の実施団体に補助金を出していますが、その会計報告を手伝ってほしいというわけです。

行政書士だし、社会福祉士じゃないと地元の方からお誘いがあったのです。

もちろん、二つ返事で引き受けました。
以前から、子ども食堂には興味を持っていたので。

その子ども食堂のボランティアの皆様は、年金生活者世代の70代が中心です。なかには、後期高齢者の方たちも。見た目は、皆さん、60代にしか見えませんけどね。本当に元気で若々しい方ばかりです。

しかし、コロナ対策で助成金や補助金の予算は大幅に増えて、活動規模も拡大したものの、事業実施計画報告書関係は、全部メールで出さなきゃいけないのが、シニア世代には億劫でしょうがないとのこと。
しかも、各種様式に合わせて、何回も同じようなことを報告しなくちゃならないし・・・。

子ども食堂のメニューを考えたり、子どもたちやお母さんたちとの交流は楽しいけど、その後がねえ・・・。とうかないお顔でした。

それならば、わたしが、一肌脱ぎましょう。と張り切ってはみましたが、実際のところ、子ども食堂の運営の現場では、大先輩たちの前向きなエネルギーから、わたしのほうが、元気をもらってます。

それこそ、多世代交流から生まれるエンパワーメントの力ですね。そんなボランティアの活躍の場があちこちに生まれるためにも、補助金の申請は欠かせないと思います。資金は潤沢な方が活動も広がりますから。

コロナ対策の給付金は、連日国会でも審議されていて、関心の高いところですが、お住いの自治体の子ども食堂の補助金はどうなっているのかにも目を向けると面白いです。

補助金は、困っている人に届くだけでなく、社会に前向きなエネルギーを生み出す活動に使われているところに注目したいところですが、いかんせん、予算がついても、その実施率は意外に低いものなのです。

税金は払うばかりでなく、自分から関わって、使われる仕組みを知っておくことも大切なのではないかと思うこの頃です。




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