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【小説】 嫌われてもいい〜セカンド②

虚無感をかんじた
それは祐輔との関係回数を軽く超えた日

やはりあれは、不倫ではなかったと、、、。
 
佳世子がノートにそう、大学1年生の時にあったレイプのことを書き始めていた時
知らない、友達だったという人や
いろんな人が連絡してきた
 
snsというツールで、、、。
あの時の佳世子は根拠のない
プライドや持ち
また周りに守られていながら生きていた
ある意味、強かったのかも知れない
無知な佳世子にとっては

それが当たり前で
普通だと思っていたから

人に愛される女性
いろんな書物をみたけれど
どれも佳世子には当てはまらなかった

なのになぜ、祐輔はやってきた
なんとなくわかった気がした

なぜか祐輔は佳世子がノートを書いていて
それを見ていたので
なんで知っているのか不思議に思った

あれは再会して
まもない頃、、、。
まだその時は誰にも言っていなかったのに

ただ、佳世子をちょっとこらしめて
佳世子の鼻をへし折ってやろうかのつもりが

2022年11月23日の錦糸町で
予定が崩れた

祐輔は言っていた
2022年12月26日にとっとと縁を切るつもりだったと

やらかしてしまった祐輔は
11月30日
佳世子と再び会い不倫に仕立て
ずらかろうとしていたが
佳世子は
もう、心が壊れてきていた

生まれてはじめて聞く
寝る前の子守唄
それは、浜崎あゆみの曲で
21歳の子が寝れないからと夜に
一緒に歌いながら、眠りについた

うまれてはじめての
こもりうた
だった


 

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