2003年7月から2006年6月までアフリカのジブチ共和国で過ごしました。
アフリカでの経験、学びは今のわたしに大きな影響を与えています。
印象に残ったエピソードを思い出しながら…
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#ジブチ
アフリカでお手伝いさんを雇う
2003年から2006年にアフリカのジブチに青年海外協力隊員として派遣されていた香田有絵です。
アフリカで、人生で初めてお手伝いさんを雇うことになった。
急にお金持ちになったわけではない。必要だったわけでさえない。
先方から是非にと頼まれたのだ。
なかば強制。
当時わたしは、貧困地域の婦人会で識字教育をしていた。
ジブチ人女性の中には、学校教育を受けていない世代がある。
鉛筆の持ち方を知ら
アフリカで泥棒に入られた話
ジブチという国は小さい。そこに住む外国人は少ない。
毎日の行動すべてが注目されていると言っていい。
知っていたけど、わかっているつもりだったけど、甘かった。
ある日、生活費を下ろしに銀行に行った。600ドル。
その夜のことだ。
当時住んでいたアパルトマン(マンションと訳すほどきれいではないけれど、アパートと訳すには頑丈すぎる)には門番がいて、わたしと夫が住んでいるのは2階で、ジブチには犯罪
仕事をするのは1家族に1人という考えの人たち@アフリカ
アフリカ、ジブチで3年暮らしていた時のこと。
仕事をするのは1家族につき1人という考えが浸透しているらしいことを知った。
ジブチに赴任するフランス人は、家政婦を雇う決まりがある。
雇用促進のためだ。
夫の家政婦さんになった人の家族では、彼女が家政婦の職を得たために、兄だか弟だかが港での労働作業を辞めた。
そういう決まりがあるわけではない。もう働くなくてもいいということになったらしいのだ。