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VACILANDO

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2022年4月に始まった海外在住noteクリエイターの共同マガジンです。 海外の生活や仕事に興味がある方、今世界のあちこちで何が起こっているか気になる方、海外に出て見たい方にお…
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#タンザニア

子供としますか?「お金の話」

皆さんは、「お金」について、子供と話しますか? 昭和育ちの私は、小さい頃から「お金の話をするなんて、はしたない」という常識で育てられてきました。でも、8歳になる娘はお金の話が大好き。そして、我が家ではお金について話題にするのは「まったく問題なし」。私が小さかった頃とずいぶん違います。 これは、アメリカの文化なのか、はたまた、世代の違いなのか。 最近の私は、子供が小さい時からお金の話をしておくことって悪くないな、いや、むしろ必要なこと、という考えに変わっています。どうして

2年ぶりに先進国で暮らしたら

2年のタンザニア生活を終えて、先日、アメリカに引っ越してきました。 タンザニアの前にはアメリカに住んでいたこともあり、「久しぶりに帰ってきたぞ~」と生活が楽しみ。もともと住んでいた場所とは思えないほど、日々のちょっとしたことが実に新鮮で、私も子供に戻ったように、毎日、目の前で目撃するアメリカ生活の便利さや効率の良さに目を丸くしています。 今日は、アフリカからアメリカへと生活の場所を変えて感じた気づき、ここでの生活に慣れたら忘れてしまいそうな感情を忘れる前に記してみます。日

ご近所さんはマサイ族

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアに移住してびっくりしたのは、村で狩りをしていると思っていたマサイ族の姿を、タンザニアの都会のあちこちで目にすること。 ある時、出かけようとしたら、お隣さんの家からあくびをしながら出てきたのは、道でよく見かけるマサイのお兄さん。「あれ、ここに住んでたの?」と話しかけながら、ご近所さんがマサイだったのか~。なんて、ちょっと感動した瞬間。 私はなぜだか、タンザニアで会うマサイたちにくぎづけ。テレ

「頭でモノを運ぶ」から考えた女性の生き方

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアにいると、「女性の幸せとは?」そんなことを考えさせられる機会が多い。 なぜなら、タンザニアでは「女性は家で家事をする」的なイメージがまだ強く、伝統的な社会慣習や文化から、男尊女卑の傾向が見られるから。 女性が頭でモノを運ぶという、あのアフリカらしい「すてき」だと思っていた風景も、そんな女性の厳しい現実を反映したものらしい。 なぜ、アフリカの女性は頭でモノを運ぶのかは、こちらから。 タン

「アフリカど素人」の私がタンザニアで心底びっくりした5つのこと

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアで出合う日本人は、みんなアフリカ経験の長いプロ。40代になって初めてアフリカを体験する私にとっては、ここでの生活にはあちこちにびっくりが潜んでいます。でも、そんなびっくりを伝えても、その驚きをアフリカプロの彼らと共有することができないこともあります。「それ、アフリカではあるあるだね」なんて冷静な答えが返ってくるのです。 だから、アフリカに住んだことがないあなたになら、きっと共感してもらえると

【ダルエスサラームの歩き方】~”タンザニアのニューヨーク”の楽しみ方~

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアにこれまで2年の間に10組ほどのお友達が遊びにきてくれました。予想外にたくさんで嬉しかった!遠くまではるばるありがとう~。 日本ではあまり知られていないけれど、実はタンザニアは、世界中から観光客が訪れる観光立国。外してはならないのは、「サファリ観光」とアフリカのハワイとも呼ばれる「ザンジバル」。 でも、私が住むダルエスサラーム(首都ではないけど、経済の中心地。私は勝手に、『タンザニアのニュ

アフリカに戻ってくる人の気が知れた日

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニア生活のカウントダウンが始まりました。 タンザニアでは、「またアフリカに戻ってきました」という人、「タンザニアに絶対にまた帰ってくるぞ」と決意して泣く泣く帰国する人、「また来ちゃったよー」と毎年のように遊びに来る元在住者によく会います タンザニアでの時間があと少しとなった今、私は彼らの気持ちがよ ~くわかります。 「アフリカの生活って大変でしょう」と思っているあなたには、またアフリカに戻り

タンザニアで耳活をやめて見えた景色

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアに来る前の私はAirPods(ワイヤレスのイヤホン)が生活のおとも。朝の出勤中に電車の中で、週末のランニング中に、洗い物や料理などの家事の時間に、ラジオを聞いたりオーディブルで読書をしたりしてました。 タンザニアに来てから、気づいたら、ほとんどこの耳活をしていません。時間の効率をあれほど重視していたのに、何が起きたのか!と、考えてみたら、タンザニアならではの、なるほどが見えてきました。 「

買い物しない私がタンザニアで迷わず買ってしまうもの

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 物への執着があまりないというのか、おしゃれに興味がないというのか、昔から、それほど買い物には興味のない私。 ですが、タンザニアで、お友達について買い物に行ったはずなのに、 必ず自分も買ってしまうものがあります。 今日は、物欲がほとんどない私が、毎回必ず買ってしまうタンザニアのあるものについて。あなたにも、そんな特別なアイテムがありますか? 日本人には派手すぎでしょ… タンザニアで女性が着ている服

タンザニア旅行した日本人がおどろく3つのこと

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 今まで、私の住むタンザニアには、予想していた以上にたくさんのお友達が日本から遊びに来てくれました。 サファリ観光やアフリカのハワイとも言われるザンジバル島でのんびり、そんな時間を楽しんで日本に帰る前の友達にタンザニア旅行の感想を聞くと、共通していることがあるなと気づきました。 タンザニアに遊びにいったあなたを想像しながら、読んでみてくださいね。 ライオンに食べられちゃう… タンザニア観光で必ずト

アフリカで「日本人だい!」とドヤ顔したくなる時

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアで外国人として生活していると、いたるところで、「私は日本人だい!」と主張したくなることがあります。これは年齢とともに深まる母国への愛国心なのか、「なめられてはいかん!」と感じる自分なりの自己防衛からなのか、はたまたタンザニアという場所柄なのか。 今日は、タンザニアの生活で、日本人だと主張してしまった私の最近の体験をご紹介。ぜひ、大人げない私のどや顔を、くすっと笑ってやってください。 SUS

アメリカ人「駐在妻」はどうしてモヤモヤしていないのか

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアで私はいわゆる「駐在妻」、夫の海外赴任に同行してきた妻の立場です。ここではいろいろな国の駐在妻に会うのですが、「駐在妻」と言っても、なんだか私たち日本人の「駐在妻」の立場と違うなあ、と感じます。 今回は、タンザニアで初めて自分が駐在妻となってみて考えた「駐在妻」とは?について書いてみます。 私の「駐在妻」イメージをくつがえした女性たち 知り合いのいないタンザニアに引っ越してきてから、友達

「タンザニアに住めてラッキー♪」と思う3つの瞬間

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアでの生活を始めて2年。こちらに移住する前は、想像すらできなかったアフリカでの生活は、いざスタートしてみると、メリットがたくさん。 今日はそんな「タンザニアに住めてラッキー♪」と感じるたくさんの瞬間の中から3つを厳選してご紹介。これを読むと、あなたもタンザニアに住みたくなるかもしれません。 すこぶる健康に これは、タンザニアに住む外国人の多くが口をそろえて言いますが、「健康になる」んです。

タンザニアでホームパーティを開いてみたら…

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 おうちでホームパーティをするのって、とても楽しいですよね。料理が苦手な私ですが、「おうちで友達とワイワイ」することは大好き。先日は、タンザニア人の仲良くしているお友達家族をご招待して、自宅でディナーパーティーをしました。 そうしたら、日本ではなかなかない印象的なパーティとなりました。タンザニアらしいな…と心がざわついたり、その後はほっこりしたり、そして最後は笑顔でしめくくったタンザニアでのパーティ体験