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VACILANDO

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2022年4月に始まった海外在住noteクリエイターの共同マガジンです。 海外の生活や仕事に興味がある方、今世界のあちこちで何が起こっているか気になる方、海外に出て見たい方にお…
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#ハワイ島

ハワイ島の6月:マンゴーの季節(納豆は半分こだけど)

ハワイ島に引っ越してきたのが去年の冬至直後だったので、ここに住んで約半年となった。この時期にハワイに来たことがなかったので色々と発見が多くて楽しい。 常夏の島として知られているハワイだが、やはり季節はあって冬至の時に比べれば気温が上がっている。と言っても今のところ最高気温の差は2、3度くらいだから可愛いものである。 6月はマンゴーの季節それでも植物たちは季節の変化をちゃんと感じていて、今ハワイはマンゴーの季節だ。うちは放置されてジャングル化した土地を整地して建てられたので

【読書感想文】よしもとばななさんの「サウスポイント」:ハワイの輝きは太陽だけではなかった

先日、ハワイ島の最南端のサウスポイントというところのご紹介をした。 そこでつながった三昧堂さんの投稿で、吉本ばななさんが「サウスポイント」というタイトルの本を出していることを知り、早速、AmazonでポチしてKindleで読んだ。サウスポイントがどのように表現されているか早く読みたい気持ちも強かったが、何より破天荒な登場人物たちや物語の意外な展開に本を置くことができず、あっという間に読んでしまった。 あらすじこの後、物語は大きく展開していくがそれは本書を読んでほしい。最初

おかめ納豆2パック、セールで1,100円なり(通常価格なら1,300円)

近くのスーパーに買い物に行ったら、おかめ納豆がセールで1パックで3.39ドルになっていた。通常は3.99ドルなのでお買い得感がある。2パックしか残っていなかったので両方をカゴに入れた。 ハワイは何でも高くていちいち円に換算していると心臓に悪いから、基本、ドルでだけ考えるようにしている。でも日本のものはやはり時々、円換算してしまう。 その日も車に乗ってからつい計算してしまった。消費税を入れて2パックで1,100円。1パック、550円となる。普段の値段なら1パック650円以上

この世の果てからの帰りはアメリカ最南端のレストラン、ハナ・ホウへ

昨日、アメリカ合衆国最南端のサウスポイントについてご紹介した。 荒涼とした景色、強い風、断崖絶壁、そして荒い波。どれもトロピカルでパラダイスなハワイのイメージにそぐわないだけにユニークで、行ってみる価値ががあると思う。 ただこの世の果てのような大海原を前にして、自然への畏怖と人間のちっぽけさを感じて少し心細くなってしまうかもしれない。この記事ではその帰り道、人間界に戻ってくるのに良い場所をご紹介したい。 それはアメリカ最南端の街、ナアレフ(Naalehu)だ。 メイン

ハワイ島にこの世の果てがあった:サウスポイント

ハワイ島はアメリカ合衆国の一番南にある島なので、島の最南端は当然アメリカの最南端となる。この地域はサウスポイント(South Point)と呼ばれていて、単に最南端というだけでなく、ダイナミックな絶景を見られる場所として知られている。 コナやヒロ、また北部のリゾート地から少々遠いこともあってややマイナーな観光スポットだ。でもレンタカーがあるのなら一度足を伸ばしてみるみる価値があるところだと思う。というのもハワイの他の観光地とは違った独特な景色が見られるからだ。 コナからだ

太陽が赤いのはvogのせい

Vog(ヴォグ)とはハワイで使われる言葉で、火山の噴火で放出されたガスが含まれるかすみのことを意味する。数日前キラウエア火山であった小さな爆発の影響でvogが出て、空は昼間はガスがかかってぼんやりとしているし、夕日はこのように真っ赤になる。 ひどくなると呼吸器系などに健康被害も出るそうだが、幸い今の所は空気の質はそれほど悪くなっていない。 ハワイ島の気候や自然はパラダイスと言っていいと思う。私たちが住んでいるところは少し標高が高いこともあって常夏というより常初夏くらいの

大谷翔平が「完璧なビーチ」と言っているハワイ島ハプナビーチに行ってみた

ハワイといえば青い空、紺碧の海、そして白い砂浜を思い浮かべる方も多いと思うが、ハワイ島に白い砂浜のビーチは少ない。白い砂はサンゴ礁や貝殻の破片が長い時間かけて砕かれてできるが、ハワイ島はまだ若く火山活動が活発なため、そうした砂が侵食しているところが少ないそうだ。 それでもハワイ島の北部は地質が古いために、美しい白い砂浜がある。だから高級リゾート地や超高級住宅地は北部に多い。大谷翔平が別荘を建てるために土地を購入したというマウナケアリゾートもハプナビーチという白い砂浜のビーチ

ハワイ島おすすめのマニニビーチ

今、父とそのパートナーが日本から遊びに来ている。仕事しながらハワイ島の案内をしているのでなかなか忙しく、noteへの投稿も遅れがちで少し寂しい。だからこの機会に父たちを連れて行ったお気に入りのマニニビーチ(Manini Beach)をご紹介したい。 このビーチはコナから30分ほど車で南に行ったところにあるケアラケクア湾に面している。小さいが自然豊かで色々な表情のあるビーチで、スノーケリング、ピクニック、日光浴、サンセットなど様々な楽しみ方がある。 ただそこに行くまでの道

ハワイ島で太陽恐怖症について考える

ハワイ島の新居に越して4ヶ月、肌がこんがりと焼けてきた。腕はスマートウォッチで隠れているところと比べて確実に2トーンほどは黒くなっている。いわゆる小麦色の肌だ。 それを見て懐かしい気持ちになった。最後に小麦色の肌になったのはいつだっただろう?20年前?いや、もっと前かもしれない。 アラカンの私は10代、20代前半は日焼け止めを塗った記憶がない。大学に入るまでは化粧もしなかったから真夏もすっぴんで過ごしていたので、地黒の肌は小麦色以上に濃くなっていた。でも真夏の太陽を体

灰色の世界から彩りのある世界にワープする遊びを見つけた

先日アメリカ本土から遊びに来た友人が、お土産にインテリアの本をくれた。彼女は不動産のエージェントであると同時にインテリアデザイナーで、洗練されたセンスの持ち主だ。時々、自分では選ぶことのない素敵なものをプレゼントしてくれて私の世界を広げてくれる。 "The Space That Keeps you: When Home Became a Lovestory" と言うタイトルのこの本はJeremaih Brent (ジェレマイア・ブレント)というインテリアデザイナー、かつテ

ハワイの夕日は美しく毎日表情が違うので、最近の私のフォトアルバムは夕日の写真で埋まっている。 今日は曇り空だったので期待していなかったが、息を呑むような美しさだった。 今日学んだハワイ語:napo'o 'ana o ka lā (夕日)

宇宙人としてフラを学ぶ

昨日は5回目のフラのクラスだった。前の記事に書いたように初心者の私は5歳から12歳の子どものためのクラスに入れられた。子どもに合わせたユルユルの感じが楽しい。 先生が子どもたちに「トイレはトイレ休憩になるまで我慢してね、分かった」と聞くと、子どもと一緒に「はーい」と応えてみる。ハワイの言葉も少し学ぶので、先生に「風はハワイ語でなんと言いますか?」と問われて子どもと一緒に「うーん」と悩む。 時々、正しい答えを言って先生から「グッドジョブ!リリコイ」と言ってもらえるとまんざ

ハワイに住んで幸せだなあと思うこと・3つ:③子どもたちに混じってフラを習う

海外在住クリエイターの共同マガジン VACILANDO のリレー企画のバトンが、フランス在住のアリアリさんから回ってきた。お題は「ハワイに住んで幸せだなあと思うこと・3つ」。 お題をいただいた時はサッと書けると思ったが、書き始めたら一つの記事に収まらなくて、結局3つの記事を書くことになった。本当のリレーだったらフライングで失格になるところだ。これが最後の記事となるのでやっとバトンも渡せそうで書く方もホッとしているが、Vacilandoの仲間たちが一番ホッとしているだろう。

ハワイに住んで幸せだなあと思うこと・3つ:②マグロの頭をもらう

海外在住クリエイターの共同マガジン VACILANDO のリレー企画のバトンが、フランス在住のアリアリさんから回ってきた。お題は「ハワイに住んで幸せだなあと思うこと・3つ」。 今回の記事はその二つ目。ハワイにいて幸せに感じることが多くて3つに絞れないので、ある日(昨日)、幸せに感じたことを3つ選んで書いている。前回はハワイでは空が近いことを書いた。 今回はマグロの頭をもらった話だ。 新居に入居したのは2ヶ月前になるが、まだ家は完全には完成していない。当初1月末には届