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大谷翔平が「完璧なビーチ」と言っているハワイ島ハプナビーチに行ってみた

ハワイといえば青い空、紺碧の海、そして白い砂浜を思い浮かべる方も多いと思うが、ハワイ島に白い砂浜のビーチは少ない。白い砂はサンゴ礁や貝殻の破片が長い時間かけて砕かれてできるが、ハワイ島はまだ若く火山活動が活発なため、そうした砂が侵食しているところが少ないそうだ。

それでもハワイ島の北部は地質が古いために、美しい白い砂浜がある。だから高級リゾート地や超高級住宅地は北部に多い。大谷翔平が別荘を建てるために土地を購入したというマウナケアリゾートもハプナビーチという白い砂浜のビーチの近くにある。

下記のページで大谷翔平が「完璧な2つのビーチ」と言っている一つはハプナビーチであろう。


ハプナビーチは「ハワイ島で最も美しいビーチ」にいつもランクインする。それだけに人気も高く、人混みを嫌う夫は行きたがらなかった。それでハワイ島に住んでいながら私たちは行ったことがなかった。でも前からどんなに美しいビーチか見に行ってみたいと思っていた。大谷翔平がその近くに住むことになるから、見ておきたいというミーハーな気持ちもあった。
 
この週末は久しぶりに大きな予定がなかったので、ダメもとでハプナビーチに行ってみないと誘ってみると、意外なことにすぐにOKが出た。

早速、水着やビーチチェアを持ってハプナビーチに向かう。コナ国際空港から車で北上して30分くらいのところだ。サインもはっきりしていて分かりやすいし、駐車場も整備されている。

車を止めて外に出てみると、その向こうには青い空と海、そして白い砂浜が広がっているではないか。気分が上がってくる。

白い砂浜と紺碧の海。絵に描いたようなトロピカルなビーチ。


さてビーチの方に降りていくと、ハワイ島にしてはかなり大きなビーチで、海は青く波は穏やかである。これは人気が出るわけだと納得する。人はそこそこいて、ビーチボールをしたり、海水浴をしたり、甲羅干しをしたりと思い思いに楽しんでいる。

私も海を目掛けて前に進もうとしたら、お隣の人(夫)の様子がおかしい。横を見ると夫はそこにまるで結界があるかのように前に進めなくなっているのだ。
 
「ん?人多すぎる?」
「うん。」
「帰る?」
「リリコイが泳ぎたかったら付き合うよ。」
 
いやいや、こんな風にフリーズしちゃった人をビーチに連れていくのは酷である。とりあえず人の多い様子だけでも写真に撮ろうと思ってパチパチと撮ってみたが、夫を残して結界の向こう行くのは忍びなく(笑)、良い写真が撮れなかった。ちなみにトップの写真はお借りしてきたもの(Phil Price on Flickr)。

下の写真は私がとったが、ガラーンとした感じで全く混雑した感じが切り取れていない。

なんとなくごちゃっとした感じは伝わるだろうか?


私たちは撤退してしまったが、ハプナビーチは駐車場も大きくて完備されていてレンタカーがあれば観光客でも行きやすい。砂は柔らかくと海は穏やかなので、お子さん連れやそれほど泳ぎに自信がない人も安心して楽しめそうだ。私たちが行ったのは土曜日の午後ということもあって人出があったが、平日の午前中だったらもっと空いているだろう。

また近くには高級リゾート地がありながら、このビーチにはエクルーシブ感(高級で排他的)はない。地元の人たちが木陰でピクニックしていたり、ビーチボールをしたり、結構ふくよかな方が肌を真っ赤にして泳いでいたりと庶民的な感じで、私には好ましい。

ただここにスーパースターの大谷翔平が泳ぎに来ることはまずないだろうと確信した。

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