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フラだけは行かせて 『あのときキスしておけば』(第3話視聴後)

マサオ(井浦新)の身体に入ってしまった巴=オジ巴は、とりあえず桃地(松坂桃李)のアパートに居候することになりました。オジ巴が『SEIKAの空』最新原稿をストレージにアップしたことから、週刊少年マキシマムの編集部がざわつきます。
一方、桃地は巴の母(岸本加世子)に“イタコ詐欺”と一蹴されたオジ巴をもう一度会わせ、中身が巴であることをわかってもらえます。

巴が、オジ巴の姿なのに一切の偽装なく巴のままでいるというのが、いかにも巴のキャラクターを表していておもしろい。

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そしてそんなオジ巴をそのまま受け止める桃地。これこそが愛。(ほんと?)
思いのままに生きる(死んでるけど)巴も、そんな桃地に対して歩み寄りを見せ始めました。うん、だって桃地は真心ありますもんねえ。

巴の家からタブレットが無くなっていることを確認したマキシマム副編集長で巴の元夫、高見沢(三浦翔平)は、巴が生きていると信じ込んでしまいます。
高見沢もねえ… 別れたとはいえ愛してますよね巴を。

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奇妙な三角関係みたいなものに発展して行くのでしょうか…

一方、マサオの方にも動きがありました。
フラの先生が妻っていうのはかなりの唐突感ありますがまあいいです、おもしろいので。
オジ巴になっている状況で「フラだけは行かせて」っていう巴もおもしろいし、行かせる桃地も、怪訝に思いつつもとりあえず受け入れるフラの先生・田中帆奈美(MEGUMI)もおもしろい。変すぎて受け入れざるを得なかったのかもしれないけど。

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次回はマサオ家の方で進展がありそうです。

人は人の何を愛するのかとか、愛しているとはどういうことを言うのかとか、愛情ってどう表せばいいんだろうとか、そういうことが押し付けがましくなく語られて行く作品になるのかもしれませんね。

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