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好物来ました! 『マイネーム:偽りと復讐』

最近日本のドラマばかり見ていて、映画も海外ドラマもおろそかになっていました。ちょろちょろ見てはいるのですが、noteに書くに至っていません。おもしろくないわけでもないのですが…

世間ではNetflixで配信中の『イカゲーム』が評判ですが、今のところあまり触手が動きません。(デスゲーム系はその昔『バトルロワイヤル』を読んだことがあります。すごくおもしろかったけれども映画は見ていないんですよね。『カイジ』はテレビ放送があったときにちらっと見ましたがちゃんとは見ていません)

そして、何気なく見た韓国ドラマ『マイネーム:偽りと復讐』。Netflixで10月15日に配信が開始された作品です。

自分の誕生日に、たった一人の肉親であるヤクザの父親を何者かに殺された高校生のユン・ジウ(ハン・ソヒ)。父の友人でヤクザ(麻薬組織)のボス、チェ・ムジン(パク・ヒスン)に「犯人を探して」と頼みに行くも、諦めろと諭される。
何としても復讐を果たしたいジウは、食い下がってムジンの組織トンチョン派の末端に入れてもらう。そこはトンチョン派に正式に入る前の、荒くれた男ばかりのトレーニング場のようなところだった。
訓練を重ねたジウは、ムジンの手配でオ・へジンと改名し、警察の麻薬捜査隊へ潜り込む…

来ましたねー、好物が。

1回45分から58分と、韓国ドラマにしては短めです。まだエピソード1(正確に言うと2の途中まで)しか見ていませんが、一気見するのを堪えてます(寝不足困る)。

ジウ、あんな体格で強すぎるだろ、とか、あるにはありますよ。ありますけど、いいんです。

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ムジンとジウの“アジョシーアガシ関係”とかたまらないし、男どもの中でボコボコにされようが必死でサバイブし、薬もられて襲われても(ムジンの教えの通り)急所を狙って返り討ちにするジウは、たとえファンタジーでもかっこいい。

ヤクザに“入門”した女子高生が、数年鍛練したのちに父親の復讐のために警察に潜る、って、まずありえないファンタジーなのにドラマの力で視聴者を引っ張っていく韓国ドラマってやっぱりすごいなあと思います。

まず、こういうハードボイルドな“女の子”を演じられる俳優が、日本にはいない気がします。みんな可愛いとか綺麗とかばっかりで、影があってアクションができる女性俳優って全然思いつきません。いるかな?

今『アバランチ』で高橋メアリージュンさんがアクションありの役どころを演じていますね。かっこいいですが、ジウのような役を演じるには“影”が足りないと思います。

まあ、とにかく私は、強くて影のあるクールでハードボイルドな女が大好きなんですよ。それだけ笑 
明るく可愛い女の子ばっかりの世の中なんてつまんないよ。


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