愛情表現の違いについて知った話

遠距離恋愛になってから、彼からの愛情が減ったのではないかと不安になることが増えた。

LINEや電話はいつでもしていいよと言われてはいるのの、「今電話してもいいかな」「迷惑と思われて嫌われたらどうしよう」そんな気持ちが大きく、どうしても遠慮がちになってしまうことが増えた。

具体的に何に不安を感じているのかについて考えてみると、

・彼が社会人の頃はどんなに忙しくても朝起きるとLINEが返ってきていたが、今はLINEの返事が数日後が増えた
・内容も前よりも丁寧さがなくなった（と感じる）
・4月やGWに予定していたデートがなくなった（全て理由は聞いている）

上記のことから、不安に思うことが増えた。

LINEと予定がなくなったことに関して、少しきつい口調で彼を責めることがあった。
彼にとっては環境も大きく変わり、それでいて慣れない専門的な勉強。月に数回あるテストで、1個でも落とすと即留年というプレッシャー。
その状況を分かっているつもりでも、やはり自分のことばかりで、不安になってしまう。私の気持ちの置き場はどこにあるの！と。

そんな私の様子を感じ取ってか、彼が「今までのことは言い訳ばかりに聞こえてしまうよね。ごめん。冷めてない？大丈夫？」と不安そうに聞いてくることもあった。
正直私としても「この関係が続くと思うと、しんどい」「辛い」と思うことが増えてきたのは事実だった。

平日は解剖実習があり、帰宅するとすぐ寝てしまうこともあるということで、LINEの返事も数日後と遅く、電話は土日の週1回。
いつでも電話していいと言ってはいるけれど、本当にしてもいいのか？迷惑と思われないか？私の中でモヤモヤが大きくなった。

そんな時、彼のテストが終わった日に勇気を出して「今日5分だけ電話してもいい？」とLINEをすると、すぐに電話がかかってきた。

その時に、
・LINEはテスト前だったため、後で返そうと思っていたこと(社会人の頃からLINEはその日の仕事が終わって、ひと段落してから返信するタイプ)
・LINEをすることは全然苦でないこと
・電話したいときは断りなく、いつでもかけてきていいこと
を改めて言ってくれた。

彼のLINE上での対応だけをみると「めんどくさいと思われてるのかな」と不安に感じたが、電話の様子だといつもと変わらない様子。（「何でもできることあったら言ってね」「他に不安に感じていることはない？」「2年後は一緒に住もうね」という発言など。）

そんな彼をみていると、やはり私とのLINEや電話に対する優先順位、捉え方が違うことを改めて感じた。

彼の愛情=連絡頻度ではなく、私が勝手にネガティブに捉えすぎていたこと、彼は電話を気軽にかけてもいいという考えであること(私はアポ無しで電話をかけることが失礼だと思う方&出なかったら余計に寂しくなるしの負のループ笑)ということが改めて確認できた。

そして1番の問題は、私自身が不安になると、どこかで彼の愛情を疑ってしまう思考癖があることだ。
事実と感情を切り離して考え、1人でネガティブ思考にならないこと。それが、今の私にとっての課題だと思う。

そのような出来事を受け、これからは、
・LINEの内容や返信ペースは彼の愛情とは本当に関係ない
・電話したいと思ったら色々考えずに電話して話す（その方が関係が円満になる）

上記2つを意識して付き合っていこうと改めて思った。彼の私に対する愛情は変わってない、そしてこれからも変わることはないと信じている。

だから、私も勝手に不安にならず、彼とコミュニケーションをとって、関係性を築いていこうと思う。