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夜空の下の朗読会

たまたま横切った京都の岡崎公園。

どこからともなくアコーディオンを弾くおじさんが現れました。

おじさんの演奏会でも始まるのかな?

公園の芝生に座り込み開演を待ちました。

しばらくすると、アコーディオンおじさんはいなくなり、代わりに男性と女性が1人ずつ現れました。

始まったのはアコーディオンの演奏、ではなく朗読です。

朗読の内容は、岡崎公園のすぐ近くにあるロームシアターを話題にしたちょっとした恋愛話。

今まさにいる場所を話題にしたお話にすごく親近感を感じました。

しばらくすると、朗読は終了し、再びアコーディオンおじさんが現れました。

どうも場所を移動するようです。

アコーディオンおじさんを先頭にみんなゾロゾロと付いて歩きます。

このおじさんは何者…!?

と思いながらおじさんを信じてぼくも後を追いました。

平安神宮の応天門(おうてんもん)前に到着。

ここでも朗読が始まりました。

雰囲気が抜群に良くて、朗読が創り出す空間に入り込んでしまいます。

するとどこからともなくアコーディオンの音色が…!

おじさんは朗読のストーリーに絡んでいる大事な役だったんです。

単なるイベントの先導役かと思ってしまってすみません。。

朗読が終了し、またもや場所を移動。

応天門をくぐり、平安神宮の中に入りました。

すると、ライトアップされた美しい平安神宮が視界に広がりました。

普段、夜の平安神宮には入れません。

ライトアップされる平安神宮はなかなか貴重です。

そんな景色をバックに最後の朗読が始まりました。

アコーディオンおじさんも演奏し続けます。

素敵な空間と素敵なお話に感動しました!

朗読が終わった後に知ったのですが、この朗読会は「OKAZAKI LOOPS」というイベントのプログラムの1つでした。

朗読の読み手さんは、テレビ局のアナウンサーさんとラジオのDJさん。

普段やらない朗読で、ここまで気持ちのこもった朗読が出来るとは、さすが声を使う仕事のプロだなぁと思いました。


OKAZAKI LOOPS は、音楽、アート、ダンス、伝統工芸、地域を体験できるイベントです。

9月4日(日)がイベントの最終日。

残り1日ですが、お時間ある方はお立ち寄りください。

無料のプログラムもあります!

OKAZAKI LOOPS | 京都岡崎音楽祭
http://okazaki-loops.com/

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