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ストレスの先にあるもの~ストレスマネージメントその6

下記の記事で、ストレスを力に変えるステップを記載しました。

これは、大部分が実体験に基づいています。

今回は、自分の体験を踏まえながら記載したいと思います。

0.そもそも何があったのか?

いわゆるパワハラです。

もともとは同僚(先輩)だった人が、立場が変わって、クライアントになったのがきっかけでした。

お互い、相手のことをよく知っていたので、初めは順調でした。

しかし、専門が微妙に違うこともあり、技術面での意思疎通が少しずつできなくなっていきました。(立場が変わって、見ているものが変わった、ということもあります)

元先輩としての熱心な指導と、クライアントとしての要求が混ざり、ゆるやかにヒートアップしていきました。

その結果、徐々に仕事をすることがしんどくなってきました。

そして、いろいろなことに敏感になってきました。

まずは音。少しの音でも驚くようになりました。

そして光。太陽がやたらまぶしく感じるようになりました。

また、ルーティーンが多くなっていきました。階段を下りるときは左足から。この区間は何歩で歩く。通勤中にこの建物を見る、など。

最後は涙もろくなる。テレビや本など、ちょっと感動的なものでもすぐに涙が出るようになりました。

このあたりにきて、やばい、と気づきました。

1.しんどいときはまず逃げる

逃げようと思いました。仕事から降ろしてもらおうと、まずは当時の上司に相談しました。しかし、何もしてくれませんでした。

今にして思えば、切実に相談できていなかったのかもしれません。その上司は当時も今も尊敬&信頼しているので、状況を説明するときも自分が元気な振りをしていたのかもしれません。

なので、次は産業医に相談しました。産業医から上司にフィードバックがあることを期待していました(結果的にはなかったと思いますが)

2.ストレスからプレッシャーを特定する

産業医からは、いろいろアドバイスをいただきました。特に、仕事以外のこともプレッシャーになるとのアドバイスが効きました。

当時、子供が小さいこと、新居を購入したこと、その結果遠距離通勤になったことなど、生活面での変化も大きく、また、初の海外出張もありました。

ストレスの原因は一つではない。身の回りに起きているポジティブなことも含めて全てがプレッシャーとなる。これを信じてみました。

3.プレッシャーのない方向を見つける

家族のことも自分のプレッシャーになっている、と気づいたのですが、そちらに向けて発散するのはいやでした。

仕事も変えてもらえない。家族にも迷惑をかけたくない。

なんでもいいからきっかけが欲しい。

今考えると、そのようにあがいていたのだと思います。

そんな時に出会ったのがファシリテーションでした。

4.プレッシャーのない方向に動いてみる

そこから先については、下記の記事に記載した通りです。

また、動いた結果とは関係ないのですが、上司が変わり、仕事を変えてもらうことができました。

それからは、自分の身の回りに起こったことは、全て何かのきっかけかも、と考えるようにしています。

良かったことも、悪かったことも。

きっかけがあってやってみたことも。

きっかけがあったけどやれなかったことは、やらなかったという事実を。

noteをはじめたことも、あるきっかけがあって始めました。

このまま、定期的に書けるかはわかりませんが、書けたことも、書けなかったことも、その事実を経験としていきます。

下記の記事で、むしろよかったんじゃないか、について書きましたが、まさにその心境です。

この記事が、ストレスで苦しんでいる誰かの、何かのきっかけになることを願っています。

このような体験と、ファシリテーションやカウンセリングの経験、そしてエンジニアとしての知識が融合して、ストレスマネージメントの記事ができました。一連の考えはマガジンも参照下さい。

表紙画像は、子供と遊んでいるときに、ふと見上げた空。なんだか撮らなければ、と思って撮影したものです

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