帰ってくるのが初めてだったという話

転勤から帰ってきて二年ぶりの本社復帰。

懐かしい人との再会などがありつつ、久し振りの実家暮らしが板に付いてきたこの頃。

最近どうも胸焼けがします。

最初は気にしていなかったのですが、さすがに気分を害しはじめたので理由を考えてみました。

タイトルにも書いた通り、僕は今回が初めての逆戻りだったということです。

具体的に説明します。

小学校から中学校に上がるとき、初めて顔を合わせる人もいつつ、基本は仲の良かった人と共に中学校生活を過ごしました。

それから高校へ行き、誰も友達がいない所から始まった高校生活は意外と肌に馴染みました。

そして社会人となり、初めて父と同じくらいの歳の人たちと関わるようになりながらも、その状況が次第に当たり前になっていきました。

その後転勤を経験して二年、再び本社へ帰ってきた今は胸焼けがしています。

要するに、環境を逆戻りさせたことがなかったということです。

環境とともに人格も成長していき、そういえばあの時はあんなことをしていたな、などと笑えるのがむかし懐かしむことの醍醐味だと思うのですが、そのむかし懐かしの環境に再び帰ってきた今、むかしの自分と今の自分を重ね合わせてしまい身の毛がよだちます。

また、起こることの全てが想像通りなこともマイナスに働いていると思います。

多分あの人のしたで仕事を教わり、あの客先とこういうやり取りをしながら、これくらいまで成長出来れば御の字だろう…というところまでが見えてしまうので、面白みが何もないです。

そんな心境だからかは分かりませんが、ここのところはプログラミングの勉強に精が出てます。

これも一種の生存本能なのかもしれないですが。

今後自分がどういう選択をするかは分かりませんが、こういう経験が出来たことは将来に役立つだろうと思います。

とりあえずプログラマー目指して頑張ります。

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