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ピエモンテ州郷土料理フルコース

オンライン料理教室「イタリアのマンマ直伝パスタクラス」、今回は、月に1度の中級レッスン「ピエモンテ州郷土料理フルコース」です!

秋の気配が高まる中、秋の美食の宝庫ピエモンテ州に旅します。

ピエモンテという名の通り、「山の麓」の重厚な料理が並びます。

2時間で前菜からドルチェまで、豊かな食卓をお楽しみ下さい!

ピエモンテ州郷土料理フルコースのメニュー

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💛メニュー💛
前菜 野菜のマリネ「ジャルディニエーラ」
プリモ クルミとキノコのリゾット 
メイン 牛肉の赤ワイン煮込み「ブラザート」
ドルチェ ナッツのビスコッティ「ブルッティ・マ・ブオニ」

前菜 野菜のマリネ「ジャルディニエーラ」

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夏の野菜が終わりを告げる今、冬支度で保存食を作ります。

好きな野菜をスパイスと酢漬けに。

調味料は、酢、水、砂糖、塩だけ。
家庭によって配合が異なるけど、私としては今回のが黄金比。

重厚なお料理が多いピエモンテ州のお料理の中では、酸が効いて良いアクセント。

プリモ キノコとクルミのリゾット

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秋の味覚、ピエモンテらしい一品。

美味しいーーーー、

基本のリゾット、3つのポイントをお伝えします。

セコンド かたまり肉の赤ワイン煮「ブラザート」

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これも、コテコテのピエモンテ料理。

現地では牛肉の脂身の少ない部位を使うことが多いけど、今回はロース肉。

大鍋でコトコトにて、スライスしてサーブ、煮汁をソースにしてかけたら完成。

日曜日のランチって感じ!

しかし、赤ワインの進むこと進むこと。

ドルチェ ナッツのビスコッティ「ブルッティ・マ・ブオニ」

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個人的に、これが超ヒット❣

材料は、ナッツ、砂糖、卵白だけ。グルテンフリー。

これが本当に美味しい。。。止まらず全部食べてしまった。。lol

なんと言っても、お菓子の名前が良い、ひどく毒舌

ブルッティ・マ・ブオニ(Brutti ma buoni)、「醜い、けど、美味しい」

いやー、食べてみると、座布団一枚!って言いたくなります。

ちなみに、イタリア人の名付け、こういう所がありますよね。「スパゲッティ・ポヴェレッラ(貧乏人のスパゲティ)」の話をどこかでしたかもしれないけれど、自虐の裏には絶対的な自信があるのだという気がしますね。「俺たちお金ないけど、こんなに美味しいもの作るんだぜ」、という。

醜いけど美味しい、ピエモンテの郷土菓子にございました。


ちなみに、合わせた赤ワインは、2019年10月、「バルバレスコマラソン」に行った際、完走してゲットした「ランゲ」。

苦しくてもう駄目だと思って止まろうと思った瞬間、目の前に開けたランゲの丘を、私は一生忘れません。

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日本から10人お連れして参加しました。懐かしいですね。
https://ciaobella.tokyo/2019/11/01/piemonte-10-2019/

ビデオレッスン

ビデオレッスンはこちらから。

中級は2時間でえいっとフルコース作るので、ビデオ受講の方は分けて1品ずつゆっくり作っているという声も聞きます。

たしかに、それも良いかも。^^;

次回予告「ロンバルディア州郷土料理フルコース」

次回の中級フルコースレッスンは、ロンバルディア州です〜!✈

💛メニュー💛
前菜 栗と生ハムのアンティパスト
パスタ そば粉の手打ちパスタ「ピッツォッケリ」
メイン 豚肉&ソーセージとキャベツの煮込み「カッスーラ」
ドルチェ ミラノプリン 

なんと言っても、ヴァルテッリーナ名物、そば粉のパスタは必食です。

では、Ciao!

Aoi

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