【乗車体験】雨の蒸気機関車は映える｜SL大樹ふたら 東武鉄道

みなさんこんにちは、ciaotabiです。
東武鉄道で半世紀ぶりに復活したSL列車
「SL大樹ふたら」下今市〜東武日光に乗車しました。
あいにくの大雨でしたが、雨で旅情感も高まり、
大変楽しめましたので記事にしたいと思います。

今回の旅の様子はYouTubeにも投稿しています、
動画もあわせてご視聴ください！
旅の疑問などもコメント欄にてお待ちしています。

今回の乗車記はYouTubeにも投稿しています。
音や迫力、ぜひ映像でもお楽しみください。

浅草・北千住から東武特急でアクセスしやすく、
日光・鬼怒川旅行に組み合わせて手軽に楽しめる
SL大樹の魅力をみなさまにお伝えできればと思います。
また、乗車前の参考にもなれば幸いです。
予約方法やオススメの座席などは後半で紹介します。

旅の雰囲気が伝わりましたら"スキ"で教えてください！
note作成の励みと旅を豊かにするサポートもお受けしています。
ぜひよろしくお願いします。

1.東武鉄道における蒸気機関車の歴史と役割

日光・鬼怒川エリアの地域の観光活力創出と鉄道産業文化遺産の保存と活用を目的にしたSL復活運転。下今市駅構内において旧転車台の遺構が確認されたことから、このプロジェクトが開始されたそう。

復活運転に際し、下今市機関区が誕生

関東最大の路線網をもつ東武鉄道
かつてはSL(蒸気機関車) の運転を行なっていましたが、1966年 東武佐野線(館林〜葛生)の運行を最後に東武鉄道でのSL運転は行われず。
約半世紀ぶりの復活運転に際し、JR・地方鉄道など国内の鉄道会社がSLや客車・設備の貸出・譲渡、乗務員の養成など様々な協力・支援を実施。多くのサポートを受けながら半世紀ぶりにSL大樹が運行されるようになりました。

協力・支援についての掲示

SL・DL(ディーゼル機関車)の運転には私たちが普段利用する電車とは別の運転免許が必要です。復活運転に向けた免許取得においても当初は大井川鐵道などで養成が行われたそう。

2017年 夏 下今市駅～鬼怒川温泉駅で「SL大樹」運行開始
2020年 夏 東武日光駅〜下今市・鬼怒川温泉で「SL大樹ふたら」運行開始

現在は３機の蒸気機関車・２機のディーゼル機関車、2種類の客車で運行
他社ではあまり見かけない、牽引機や客車の組み合わせも楽しめる。

2.SL大樹・SL大樹ふたらとは

下今市駅に到着したSL大樹ふたら

列車名の由来と運行区間

栃木県 日光・鬼怒川エリアでほぼ毎日運行されるSL列車
「大樹」は日光・沿線の名所から想起した列車名
乗車券とSL座席指定券で楽しむことができます。
SL大樹は下今市駅〜鬼怒川温泉駅
SL大樹ふたらは下今市駅〜東武日光駅・鬼怒川温泉駅で運行
　※日によってはディーゼル機関車での運行もあります

基本的にSL(蒸気機関車)＋客車３両＋DL(ディーゼル機関車)で運行

これらの車両が全て譲渡・貸与・復元されたものであることを考えると、東武の並々ならぬ努力と鉄道会社の垣根を越えた取り組みに感慨深いものを感じます。

3.楽しさが増す乗車前のイベント