見出し画像

【海外移住へのキッカケ】#3

Ciao! ローマに短期移住中のセナです!

今日は、私が海外移住を考え始めたキッカケを、お話しようと思います!
少し長いですが、もし留学を考えたり海外移住を検討してる方と共感出来れば思います!


はじまり

海外に興味を持ったきっかけは、小学3年生の夏2週間のオーストラリア留学でした!
初めて親元を離れ、1人でオーストラリアのケアンズにホームステイをし現地の小学校に通いました。
もちろん英語は聞き取れず、「YES」「NO」しか言えませんでした。
ただその時に感じた事は、学校生活が自由でみんながマイペースに授業を受けてる姿でした。
授業中におやつを食べたり、座って先生の話を聞く授業よりもグループで意見を言い合い発表する機会が多かったのを覚えています。

逆にインプットの時間は、自習の様に1人で教科書を読み音読の文化はあまりありませんでした。
自分で読み取り、その後アウトプットし自分の考えを相手に伝える事で、より理解を深めるのが教育方針でした。

私にはその勉強方法があっていた様で、
正しい答えを見つけられなくても自分が理解出来たことを人に伝える事で、共感を得て相手の考えを知り答えを理解する事が出来ました。

日本の授業で、「なんでなんだろう?」となっても授業の途中で聞く事は難しく、聞けるタイミングを待っていると次に進み、質問を忘れてしまって理解したつもりになってる事が多かったです。

私は効率性を求めるタイプなので、参加型の授業を受ける事で必要な知識を得たいと小学生ながら感じていました。

高校留学を決める

14歳の夏、高校進学の進路を考え始めました。
私は小学校から一貫校だったので、そのまま内部進学で仲良い友達と高校生活を送るつもりでした。

そんな時、中学生の時からずっと一緒に過ごしてきた1人の友人から「高校留学する」と突然言われました。
私には全く選択肢にもなかった言葉で驚いたのを覚えいます。

その子をきっかけに、私の進路は一気に広がりました!私も海外で高校生活を送りたい!と突発的に思い始めました。
夏休みの間、高校留学について沢山調べ留学するための英語力があるかテストを受け自分の理想な高校生活が送れるエージェントを選びました。

ここまでは自分の独断で進めて、高校留学への覚悟を決めて情報を集めてから両親に相談しました。
私の本気の覚悟行動力を理解してくれた両親は、留学に対して肯定的でした。

昔から自分で決めた事は、最後までやり遂げる責任を持っている事を両親が一番理解してくれてる感じました!

進路が確定する

夏休みの間に、留学のための願書など全ての準備を終わらせ新学期に担任の先生にに伝えました。
内部成績や推薦状が必要だった為、何度も担任と三者面談を重ねました。

正直当初の成績で、留学は難しいと何度も言われたのを覚えいます。担任の先生からは、日本の成績が良くないのに海外で成功するのは難しいと断言されてました!

悔しかったですが、今まで勉強に対して努力をして来なかった私にはごもっともな意見でした。
それでも、私の意思は固く挑戦したいと押し切りました。

本人の意思とそれを尊重する両親に対して、教員はそれ以上干渉出来なく、英語で推薦状を書いて頂きました。

この時、私は大人の意見は論理的で正論だけど、自分の人生は自分で決めようと強く思いました!!

出発当日

実は留学の事は、家族と先生方以外は出発数日前まで伝えていませんでした
中学3年生の終業日に、ホームルームで担任の先生が「外部進学する人へ」と名前を呼ばれ、クラスのみんなが知った様な感じでした。
私の中には、みんなと進学しない寂しさでお別れるをするのが、嫌だった気持ちから自ら伝える事から逃げていました。

その日に知った友人たちは、出発まで1週間を切っていましたが、アルバムを作ってくれたり送別会をしてくれて、しっかり見送ってくれました!

留学への覚悟は決まっていても、今まで育った環境や友人から離れるのは一番辛い事でした。
ただ、留学前に「お互いに成長して再会しようね!」と言ってくれる友達に囲まれ、友情は財産だと強く感じました。

カナダに着いた

私が留学先に選んだのは、カナダのブリティッシュコロンビア州にあるビクトリアです。
バンクーバーから飛行機で30分ぐらいの、アイランドです。

初めての国で、毎日英語漬けのホームステイで新学期が始まる9月までの5ヶ月語学学校に通いました。
1ヶ月ぐらいで、自分の英語力の無さメンタルの弱さに挫折しました。
3ヶ月過ぎる頃には、ホームシックで日本食が食べたいや学園祭など楽しんでいる友人をインスタで見て、選択を間違えたとも思いました。

それでも自分で決めた選択で、後戻りは出来ないと自分なりにここで生きていく為全力で毎日を充実させる努力をしました!

中々伸びない英語力

新学期が始まるまでに、英語で全ての授業を受ける為には高校生レベルの英語力が必要でした。

実際は、5ヶ月の語学学校で少し聞き取りが出来るようになってビギナークラスから中級レベルに上がったぐらいでした。

この状態で現地校に通い始めました。授業はもちろん、現地の友達の輪に入る事する難しかったです。憧れだった海外での高校生活とはかけ離れた、地獄な留学生活が始まりました!

この時考えてた事は、「あと何ヶ月で日本に帰るか」だけが唯一のモチベーションでした。

留学生活

カナダでの高校生活の記憶は、ほとんどないのが正直です。毎日勉強に覆われ、食べ物はジャンクフードでストレスもあり20キロ増量し、楽しい事よりも辛い時間が圧倒的に長かったです!

卒業した今だから、「あの時はよく頑張った!」なと思えますが、人生で最もメンタルが鍛えられ経験でした。

もし自分の子供が「高校留学をしたい!」と言われたら一旦止め、卒業までの3年間ではなく1年間の交換留学制度を薦めます!
日本の高校に在籍し、高校2年生で1年間の留学が一番良い経験と思い出に残ると思うからです。

日本の中学レベルの英語力専攻得意分野定まっていた状態で、留学してしまうと大学受験の時に学部を決めるのが難しく全ての進路を自分で探さなければなりません。
選択肢は広がりますが、日本の高校教育を受けていない分知識的に偏ります。

あくまでも私の実体験で感じた事ですが、海外留学は思っている以上に難関な事です!

卒業後

高校生活の記憶は「勉強した」のみでしたが、州認定のテストを受け卒業する事が出来ました。

この留学で私は、自信自立を手に入れました。
自信は「なんとかなる精神
自立は精神的なもの生活面においてです。

最後に

海外移住へに至るまでの経緯は、まだまだありますが今までの経験が原動力である事は間違ありません!

沢山の情報がSNSで手に入る時代だからこそ、
私は自分で見た物を信じたく色んな国に短期移住しその国民性を楽しみ、知り移住先を見つけて行きたいと思っています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?