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私がライターになれたのは、情緒不安定になったのがきっかけでした。

私が私であるがゆえの一部分

相手の些細な言動や、今日の出来事を思い出しては一人反省会をしたり、しょっちゅうアップダウンするタイプでした。向かってくる風を器用によけられなくて、真正面から受けてしまう。その反面「小さな事」にも感激するので、感情のふり幅がとっても大きい…!私は私の操縦があんまり上手くないみたい。凪のような、しなやかな強さを手に入れられたらなぁ…。

心がパンクしてしまう出来事が重なる

人間関係に振り回された1年半前はかなりネガティブ繁忙期でした(繁忙期の使い方!)。その頃周りの人になぜか「執着」されることが多くて、色んな人の顔色を見たり気を遣っているうちに、「自分が本当に思っている」ことが分からない=心が迷子の状態に。これは本当にしんどく、いつの間にか情緒不安定になっていました。数週間続くと、人間の頭も心もパンク状態になります…。日常生活をこなすだけで精一杯な中、あるとき、急にプツンと私の中の何かがキレた音がしました。本当に音ってするんですねぇ。。そして、、、


あーーー!!
もう情緒不安定なの飽きた!!!!


落ちるところまで落ちると吹っ切れた

底の底まで落ちたドンっと衝撃を感じた瞬間、急に吹っ切れたのです(笑)。情緒不安定になっているこの時間、何でもいいから仕事したほうがマシ!考える仕事したほうが100倍マシ!!そしてスイッチが入ります。

そうだ!!
ライターの仕事を片っ端から受けてみよう!!


知識も経験もない私に「ライター」なんて夢のまた夢の話。でもこの時、不安も恐れも心配も全てのネガティブの底が尽きたので、怖いことなど何もありません(タフ感がマックス)。

初仕事は、青汁の感想2000字

初めての書く仕事は、「青汁の感想2000字1500円」というもの。自分の文章に対価がつくという経験にものすごく感激した初仕事でした。この青汁案件がステップとなり、「もっと文章を書くお仕事をしたい!」という気持ちがムクムク湧いてきました。その後応募しては落選を繰り返しましたが、ほどなく今の担当編集者さんが声を掛けて下さり、テストに合格してライターデビューすることになったのです。実体験を100分の1にしたくらいギュッと簡潔に書いたのですが、実際はものすごく不思議な体験と運が重なって、私は今ここにいます(笑)


ネガティブだって偉大なチカラになる

私が経験して感じたこと、それはネガティブだって偉大なチカラになるということ。どんな感情だって、自分の一部であり、のちに大きく化けることがある。辛いこともしんどいことも最後には全て回収して、私の糧にするよ!。そんなハングリーな一面を見つけたことも、驚きと共に希望の芽になりました。

それに、辛さや喪失感、悲しみを経験したからこそ書ける文章があると思っています。

仕事で書くときに心がけていること。それは読者さんが、私の記事を読んでいるその瞬間だけでも、気持ちがふわっと軽くなってくれたら、一歩前に進んでみようか、そんなきっかけになればいいな、その想いを文章に丸ごと込めて願っているのです。

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