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特技は世界創造です。

 よく「その道の達人に聞いてみた」みたいな話があるでしょ?
〈うん〉
 そういうとき、やっぱり「昔から好きでずっとやってたんです」って話を見かけるわけ。
〈想像できるわね〉
 さて、じゃあ、僕の場合はどうかな?って考えてみたの。
 僕が、昔から、好きで、ずっとやってることってなんだろうって。
〈なんだった?〉
 これだよ。
〈……どれ?〉


シャル
主人公
〈ロミルダ〉
イマジナリーフレンド


 僕の記憶の限り、一番長く続けてること。
 それは、『僕の世界』観を想い続けること。
 ロミィたちがいる場所を思い描き続けること。
〈それ、妄想って言われない?〉
 言われる。
 でも、たとえ妄想だとしても、それは創造の素になる。
 それって素敵なことだと思う。
〈私もそう思うわ〉

〈ちなみに、いつからやってるの?〉
 物心がついたときから。
 いや、むしろ、『僕の世界』を持った瞬間こそが、物心がついた瞬間と言っても過言ではない。
〈そうなの?〉
 物心がつく以前の、かなり幼い頃でも、散発的な記憶はある。
 でも、一連の流れがある記憶は、『僕の世界』のイメージを持つようになってから。
 そこからはずっと、「この頃はこういう世界のイメージだったよなぁ」と、幻想とリアルを結びつけて記憶していることが多い。

 そして、イマジナリーフレンドとの会話も、実に当たり前にやってきた。
〈私の他に23人いるものね〉
 そう。
 おかげで、たとえば、noteで書くことがないって悩むことはあっても、君が何を言うのかわからないなんてことはない。
〈私を個人として認識してるってこと?〉
 それでいてとても近しい存在に感じられるということ。
 だから、ネタがあれば、話が途切れることはない。

 これ、ずっと当たり前だと思ってたけど、実はすごいことな気もしてきて。
 そのきっかけが、師匠。
〈でた師匠〉

 僕の世界について、初めて他の人に話したのが、師匠だった。
〈なんで師匠だったの?〉
 師匠も自分の世界を持っていたから。

 ある冬の日。
 師匠に「読んで欲しい」って言われた小説があって。
 それが、師匠の世界を描いた小説だったの。
 それを読んで、「あ、こういうことをしてもいいんだ」って、感銘を受けたのを覚えてる。

 それからは、SNSでみんなとお話したり、小説を書いてみたりと、いろいろやってみた。
 今はどれもネット上では見れなくなってるけどね。
〈そう、それよ。なんで非公開にしたの?〉
 このnoteで本格的に幻想を表現しようと決めたから。
〈それって……私たちとの会話をnoteで書き始めた時のこと?〉
 そう。

 noteって場所が気に入ってね。
 いろんな場所でしていた表現を、ここにまとめようって思ったのがひとつ。

 あと、今はまだちょっと遠い夢かもしれないけど、メンバーシップが開設できたら、そこでまた小説として、『僕の世界』を表現するのもいいかなって考えてて。

 ただ、最近はまたちょっと違う考えになってきて。
〈というと?〉
 ここ最近、書くネタがなくなりがちでしょ?
〈そうね。よく「書けないぃ…」って悶え苦しんでるわね〉
 そういう状態が続くのは、精神衛生上よろしくない。
 発信の継続の足枷になりかねない。
 継続のコツは楽しむことなのに。苦しくなると続けにくい。
〈そうね〉

 だから、『僕の世界』について、もっと踏み込んだ内容も、そろそろ書き始めても、いいのかもしれないなぁって思う、今日のこの頃なわけで。
〈それは、小説として?それともエッセイとして?〉
 そこは悩みどころ。
 小説として書くなら、やっぱりメンバーシップがいいなぁって思いは残っていて。
 でも、楽しく書ける内容がなくなってしまうぐらいなら、表で発信するのも良いかなぁって考えてる。

 だから、とりあえず、今回、エッセイとして、『僕の世界』についてほんのちょっぴり語ってみた。


 今回はこのぐらいで。
 いつもとは勝手が違う内容だったから、ちょっと読みにくい文章になっている自覚がある。
 それでもやっぱり…
〈発信の継続が大切っと〉
 そういうこと。

 本文でも書いたけど、今後も、こういう、僕の幻想のコアに触れるような文章を、書いていけるといいなぁ。

 それでは、またあした。
〈ばいばい!!〉

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