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随筆が僕の居場所?ほんとに?

 noteが、か、書けない…。
〈よくあることよ〉
 そうなんだけど…。
 今回は「これでいいのか…?」感が強くて。
〈これってなに?〉
 僕の創作は随筆でいいのかって。


シャル
主人公
〈ロミルダ〉
妖精


 こんな話を聞いたことがある。
 どこで誰から聞いたのかも、そもそも本当の話かどうかもわからない。
 ただ、言ってることは理解できて、今も覚えてる話。
〈どんな話?〉
 とある編集さんの話。

 小説の賞に応募してくる人は、小説好き以外の人も多く応募してくるから、的はずれなものが多い。
 でも、ライトノベルの賞に応募してくる人は、みんなライトノベル好きで、よく読んでる人が多いから、ちゃんとライトノベルらしい作品が送られてくる。

〈好きこそものの上手なれってこと?〉
 そうだね。そんな感じ。

 ここで思う。
 僕は「随筆」というジャンルが本当に好きなのだろうか。

 僕がこのnoteで書いていることは、形式は多少特殊なれど、僕自身が感じて考えたことをそのままノンフィクションで書いてる。
〈私の存在もノンフィクションでしょ?〉
 さあて、それを信じてくれる人がどれほどいるか…。

 とにかく、このことから、一応、随筆の範疇に収まるものとして、「随筆を書いてる」ってずっと言ってる。
 けど……随筆が本当に好きなのかな?

〈書き続けてるってことは、好きなんじゃないの?〉
 たしかに、そう言うこともできそう。

 ただ、ひとつ。
 僕は、他の人の随筆を滅多に読まない。

 だから、随筆という世界において、手本も、指標も、目標もない。
 どこに向かえばいいのか、どこに向かいたいのか、わからない。

 ここまで気づいたときにさ、「ここは僕の居場所じゃないのかな」って思っちゃって。

〈うーーーーん……たしかに、そう思っちゃうのも仕方ないのかな……?〉
 でしょう?

〈でも、私は、やっぱり随筆を書き続ける意味はあると思う〉

〈ここが居場所じゃないって思うこともあるかもしれない〉
〈自信も意欲も枯れ果てちゃうことがあるかもしれない〉
〈もっと自分に合った表現方法が見つかるかもしれない〉

〈でも、それが見つかるその時まで、このnoteを続ける意味はあると思うな〉

 どうして?
〈だって、言葉は、あらゆる創作の素になると思うから〉

〈漫画やアニメにも台詞がある。音楽にも詩がある。写真や絵画にもタイトルや解説がある〉
〈どんな創作をするにしても、言葉の力は何かの役に立つと思うの〉
〈そして、随筆は、その基礎固めになると思えばいいんじゃないかな〉

〈そう考えれば、随筆を続けることの価値を、少しは信じられると思う〉


 今回はこのぐらいで。
 か、書けた…。
〈そうね。書けたね〉
 ありがとう…。
〈どしたの?あらたまって〉

 いや、ほんと、綱渡りしてるみたいな感じがして。
〈綱渡り?〉
 ギリギリで更新していて、いつ落ちてもおかしくないような感覚ってこと。
 そういうときって、心細くなるからさ…。
〈私がいて、助かった?〉
 もちろん。
〈そっか。だったら、私もうれしいな〉

 それでは、またあした。
〈ばいばい!!〉

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