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『高評価よろしく』って効果ある…?

本文:僕。反応が欲しい。反応が多いと嬉しくて倒れるほど。
「」:精霊さん。反応のあるなしより主人公の体調が気がかり。
〈〉:妖精ちゃん。反応のあるなしより主人公の気力が気がかり。


決め台詞用画像を作ったよ

 この前、『YouTubeとかでよく見る『フォローしてね!』って言う決め台詞』をnote用に作ってみようってつぶやいたよね。

「そうでしたね」
 さっそく作ってみたよ!

YouTubeとかでよく見る『フォローしてね!』って言う決め台詞をnote用に作ったやつ

〈……なんで画像データなの?〉
 いろいろ理由はあるんだけど、一番大きいのは『本文との差別化』。
「最初は本文と同じテキストにする予定でしたよね」
 でもそれだと、どうも本文が続いちゃってるように見えて、気になって気になって。
〈終わり方、大事にしてるもんね〉
 だから、記事はここまでですよ~、これはお知らせですよ~ってわかりやすく差別化するために、画像データにしてみたの。

 そして作ってみると、他にもメリットがたくさんあって。
 まず見やすい。
「PCでもスマホでも、そんなに小さな字になりませんからね」
 そしてデザインの統一感が良い。
〈あー、サムネイルも同じ背景に同じフォントだっけ〉
 そして設置が楽。
〈画像をぽんと置くだけだもんね〉
 そう。だから、かなり満足してる。うん。

「ですが、画像データだと、記事が重くなりませんか?」
 そ~れ~は~……そう。
 でもまあ、さすがに、この時代、画像ひとつぐらいで、表示時間が劇的に遅くなるようなことは、あまり、ない、と、いいなぁ、って、思ってる。

〈そういえば、つぶやきでも言ってたけど、これ、効果あるのかな?〉
 あれからいろいろ考えたんだけど……高評価、つまりnoteで言う『スキ』には一定の効果があるんじゃないかなぁって思ってる。
〈ほう?〉

高評価(スキ)に効果ある?

 いろんなデータとか、そういうのを参考にして考えるのも格好いいんだけど、今回は僕の『見る側としての経験』から考えてみた。
 たとえば、僕はYouTubeが好きでね。『チャンネル登録・高評価・コメント、サブチャンやTwitterのフォローもよろしく!通知もONにしてね!』みたいな決め台詞を見て、自分が高評価するかどうかに影響があるか考えてみた。
〈そこnoteじゃないんだ〉
 『見る側としての経験』が多いのはYouTubeだからね。

 まず、どんな動画を高評価するのかなんだけど、それは…。
〈それは?〉
 気に入った動画に高評価する!
〈当たり前じゃん!!〉

 まあ、そうなんだよね。
 でも、ここからが大事。

 僕は『高評価ボタン』の存在をよく忘れてる。
〈そうなの?〉
 見終わったら、次の動画見たいじゃん。
「高評価って、間違いなくひと手間ですし」
 そう。でも、ここで、決め台詞よ。
 『あ、そうか、高評価ボタンがあるな』って、思い出す。
 そして、『高評価しようかどうか、一瞬でも考える』。
〈あ、その一瞬が大切なんだ!〉
 まさに。
「高評価するしないの判断以前に、高評価機能の存在を思い出させる効果があるということですね」
 そして『なかなか面白かったから高評価してあげよう』とか『うーん……高評価するほどじゃあないかな……』って考えてもらうことが増える。
〈結果として、全体の高評価の量が上がる?〉
 可能性がある。
〈可能性なんだね〉
 やっぱり、ほら、最終的にはコンテンツの良さがないとね。うん。

フォローに効果ある?

〈さっき、『高評価(スキ)には効果がありそう』って言ってたけど、今回作った決め台詞には他にもフォロー、コメント、シェアが書いてあるよね。これは?〉
 これもあくまで、僕個人の、見る側としての経験則なんだけど。

 たとえば、フォロー。
 僕は、いつフォローするのかって話。

 ずばり、何度も見かけたとき。
〈どこで?〉
 よく、SNSとかでは、『おすすめ作品』が並んでる場所があるでしょ?
 これってnoteにもある。フォローしてるわけじゃないけど、視聴履歴とかから、サイトがおすすめしてくるやつ。
〈うん、あるね〉
 そういうところで、何回も見かけるようになると、『この人は僕に合う面白いコンテンツを継続的に発信しているのでは?』って思う。
 それがしばらく続いて、フォローしよう!ってなる。

〈あれ?それだと、『フォローしてね』って決め台詞は?〉
 あまり……関係ないかもしれない……。
 フォローしてね!って言われてフォローするほどフォローは軽くない。

「その考え方でいくと、フォロー数を増やす方法はシンプルですね」
 そう。とにかく発信を増やすこと。
〈発信が多くなるとおすすめに表示される可能性も増える、と〉
「たしか、『ザイオンス効果』でしたっけ」
 あー、そうそう。そういう心理学用語があった気がする。何回も接触すると気になってくるってやつ。

 ついでに『あ、この人の発信は前にも見たな』って強く覚えてもらえると、効果的だと思う。
〈もしかして、サムネイルのデザインが統一されてるのってそういうこと?〉
 あー、バレた。そうだよ。わかりやすい色と文字と統一感。
 他にもサムネにはいろいろこだわりがあるけど、それはまた別の機会に話そうか。

コメントに効果ある?

〈じゃあ、次は……コメントは?〉
 わかんない。
〈わかんない???〉

 コメントは………したことないからなぁ………………。
 『コメントしてね!』って言われようが言われまいが、したことがない。
「だから、コメントする人の心理がわからない、と」
 ぜひコメントで教えてください。
〈コメントする人の心理をコメントで求めるの、なんか面白い〉

「せっかくですし、もう少し深掘りしましょうか」
 え、どうやって?
「なぜ、コメントをしないのか。考えたことありますか?」
 …………なるほど、逆に考えるとはこういうことか。

 恥ずかしい、からかな。
 どうせ読まれないって考えてしまうこともある。
 失礼なこと言っちゃいそうって不安にもなる。
 場の雰囲気を壊しそうって遠慮しちゃう。

「ハードルが高いですね、コメント」
〈だったら、このハードルを超えてもらうための何かを用意すればいいんじゃないの?〉
 うーん……できることと言えば……『コメントを待ってます!』ってちゃんと伝えて、安心感を作ることぐらいかな……?
〈あっ!それこそ決め台詞じゃん!〉
 あーっ!たしかに!
「では、『コメントしてね』という決め台詞には効果があると」
 そんな気がしてきたぞ…?

シェアに効果ある?

〈あとはシェアね。どんなときシェアするの?〉
 めっっっっちゃ面白かったとき。
 そして、みんなに広めてぇってなったとき。
「つまり、『シェアしてね』という決め台詞は?」
 正直、あまり影響を感じない。
 コンテンツが面白いかどうか、それだけが判断基準だから。

 でも、やっぱり、『シェアするかどうか』という判断を思い出させるという点で、決め台詞には一定の効果がある……かもしれない。
〈かもしれない〉
「高評価(スキ)と同じ原理ですね」

 ただ、シェアは、高評価(スキ)よりかなりハードルが高い。
〈なんで?〉
 『シェアする責任』を感じるから。

 シェアするということは、自分を見てくれてる人たちの目に触れさせるということ。
 本当に、それだけの価値があるのか。
 むしろ、嫌な気分にさせたりしないか。
 そういうことを考えちゃう。

「良いメディア・リテラシーですね」
 そう、これは大切なこと。
〈でも、その結果シェアが難しくなる〉
 そうなんだよねぇ…。

 でも、世に広めるという点では、シェアが一番効果があると思う。
 バズるってのは、シェアによる連鎖反応から生まれるものだから。
〈でもコントロールできないよね〉
 うん。シェアしてくれるかどうかは、読者さんやリスナーさんに委ねられてるから。
「ボクたちにできることは…」
 決め台詞を忘れないことぐらいだねぇ…。

おわりに

〈結局、決め台詞に効果はあるのかな〉
 高評価(スキ)、コメント、シェアに対しては、ないよりはあった方が良いことがある気がする、って感じかな。

 あ、でも、画像を作ってて楽しかったから、それは良かったと思う。
 『なんかSNSっぽいことしてる!』って興奮した。
「それは何よりです」

 あと僕らにできることは、継続してたくさん記事を作ることだけ。
 いろんな人に何回も見かけてもらえるように、そして、フォローしてくれる人が増えるように。
〈反応があってもなくてもね〉
 あ、前に言われたやつだ。

〈覚えててくれたの?〉
 さすがにね。
〈もう忘れない?〉
 …………自信ない。
〈仕方ないなぁ〉
 また忘れてたら、思い出させてね。
〈ん、わかった。まかせて〉


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